1月9日(日) 奈良工業高専76−17久留米工業高専 全国高専大会 決勝
レフリー:山本篤志(日本協会A)
アシスタントレフリー:下田紘朗(関西協会) / 椿原歩(関西協会) / 辻宏伸(関西協会)
奈良工業高専 | 久留米工業高専 | |||
76 | FULL TIME | 17 | ||
33 | 前半 | 7 | ||
43 | 後半 | 10 | ||
詳細(日本協会公式) |
マッチレポート
登録メンバー23名ながら、よく鍛えられた個々が、与えられた役
風下の奈良高専先蹴で始まったゲームは、序盤より積極的なアタッ
6分、カウンターアタックから奈良FB15市原が深く切り込み、
10分、奈良がラインアウトからモールを押し込みトライ。12-
右展開からSO10山本がゴール前に絶妙なパント、WTB14福
慌てない奈良は、ここから縦に持ちこむ忠実なプレーを続け、16
後半も攻撃の手を緩めない奈良は、7トライを重ね最終スコア76
今大会は、ノーシードながら地力に勢いを重ねた久留米の健闘が光
神戸市立、仙台名取が、部員数の減も相俟って初戦敗退するなど、
(廣島 治)
会見レポート
久留米工業高専
松島宏典監督
1回戦からタフな試合が続いたのですがよくここまで勝ち上がって
柿野航輝キャプテン
キャプテンになって一年間全国優勝を目指してやってきました。自
・この大会を通してチームとしてどこが成長したと思うか?
松島監督
ポイントは1回戦の仙台名取に勝ったことで、チームが上昇志向に
・ノーシードで1試合多かったのは影響したか?
松島監督
後半に失速したので、やはり影響はあったのかと思います。
・奈良との一番の違いは?
松島監督
やはり接点ですね、ファーストタックルで倒しきれなかったところ
柿野キャプテン
接点とフィジカルです。
・これまで相手チームをノートライで押さえてきた奈良に対して3
松島監督
チームとして強みが出たところで3トライとれました、よく頑張っ
奈良工業高専
森 弘暢監督
今日の試合で選手たちに伝えていたことは、接点、コンタクトシュ
コンタクトに勝てば持ち味であるボールの展開力が生きてくるだろ
甲元蓮羽キャプテン
久留米高専さんは勢いがあったので、自分たちはひたむきに自分た
・決勝戦での大会史上最多得点ですが
森監督
うちはFWで崩してバックスで仕留めるというスタイルを追求して
・FWの集散も非常に早かったが
森監督
近畿予選での課題がFWの集散だったので、そこを全国大会の課題
うちはウェイトリーダーをチームに設けて、彼が1年間を通してフ
・2試合ノートライに押さえていたが、今日は3トライとられたこ
森監督
久留米さんは11番14番と非常にいいランナーがいるので、その
・4連覇に対するプレッシャーは?
森監督
学生スポーツは毎年チームがかわり、1年1年が勝負なので連覇は
・今日のベストのトライは?
森監督
最後から2つ目の2番のトライですね。この10年くらいうちのチ
・キャプテン、最後に泣いていましたが?
甲元キャプテン
自分自身、話すことも上手くない、プレーも上手くないので監督や
・このチームの特徴は?
森監督
最上級生の5年生が多いので、経験値を下級生に伝えることができ
・来年にむけて
森監督
うちに限らず高専ラグビーの良いところは、「ひたむきさ」なので
(北畑幸二)