10月15日(日) 天理大学 vs 立命館大学

メンバー表 マッチレポート フォトギャラリー

入場者数:1540人 天候:晴れ/弱風
レフリー:水谷 元紀(関西協会)
アシスタントレフリー:金城 学(関西協会) / 田村 智章(関西協会) / 松岡 実(関西協会)
天理大学 立命館大学
68 FULL TIME 0
14 前半 0
54 後半 0
勝点
5-0
詳細(PDF)

メンバー表(48時間前)

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天理大学
監督小松 節夫
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR富田 凌仁4170105小浜第二中→若狭東
2HO寺西 翔生317095東生野中→常翔学園
3PR松野 楓舞3167100北条南中→松山聖陵
4LO岡崎 慶喜218096市立第四中→石見智翠館
5LO渡邉 完徒3182100前橋RS→明和県央
6FL鄭 兆毅4186107正徳中→竹圍
7FL川越 功喜117886東生野中→天理
8NO.8パトリック・ヴァカタ3189115トンガカレッジアテレ→日本航空石川
SH北條 拓郎417278南信州JrRS→天理
10SO筒口 允之317081長崎RS→長崎南山
11WTB藤原 竜之丞316872ノーサイドRS→日本航空石川
12CTB上ノ坊 駿介218386三田RCJ→石見智翠館
13CTB和田 雄翔117586四日市JRFC→四日市工業
14WTB弘田 士道116874伏見CJ→京都工学院
15FBフィリモネ・サイア118190トゥポウカレッジ→青森山田
16Re.稲嶺 翔太217097大正北→石見智翠館
17Re.宮田 悠暉4175103広島大学附属東雲中→広島工業
18Re.井上 魁1174107広島ラガーJRS→松山聖陵
19Re.堀北 和久417695アパッチJr→天理
20Re.貴島 健太朗317695上宮太子中→上宮太子
21Re.高岸 尚正416873城東中→常翔学園
22Re.マナセ・ハビリ4175101トゥポウカレッジ→高知中央
23Re.中村 仁117077明石JRS→松山聖陵
立命館大学
HC鬼束 竜太
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR大西 馨汰4164100静岡聖光学院中→静岡聖光学院
2HO安部 薫平4171100東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星
3PR前川 和輝4169105亀岡中→天理
4LO本郷 正人317798春日井RS→中部大春日丘
5LO宮城 雄真4187111瀬田北中→京都成章
6FL吉川 大智118396淀中→関大北陽
7FL榎本 匡志2180101上小阪中→大阪桐蔭
8NO.8島 正輝2181105大分RS→大分舞鶴
9SH北村 瞬太郎416879横浜RS→國學院栃木
SO森 駿太417184かしいヤングラガーズ→東福岡
11WTB三浦 遼太郎118289北海道バーバリアンズjr→立命館慶祥
12CTB中村 颯汰217081吹田RS→大阪桐蔭
13CTB江川 剛人418485吹田RS→桐蔭学園
14WTB御池 蓮二217383西陵中→東海大大阪仰星
15FB箕部 央一217682茗渓学園中→茗渓学園
16Re.大本 峻士2173103菫中→常翔学園
17Re.橋本 凌1176102芦屋RS→報徳学園
18Re.甲斐 匠馬2182112筑紫丘ラグビーJrRS→東福岡
19Re.服部 峻4177100東海大大阪仰星中→東福岡
20Re.小山 虎汰朗218197伏見中→京都成章
21Re.福本 颯翔316673東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星
22Re.有吉 健417693鞘ヶ谷RS→東福岡
23Re.吉本 匠希418386文の里中→常翔学園

マッチレポート

前年度下位校相手とはいえ3連勝と徐々に調子を上げてきている天理大学、前年度上位校相手に1勝2敗とはいえ前節には京都産業大学に最後まで食い下がった立命館大学。この一戦、どのような展開になるのであろうか。

天理大のキックオフでスタート。
開始5分、立命大が敵陣ゴール前に迫り、得意のラインアウトモールの機会を2回得るが、それぞれ天理大のモールデイフェンスに阻まれる。
その後すぐに、ファーストスクラムが組まれるが、天理大が圧力をかけ立命大のコラプシングの反則でペナルティーを得る。
14分、今度は天理大が敵陣ゴール前で、5Mスクラムの機会を得る。ファースト同様に圧力をかけ、押し切ってスクラムトライ(NO8⑧パトリック・ヴァカタ)、GKはSO⑩筒口允之が低い弾道でしっかり決めて先制する。(7-0)
中盤は両チームともキックを多用し、エリアで優位に立つ展開に持ち込みたいがスコアに繋がらない時間帯が続く。
終盤32分、天理大はゴール前5Mスクラムを得る。今度は押し切れないが立命大FWに十分に圧力をかけ封じ込める。一旦SH⑨北條拓郎がサイドに持ち出し、ボールをピックした⑧ヴァカタが力づくでゴールラインを割りタッチダウン(GK成功)、リードを広げる。(14-0)
このままスコアは動かず、前半が終わる。

