トップリーグ 第13節
Honda VS. NTTコム
2016年12月24日(土) 14:00キックオフ グラウンド:パロマ瑞穂ラグビー場 | ||||
Honda | NTTコム | |||
3 | FULL TIME | 40 | ||
3 | 前半 | 19 | ||
0 | 後半 | 21 | ||
詳細 (TL公式) |
マッチレポート
暖かな冬の陽射しの下、HEATのキックオフで試合開始。
キックオフ直後のスクラムのペナルティーから、HEATは確実にPGを決めて先制する。しかしその後は、シャインイングアークスがボールを支配する時間が長くなる。
前半10分、シャインイングアークスは相手陣22m付近のラインアウトから連続攻撃を仕掛けと、HEATのタックルが甘くなり、⑥ラボーニがトライ(ゴール成功)し、3-7と逆転に成功する。
さらに前半17分、HEATボールのラインアウトのこぼれ球をつないで、最後は⑫エルトンがトライ(ゴール成功)し、点差を広げる。
ここからさらに、シャインイングアークスはグラウンドを大きく使い、ボールを動かし続けるラグビーを展開する。
その結果,次第にHEATのディフェンスが遅れ、タックルも甘くなってくる。そして、後半31分、シャインイングアークスはマイボールラインアウトからボールを動かし、最後は⑩小倉がトライし、3−19とリードを広げ、そのまま前半終了。
後半、開始直後からシャインイングアークスがHEATを自陣に釘付けにする。そして、後半8分と15分に、相手陣ゴール前5mのスクラムから㉑西橋(ゴール成功)・⑦金(ゴール成功)がそれぞれトライをあげ、着実にリードを広げ、3-33とする。
その後、後半20分の⑤鶴谷のトライ(ゴール成功)、3-40とシャインイングアークスは勝利を確実なものにしたが、20分以降は決定的なチャンスが何度もありながらミスで得点を奪えず、課題が残る試合でもあった。
記者会見ダイジェスト
Honda HEAT
藤本知明 ヘッドコーチ
前半から自分たちのラグビーが全くできなかった。次の試合までにたてなおしたいと思う。
小西キャプテン
アタックに継続性がなかった。ディフェンスは悪くはなかったがディフェンスをしていた時間が長すぎた。
–次戦への抱負は?
藤本HC
勝たないと降格になるのでメンタルから強化していきたい。
小西キャプテン
次の試合でシーズン中に積み重ねたものを全て出し、HEATらしいプレーをしたい。
NTTコミュニケーションズ シャインイングアークス
ロブ・ペニー ヘッドコーチ
勝ちを嬉しく思う。挑戦することを、大切に勢いを失わないようにしたい。
金キャプテン
勝てたことを嬉しく思う。体を張ったプレーを誇りに思う。今後はメンタル面に焦点を当てて頑張りたい。
–ハーフタイムにどんなことを話したか?
ロブ・ペニーHC
プレーの正確性や、ブレイクダウンの精度を上げることと、勢いを失うことのないよう集中することを話した。
金キャプテン
シンプルなところに立ち返って落ち着いてプレーしようということを意識した。
–マンオブザマッチを獲得したことについて?
金キャプテン
自分一人のものではなくチーム全体で獲ったマンオブザマッチだと思う。
–次戦への抱負は?
ロブ・ペニーHC
休みの間コンディションを整えてエキサイトなラグビーを見せたい。また、5位以上を狙えるようなチームに変わりたい。
(文責:早坂一成 那須潤之介 榎田哲也)