1月2日(木) 愛知学院大学vs東京学芸大学 全国地区対抗大学大会 準決勝

第75回全国地区対抗大学大会 準決勝
2025年01月02日 11:30 K.O.
入場者数:221人 天候:晴れ/微風
レフリー:田島嶺
アシスタントレフリー:木村正彦(関西協会) / 中村賢二 / 吉田庸平(関西協会)
愛知学院大学 東京学芸大学
0 FULL TIME 62
0 前半 29
0 後半 33
詳細(日本協会公式)

マッチレポート

準決勝第1試合は、昨年、第74回大会準決勝敗退の両チーム、愛知学院大学(東海北陸代表)と5回目の優勝を目指す東京学芸大学(関東1区代表)の試合となった。

緩やかに北風が吹く穏やかな天候のなか、南側から攻める愛知学院大のキックオフで試合は始まった。

先制したのは、東京学芸大、前半3分、相手陣22m外側中央付近で相手ペナルティーからPKを選択。⑭竹内大翔がPGを決め、3-0とする。

東京学芸大は、前半6分にも、自陣22m外側右での相手アタックで相手ノックオンからマイボールとすると相手陣ゴール前へロングキック、懸命に戻った愛知学院大はデットボールライン側へ蹴り出すと、東京学芸大の相手陣左中間でのゴール前5mスクラムとなる。
そのスクラムで、左へ展開し、⑪小野そらが左隅へトライ、8-0とする。

愛知学院大は、自陣22m内側から攻撃を仕掛け、⑪筒井竜斗のビックゲインから相手ゴール前まで迫るもターンオーバーされる。さらに、相手陣で試合を進めるがノックオン、ノットストレートとトライに至らない。

すると、前半29分、東京学芸大は相手陣10m内側左中間で、相手アタックでの相手パスミスからルーズボールを⑤吉成悠斗が足にかけ、さらに、そのボールを拾い上げるとそのままゴールポスト左側へトライ、⑭竹内のコンバージョンも決まり、15-0とする。

東京学芸大は、この後、前半39分、相手陣ゴール前5m右ラインアウトからの攻撃で、左へ展開のなかで、⑩佐々木幹太から⑮岡田喬一がショートパスを受け縦に切れ込みゴールポスト右へトライ(⑭竹内コンバージョン成功)、さらに、前半42分には、相手陣22m内側左ラインアウトから右へ展開のなかで縦に抜け、ゴール前へ迫ると左へ細かくパスをつないで、⑧佐藤真太郎が左隅へトライ(⑭竹内コンバージョン成功)、14点を加え、29-0で前半を折り返す。

後半最初のトライも、東京学芸大。
後半9分、相手ペナルティーから相手ゴール前5m左を目がけたPKを、相手ディフェンスがタッチライン線上で果敢にグラウンド内側へ落とそうとしたボールはデッドボールライン方向へ。
東京学芸大の相手陣ゴール前5m左側でのスクラムとなり、右へ展開、オフロードパスを受けた⑬片岡正太がゴールポスト中央へトライ(⑭竹内コンバージョン成功)、36-0とする。

その後、愛知学院大が2度のペナルティーからクイックスタートで攻めるも、東京学芸大が自陣ゴール前5mでターンオーバーし、左へ展開、⑫木村粋雅がHLを超えたところで相手を振り切り、後半16分、ゴール中央へトライ(⑭竹内コンバージョン成功)、43-0とリードを拡げる。

愛知学院大は、相手陣へ攻め込むも、パスミス、ノックオンで決定機を作れない。

すると、東京学芸大は、後半33分、相手陣ゴール前5m外側での相手ペナルティーで、スクラムを選択。右へ展開すると、⑬片岡がディフェンスを振り切り右中間へトライ(⑭竹内コンバージョン成功)。
さらに後半38分、自陣10m付近での相手アタックでターンオーバー。⑭竹内が右サイドを走りきり、インゴールで回り込むとゴールポスト右へトライ(⑭竹内コンバージョン成功)、直後の後半41分にも、ほぼ同じ場所、相手アタックでターンオーバー、今度は⑮岡田が右サイドを走りきり右隅へトライ、19点を加える。

後半もトライを重ねた東京学芸大が、62-0で、2年ぶり5回目の優勝を目指し、決勝進出を決めた。


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■清水良枝

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