10月15日(日) 天理大学 vs 立命館大学
メンバー表 | マッチレポート | フォトギャラリー |
レフリー:水谷 元紀(関西協会)
アシスタントレフリー:金城 学(関西協会) / 田村 智章(関西協会) / 松岡 実(関西協会)
天理大学 | 立命館大学 | |||
68 | FULL TIME | 0 | ||
14 | 前半 | 0 | ||
54 | 後半 | 0 | ||
勝点 5-0 詳細(PDF) |
天理大学 | ||||||
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監督 | 小松 節夫 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 富田 凌仁 | 4 | 170 | 105 | 小浜第二中→若狭東 |
2 | HO | 寺西 翔生 | 3 | 170 | 95 | 東生野中→常翔学園 |
3 | PR | 松野 楓舞 | 3 | 167 | 100 | 北条南中→松山聖陵 |
4 | LO | 岡崎 慶喜 | 2 | 180 | 96 | 市立第四中→石見智翠館 |
5 | LO | 渡邉 完徒 | 3 | 182 | 100 | 前橋RS→明和県央 |
6 | FL | 鄭 兆毅 | 4 | 186 | 107 | 正徳中→竹圍 |
7 | FL | 川越 功喜 | 1 | 178 | 86 | 東生野中→天理 |
8 | NO.8 | パトリック・ヴァカタ | 3 | 189 | 115 | トンガカレッジアテレ→日本航空石川 |
⑨ | SH | 北條 拓郎 | 4 | 172 | 78 | 南信州JrRS→天理 |
10 | SO | 筒口 允之 | 3 | 170 | 81 | 長崎RS→長崎南山 |
11 | WTB | 藤原 竜之丞 | 3 | 168 | 72 | ノーサイドRS→日本航空石川 |
12 | CTB | 上ノ坊 駿介 | 2 | 183 | 86 | 三田RCJ→石見智翠館 |
13 | CTB | 和田 雄翔 | 1 | 175 | 86 | 四日市JRFC→四日市工業 |
14 | WTB | 弘田 士道 | 1 | 168 | 74 | 伏見CJ→京都工学院 |
15 | FB | フィリモネ・サイア | 1 | 181 | 90 | トゥポウカレッジ→青森山田 |
16 | Re. | 稲嶺 翔太 | 2 | 170 | 97 | 大正北→石見智翠館 |
17 | Re. | 宮田 悠暉 | 4 | 175 | 103 | 広島大学附属東雲中→広島工業 |
18 | Re. | 井上 魁 | 1 | 174 | 107 | 広島ラガーJRS→松山聖陵 |
19 | Re. | 堀北 和久 | 4 | 176 | 95 | アパッチJr→天理 |
20 | Re. | 貴島 健太朗 | 3 | 176 | 95 | 上宮太子中→上宮太子 |
21 | Re. | 高岸 尚正 | 4 | 168 | 73 | 城東中→常翔学園 |
22 | Re. | マナセ・ハビリ | 4 | 175 | 101 | トゥポウカレッジ→高知中央 |
23 | Re. | 中村 仁 | 1 | 170 | 77 | 明石JRS→松山聖陵 |
立命館大学 | ||||||
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HC | 鬼束 竜太 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 大西 馨汰 | 4 | 164 | 100 | 静岡聖光学院中→静岡聖光学院 |
2 | HO | 安部 薫平 | 4 | 171 | 100 | 東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星 |
3 | PR | 前川 和輝 | 4 | 169 | 105 | 亀岡中→天理 |
4 | LO | 本郷 正人 | 3 | 177 | 98 | 春日井RS→中部大春日丘 |