後半は14点ビハインドの立命大キックでリスタート。
後半のファーストスクラムも天理大が圧力をかけ、立命大のコラプシングの反則でペナルティーを得る。そこからタッチに蹴りだし、ラインアウトでもモールで圧力をかけ、また立命大がコラプシングの反則を繰り返す。
8分、天理大はゴール前5Mラインアウト、FW8人がまとまって押し、HO②寺西翔生がトライ(GK成功)。(21-0)
15分にも、天理大はゴール前5Mラインアウトから、今度はFWが近場を攻めて最後はPR③松野楓舞がトライ(GK成功)で引き離す。(28-0)
立命大はFWで圧力をかけられ、4本のトライとゴールで、集中力が保てなくなってしまったか。この後は、天理大はBKも絡めたトライラッシュで19分WTB⑪藤原竜之丞、26分⑧ヴァカタ、27分⑨北條(ここまでGKすべて成功)。
32分はHO⑯稲嶺翔太、37分にはSH㉑高岸尚正(SO㉓中村仁GK成功)、最後は42分⑪藤原のトライ(GK成功)で10トライと立命大を寄せ付けず、今シーズン初めての完封勝利の4連勝(勝点19)でリーグ後半戦(前年度上位校との対戦)に向かう。(68-0)

両チームには、この得点差ほど力の差があるとは思えないが、FW(とりわけスクラム)で圧力をかけ続けた天理大が、後半中盤以降の立命大の戦意を断ち切ったという結果になった。

POMには、天理大SO⑩筒口允之が選出された。GK(7/7)は見事であった。

会見レポート

立命館大学
鬼束 竜太ヘッドコーチ
正直に言ってこの点数は受け入れられないというか、いろんな歯車がかみ合わず、「何からしゃべっていいか」というところです、ただここまで差が開くほど弱いとは思っていませんので、敗因をしっかり分析して修正し、次の試合まで2週間ありますので割り切って、残り3試合を選手権出場に向けて全力で戦います。

森 駿太 キャプテン
前半はアタックする時間も短い中でキックを使いながら2トライの失点に抑えることが出来たのですが、後半に関しては整理がついていないのですが、決してスイッチが切れたわけではないのですが、やりたかったことがうまくできなかったです、修正して選手権に向けて1試合ごとに確実に勝っていきたいと思います。

・前半は規律の部分で苦戦しているように見えたが?
鬼束ヘッドコーチ
前節の京都産業大学さんや天理大学さんはスクラムが強力なので絶対に反則はしないと練習から言い続けていたのですが、チームに浸透させるのには甘かったのかなと思います、オフサイドとかしようとは思っていないですし、またロールアウェイは相手に乗られてしまってアンラッキーな部分もありましたが、規律の部分ではしっかり修正していかなければと思っています。

・前節の京都産業大学戦と比べると覇気がなかったように見えたが?
鬼束ヘッドコーチ
集中していなかったわけでもないですし、エナジーがなかったわけでもないです、選手一人一人がどう感じているかわはわかりませんが、そう見えたのであれば足りなかったのかもしれません、確かにハーフタイムで中林チームコーディネーターが自分たちは「チャレンジャーだ」と檄を飛ばしたところはありました、そういった部分は変えていかなければならないですが、なんでもかんでもエナジーではなく、必要なコールだとかコミュニケーションが必要だと思っていますので、そこはチームとして共有していきます。


天理大学
小松 節夫監督
前半はアタックの機会がなくて苦労しましたが、今日はスクラムが安定していましたので、後半もそこからゲームを組み立てようということで、今日は自分たちのペースで点数を重ねられたと思います。
久しぶりにシャットアウトできたのはチームとしては良かったと思っています。

北條 拓郎キャプテン
前半はお互いにデフェンスでもアタックで体を激しく当てあってきて、12-0というスコアでしたが、後半は自分たちのやりたいラグビーができたので次につながると思います。

・今年の立命館大学はBKがいいというイメージだが、その辺の対策は?
北條キャプテン
特に、相手がこうしてくるからこのように対応しようとかではなく、自分たちのやりたいラグビーをすると決めてきたので、普段通りのラグビーができるようにゲームをコントロールしました。

・FWで圧倒していたし、反則も誘っていたが、この4節を終えてFWの成長は感じるか?
北條キャプテン
スクラムもモールも優位に立ってくれるので、FWには自信をもってこれからの試合ものぞんでいきます。

・1年生を多く使ったねらいは?
小松監督
特にないです、チーム内で競争する中で1年生が入ったということで、あえて1年生を使ったわけではありません、ただチーム内での刺激になればとは思っています。

・1年生が多く入る中でキャプテンとしてどのようなところに配慮したのか?
北條キャプテン
プレッシャーを感じさせないように、自分のやりたいプレーを気楽にできるように意識しました。


フォトギャラリー

■KRPU 渡辺隆夫

■KRPU 新屋敷こずえ
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