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NTTドコモ VS. ユニチカ
2016年10月1日(土) 11:30キックオフ グラウンド:万博記念競技場 | ||||
NTTドコモ | ユニチカ | |||
107 | FULL TIME | 0 | ||
52 | 前半 | 0 | ||
55 | 後半 | 0 | ||
勝点 5 |
詳細 (PDF) |
勝点 0 |
マッチレポート
9月10日に開幕した1stステージも折り返しの第3節。JR西日本、大阪ガス戦の2試合で共に大量得点を挙げて圧勝しているNTTドコモと、前節中部電力に19-26とあと一歩まで迫ったものの惜敗し、まだ勝ち星のないユニチカとの一戦。
トップリーグ第5節との併催の万博記念競技場で行われた一戦は1000人を超すファンの見守る中、NTTドコモのキックオフで開始された。
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前半まず先制したのは、やはり格上のNTTドコモ。6分にゴール前15m付近で右展開、ラインブレイクしたFB15番才口將太が右中間に抑え難なく先制した(ゴール成功7-0)。
その後はユニチカFWも健闘、接点で競り勝ちBK展開を図る。しかしハンドリングエラーなどで数少ないチャンスを生かせない。NTTドコモも絶対的なチャンスを作るがイージーミスを連発、膠着状況が20分近くまで続く。
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20分、NTTドコモはゴール前5mの左ラインアウトからモールを形成。最後は右PR3番指田宗孝が左隅に抑えて12-0とする。ここからは一方的なNTTドコモペース。
中盤からはBKが大きく展開、ゴール前ではFWのパワープレイで得点を挙げる。2分間に1本のペースでトライを重ね、合計8トライ6ゴールの52-0で前半を終えた。
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後半もNTTドコモの勢いは衰えず、FW、BK一体となって次々とトライを重ねる。時折NTTドコモのハンドリングエラーなどの隙を突いてユニチカも反撃を試みるが、得点には至らない。
後半だけで9トライ5ゴールを重ねたNTTドコモが、CTB12番パエア ミフィポセチとFB15番才口の各4Tを含め大量107点を挙げ、前節の大阪ガス戦に続く100点ゲームで3連勝した。
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昨年までのトップリーグチーム、再昇格を目指すNTTドコモの大量得点は磐石の試合運びとなったが、果たして真のチーム力強化に繋がっているのか。
トップリーグを支えるべき地域・下部リーグの在り方に関して一石を投じるゲームとなった。
(記事:石川 悟、丸井康充)