結果
日程
1回戦 1月4日(金)
2回戦 1月5日(土)
準決勝 1月7日(月)
決勝 1月9日(水)
(※入場無料)
戦評
1月4日
岐阜高専vs弓削高専
前半は両チームとも、素早いディフェンスで一進一退の攻防を続けたが、終了間際に弓削がターンオーバーから連続でフェーズを重ね続けて、最後は⑩が40mを走り切りトライする。
後半、岐阜が相手ゴール前までFWを中心に攻め込むも、弓削が必死のタックルで凌ぎ切る。直後に弓削が自陣からライン攻撃を仕掛けるも、岐阜が素晴らしいタックルから反撃して⑤がトライをして逆転する。その後も岐阜は⑭、⑫がトライして突き放した。
函館高専vs津山高専
前半は両チームとも個々の突破はあるものの、ボールがうまくつながらなかったが、13分に津山⑪がトライしてから勢いがつき、⑩⑦⑥と続けてトライして前半を終了する。
後半に入っても津山の勢いは止まらず、⑧、⑧、⑩、⑨とトライを重ねる。函館も20分過ぎから、相手ゴール前でFWを中心に攻め込むが、あと一歩のところで津山が凌ぎ切り、逆に津山⑥がトライして突き放した。
1月5日
神戸市立高専vs久留米高専
前半開始から神戸がボールを大きく速く、そして積極的に動かしてトライを重ねた。FWのシェイプから上手くデコイを使ってのBKラインアタックに対して、久留米は対応が遅れてゲインを大きく取られ、ゲインされては反則を犯して、なかなか攻撃チャンスを得ることができなかった。
久留米は数少ないチャンスをNo.8を中心に反撃を試みたが、ミスでボールを失う場面が多く見られた。試合終了間際にはハイパントのボールを再獲得し、そこからボールを動かしてフェーズを重ねて神戸ゴール前まで攻め込んだが、あと一歩のところでトライを奪うことはできなかった。試合の最後に、これまで練習してきた久留米らしさを見せることはできたが、得点を奪うことができなかった。
岐阜高専vs佐世保高専
前半は体格で勝る岐阜FWが積極的にアタックを仕掛けるも、佐世保の素早いディフェンスにより、徐々にプレッシャーをかけられ、ペースをつかめぬまま、失点を重ねた。後半に入っても佐世保の運動量は衰えず、随所にキックを使い、またディフェンスにおいては鋭い出足でターンオーバーを繰り返した。試合終盤においても、攻撃の手を緩めず、岐阜を無得点に抑えた。
奈良高専vs津山高専
お互いにリアクションが速く、目まぐるしく攻守の切り替えに富む非常にスピーディーなゲームとなった。少しのミスが命取りになる緊迫した時間が過ぎていった。試合が動いたのは前半10分、津山がPGで先制すると、すぐに奈良は相手陣でラックを連取してインゴールへ蹴り込み、それを押さえてトライを返した。その後はお互いに好プレーの応酬で息詰まる展開となったが、前半の終わりに奈良が立て続けにトライを奪い点差を広げた。 後半に入ると津山のタックルが甘くなり数的有利を活かして奈良がトライを重ねて点差をさらに広げた。津山は連戦の疲れとボールを大きく動かす奈良のアタックに走らされて足が止まり、後半はチームカラーである継続プレーができなかった。
仙台高専vs秋田高専
序盤は互角で推移するも、前半10分くらいからバックスの展開力が若干勝っていた仙台が、終盤には大味なところも見られたが、得点機会を確実にものにし、また粘り強いディフェンスで秋田に得点を許さずリードして前半を終えた。後半に入り秋田も素早い展開から、走力のあるバックスにボールを集め、果敢に攻撃したが、仙台の粘り強く前に出るディフェンスに手を焼き、2T1Gに押さえられた。
1月7日
神戸市立高専vs佐世保高専
強力フォワードと展開力で上回る神戸が、前半試合の主導権を握るが、佐世保も間隙を突いたターンオーバーや、キックパスを駆使して得点を上げる。後半も終始神戸ペースと思われたが、佐世保⑮の独走トライや、終了間際には、キックからのトライなどで2トライを上げた佐世保であったが、神戸の総合力が逃げ切る形となった。
奈良高専vs仙台高専
奈良はフォワードにも走力があり、前半には前に出続けてトライを量産する。仙台は懸命のタックルと、キックでのエリアマネージメントにより挽回を期するが、奈良のプレッシャーの前になす術がない。後半には展開からなんとか1トライを奪う。奈良はペナルティがひとつもないクリーンなラグビーで準決勝を制した。
1月9日
神戸市立高専vs奈良高専
マッチレポート
会場
奈良・天理親里競技場