5 | LO | 宮城 雄真 | 4 | 187 | 111 | 瀬田北中→京都成章 |
6 | FL | 吉川 大智 | 1 | 183 | 96 | 淀中→関大北陽 |
7 | FL | 榎本 匡志 | 2 | 180 | 101 | 上小阪中→大阪桐蔭 |
8 | NO.8 | 島 正輝 | 2 | 181 | 105 | 大分RS→大分舞鶴 |
9 | SH | 北村 瞬太郎 | 4 | 168 | 79 | 横浜RS→國學院栃木 |
⑩ | SO | 森 駿太 | 4 | 171 | 84 | かしいヤングラガーズ→東福岡 |
11 | WTB | 三浦 遼太郎 | 1 | 182 | 89 | 北海道バーバリアンズjr→立命館慶祥 |
12 | CTB | 中村 颯汰 | 2 | 170 | 81 | 吹田RS→大阪桐蔭 |
13 | CTB | 江川 剛人 | 4 | 184 | 85 | 吹田RS→桐蔭学園 |
14 | WTB | 御池 蓮二 | 2 | 173 | 83 | 西陵中→東海大大阪仰星 |
15 | FB | 箕部 央一 | 2 | 176 | 82 | 茗渓学園中→茗渓学園 |
16 | Re. | 大本 峻士 | 2 | 173 | 103 | 菫中→常翔学園 |
17 | Re. | 橋本 凌 | 1 | 176 | 102 | 芦屋RS→報徳学園 |
18 | Re. | 甲斐 匠馬 | 2 | 182 | 112 | 筑紫丘ラグビーJrRS→東福岡 |
19 | Re. | 服部 峻 | 4 | 177 | 100 | 東海大大阪仰星中→東福岡 |
20 | Re. | 小山 虎汰朗 | 2 | 181 | 97 | 伏見中→京都成章 |
21 | Re. | 福本 颯翔 | 3 | 166 | 73 | 東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星 |
22 | Re. | 有吉 健 | 4 | 176 | 93 | 鞘ヶ谷RS→東福岡 |
23 | Re. | 吉本 匠希 | 4 | 183 | 86 | 文の里中→常翔学園 |
マッチレポート
前年度下位校相手とはいえ3連勝と徐々に調子を上げてきている天理大学、前年度上位校相手に1勝2敗とはいえ前節には京都産業大学に最後まで食い下がった立命館大学。この一戦、どのような展開になるのであろうか。
天理大のキックオフでスタート。
開始5分、立命大が敵陣ゴール前に迫り、得意のラインアウトモールの機会を2回得るが、それぞれ天理大のモールデイフェンスに阻まれる。
その後すぐに、ファーストスクラムが組まれるが、天理大が圧力をかけ立命大のコラプシングの反則でペナルティーを得る。
14分、今度は天理大が敵陣ゴール前で、5Mスクラムの機会を得る。ファースト同様に圧力をかけ、押し切ってスクラムトライ(NO8⑧パトリック・ヴァカタ)、GKはSO⑩筒口允之が低い弾道でしっかり決めて先制する。(7-0)
中盤は両チームともキックを多用し、エリアで優位に立つ展開に持ち込みたいがスコアに繋がらない時間帯が続く。
終盤32分、天理大はゴール前5Mスクラムを得る。今度は押し切れないが立命大FWに十分に圧力をかけ封じ込める。一旦SH⑨北條拓郎がサイドに持ち出し、ボールをピックした⑧ヴァカタが力づくでゴールラインを割りタッチダウン(GK成功)、リードを広げる。(14-0)
このままスコアは動かず、前半が終わる。
後半は14点ビハインドの立命大キックでリスタート。
後半のファーストスクラムも天理大が圧力をかけ、立命大のコラプシングの反則でペナルティーを得る。そこからタッチに蹴りだし、ラインアウトでもモールで圧力をかけ、また立命大がコラプシングの反則を繰り返す。
8分、天理大はゴール前5Mラインアウト、FW8人がまとまって押し、HO②寺西翔生がトライ(GK成功)。(21-0)
15分にも、天理大はゴール前5Mラインアウトから、今度はFWが近場を攻めて最後はPR③松野楓舞がトライ(GK成功)で引き離す。(28-0)
