1月18日(土) 東芝 39-21 NTTドコモ

トップリーグ 第2節東芝 VS NTTドコモ

2020年1月18日(土) 14:00キックオフ
グラウンド:東大阪市花園ラグビー場
入場者数:10280人
天候:晴れ時々くもり/強風
レフリー:久保修平(日本協会A)
アシスタントレフリー:橋元教明(日本協会A1)/八木聖也(関西協会)/西本武史(関西協会)
東芝 NTTドコモ
39 FULL TIME 21
8 前半 7
31 後半 14
詳細
(日本協会公式)

マッチレポート

トップリーグ第2節、東芝・NTTドコモ戦は1万人を超す観客を集めて東大阪花園ラグビー場で行われた。

試合開始早々に先制点を許した東芝はNTTドコモの固い守備に苦しめられていたが、持ち前の強力スクラムで対抗。

終了間際のトライで逆転。
後半もスクラム、ボール争奪戦での強さを発揮した東芝が連続トライで終始リードを守り、NTTドコモの反撃を抑え開幕2連勝とした。東芝のリーチ・マイケルがボールを持つとワールドカップ同様、観客席からは「リーチコール」が鳴り響いた。

監督コメント

NTTドコモ マイケル・ブリューワー ヘッドコーチ(HC)
フィジカルにファイトしないといけない試合とわかっていた、その部分はよくできたと思う。先週のようにセットピースが不可欠だった。今回の試合はスクラムがかなり重要な点だったが、働きかけができない。トライを取った直後にトライを取られることがなければもっといい試合ができた。帯同した2年間で今日が一番選手たちを誇りに思った。試合前にすべてをぶつけるようにたのんだ。100%取り組んでくれた。

キーパ・ミーウィット ゲームキャプテン(GC)
監督の意見と同じだ。タックルやブレイクダウンなどフィジカルに戦うことができた。セットピースが思うようにいかず、特にスクラムで苦戦した。試合の途中からはスクラムはおいておいて、自分たちでコントロールできる部分を良くしていこうと話した。簡単にトライを取られるシーン以外は普段通りにやれて、いい試合ができた。センター陣の賢いプレーやスクラムで圧倒するなど東芝の戦いぶりをたたえたい。

Q:スクラムは押されたが予想していたか?
ブリューワーHC
わかっていた。スクラムプレッシャーをかけられても、マッチできれば戦える相手だった。スクラムさえ勝っていたら勝てた試合だと思う。相手はこちらが支配していたラインアウトがしたくないのがわかった。途中からスクラムに徹していた。相手は自分たちの強みを出して最終的に結果を出した。ファンたちのために思うのは、50回もスクラムのある試合は見たくないということだ。

Q:連続してスクラムは厳しかったか?
ミーウィットGC
スクラムは一度押されてしまうと相手は必ずターゲットにしてくる。自分たちでやれることはスクラムのプロセスや一つに固まることを意識することしかできない。途中からスクラムは別に考え、自分たちの強みを出していけるようにやっていこうとした。

ブリューワーHC
個人的には東芝のスクラムがトップリーグで一番強いと思う。ただ、今のスクラム重視のままではトップリーグで勝てない。スクラムが強いヤマハや神戸製鋼などのトップチームとの戦いでは、スクラム以外のところで強みを出さないといけない。あれだけいいプラットフォームがあるといい攻撃ができる。

ブリューワーHC
トップリーグ、日本のラグビーのためにもう一つ言わせてもらいたい。倒れたままプレーしているプレーヤーをレフリーが見過ごしており、倒れたプレーヤーが相手チームのアタックを阻害しているのを見過ごしている。日本代表が国際的に活躍するためにも早いテンポとスピードを保ったプレーをしないといけないが、そのスタイルをやりたいのにレフリーが見過ごし続けていると、早いテンポとスピードを保ったプレーの練習がでず、日本代表が苦しんでしまうことになる。今日は数え切れないくらい倒れた状態で手を伸ばしたり、横からも入っていた。レフリーがなにもしていなかった。スクラムでもただ下げられているだけでペナルティーをとられた。客観的にも日本協会の後押しがあるべきだ。もう一つはワールドカップ後のにわかファンや新たらしいファンはもっとボールが動く展開が見たいはず。スクラムばかりやブレイクダウンでごちゃごちゃになりボールが出てこない場面は見たくない。ラグビーのエンターテインメント性を見たいはずで、そこはメディアが役目を担っている。マスメディアがこういったことを指摘することでプレッシャーがかり、楽しんでラグビーを見ることができる。

東芝 トッド・ブラックアダー ヘッドコーチ(HC)
タフな試合だったが、チームを誇りに思った。最後にペナルティーからスコアすることができてボーナスポイント取ることができた。それがチームとしてできたことでチームとしての自信、覚悟を見ることができた。完璧な試合ではなかったが、毎回チームとしてすべきことに試み続けており、後半はよかった。

徳永祥尭共同主将
前半は自分たちがやりたいことができず、しんどい時間もあったが、後半はボールが持てるようになり、最後にいいトライがとれ、成長を感じられる試合だった。

Q:途中からスクラムにこだわったがゲームプランにしたのか?
ブラックアダーHC

自分たちのスクラムは良かった。ペナルテーが何度かあり自分たちの優位性を感じた。イエローカードが出て、チャンスにつけ込みたかったがスコアは動かなかった。

徳永共同主将
シン・ビンもあり、スクラムにこだわったのはよかったし東芝の成長が見られた。スコアが動かなかったことはキャプテンとして未熟な部分があった。コーチ陣と話してシュチエーションを考えたい。

Q:後半はボールを動かしてテンポを上げていたがハンドリングミスがあった。
ブラックアダーHC

後半の方がラックへのスピードを上げることができ、アタックするチャンスを増やすことができた。ドコモのディフェンスが良かったが、自分たちの手段を見つけてプレーすることができた。今日の試合は自分たちからのハンドリングエラーが多すぎる。

徳永共同主将
フィフティーフィフティーのパスをなくすこと。相手のタックルに対して上体が浮いた状態で当たっていてブレイクダウンが遅れ、ミスにつながっている。細かいミスが次のミスにつながる。細かいスキルにこだわらないといいアタックはできない。

Q:チームの成長はどんなところに感じるか?
ブラックアダーHC
プレッシャーの中でどうやったら成長できるか、毎日取り組んでいる。今年のチームは去年のチームとは別の新しいチームだと考えている。

徳永共同主将
試合したい気持ちが出て、アグレッシブでいい状態だ。その中でも接戦をモノにできており、勝っても反省しており成長できている。

Q:昨年、一昨年の成績は不本意な結果だったが、今年は?
徳永共同主将
ブラックアダーHCがきて海外でのやりかたや選手発信ミーティングの機会が増え、選手同士のつながりがある。こういうときにどういうことをやったらいいか、同じ絵が見えていることが例年より強化されている。

(文責:大阪府協会 丸井康充、黒住啓二)

フォトギャラリー

■撮影者:KRPU 古田浩

■撮影者:KRPU 吉川千春

■撮影者:KRPU 梶間智

主要試合日程

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