立命大はFWで圧力をかけられ、4本のトライとゴールで、集中力が保てなくなってしまったか。この後は、天理大はBKも絡めたトライラッシュで19分WTB⑪藤原竜之丞、26分⑧ヴァカタ、27分⑨北條(ここまでGKすべて成功)。
32分はHO⑯稲嶺翔太、37分にはSH㉑高岸尚正(SO㉓中村仁GK成功)、最後は42分⑪藤原のトライ(GK成功)で10トライと立命大を寄せ付けず、今シーズン初めての完封勝利の4連勝(勝点19)でリーグ後半戦(前年度上位校との対戦)に向かう。(68-0)
両チームには、この得点差ほど力の差があるとは思えないが、FW(とりわけスクラム)で圧力をかけ続けた天理大が、後半中盤以降の立命大の戦意を断ち切ったという結果になった。
POMには、天理大SO⑩筒口允之が選出された。GK(7/7)は見事であった。
会見レポート
立命館大学
鬼束 竜太ヘッドコーチ
正直に言ってこの点数は受け入れられないというか、いろんな歯車がかみ合わず、「何からしゃべっていいか」というところです、ただここまで差が開くほど弱いとは思っていませんので、敗因をしっかり分析して修正し、次の試合まで2週間ありますので割り切って、残り3試合を選手権出場に向けて全力で戦います。
森 駿太 キャプテン
前半はアタックする時間も短い中でキックを使いながら2トライの失点に抑えることが出来たのですが、後半に関しては整理がついていないのですが、決してスイッチが切れたわけではないのですが、やりたかったことがうまくできなかったです、修正して選手権に向けて1試合ごとに確実に勝っていきたいと思います。
・前半は規律の部分で苦戦しているように見えたが?
鬼束ヘッドコーチ
前節の京都産業大学さんや天理大学さんはスクラムが強力なので絶対に反則はしないと練習から言い続けていたのですが、チームに浸透させるのには甘かったのかなと思います、オフサイドとかしようとは思っていないですし、またロールアウェイは相手に乗られてしまってアンラッキーな部分もありましたが、規律の部分ではしっかり修正していかなければと思っています。
・前節の京都産業大学戦と比べると覇気がなかったように見えたが?
鬼束ヘッドコーチ
集中していなかったわけでもないですし、エナジーがなかったわけでもないです、選手一人一人がどう感じているかわはわかりませんが、そう見えたのであれば足りなかったのかもしれません、確かにハーフタイムで中林チームコーディネーターが自分たちは「チャレンジャーだ」と檄を飛ばしたところはありました、そういった部分は変えていかなければならないですが、なんでもかんでもエナジーではなく、必要なコールだとかコミュニケーションが必要だと思っていますので、そこはチームとして共有していきます。
天理大学
小松 節夫監督
前半はアタックの機会がなくて苦労しましたが、今日はスクラムが安定していましたので、後半もそこからゲームを組み立てようということで、今日は自分たちのペースで点数を重ねられたと思います。
久しぶりにシャットアウトできたのはチームとしては良かったと思っています。
北條 拓郎キャプテン
前半はお互いにデフェンスでもアタックで体を激しく当てあってきて、12-0というスコアでしたが、後半は自分たちのやりたいラグビーができたので次につながると思います。
・今年の立命館大学はBKがいいというイメージだが、その辺の対策は?
北條キャプテン
特に、相手がこうしてくるからこのように対応しようとかではなく、自分たちのやりたいラグビーをすると決めてきたので、普段通りのラグビーができるようにゲームをコントロールしました。
・FWで圧倒していたし、反則も誘っていたが、この4節を終えてFWの成長は感じるか?
北條キャプテン
スクラムもモールも優位に立ってくれるので、FWには自信をもってこれからの試合ものぞんでいきます。
・1年生を多く使ったねらいは?
小松監督
特にないです、チーム内で競争する中で1年生が入ったということで、あえて1年生を使ったわけではありません、ただチーム内での刺激になればとは思っています。
・1年生が多く入る中でキャプテンとしてどのようなところに配慮したのか?
北條キャプテン
プレッシャーを感じさせないように、自分のやりたいプレーを気楽にできるように意識しました。