12月13日(土) 立命館大学 vs 大阪体育大学

レフリー:南藤 辰馬(関西協会)
アシスタントレフリー:下田 紘朗(関西協会) / 酒井 健佑(関西協会) / 服部 聖(関西協会)
| 立命館大学 | 大阪体育大学 | |||
| 57 | FULL TIME | 21 | ||
| 31 | 前半 | 7 | ||
| 26 | 後半 | 14 | ||
| 詳細(PDF) | ||||
マッチレポート
関西大学ラグビーABリーグ入替戦第2試合。
最終節の各校勝敗によってはAリーグ4位の可能性も残していたが、7位という結果で入替戦に回った立命館大学(立命大)に対し、Bリーグ順位決定戦ではロスタイムでの逆転負けで2位、昨年の入替戦もロスタイムで苦汁を飲んだ大阪体育大学(大体大)が挑む。こんなものではなかったとの実力を示して終わりたい立命大。何としてもAリーグに復帰したい大体大。
青空で太陽がまぶしい中、大体大のキックオフで始まった。
序盤、大体大が立命大陣内でゲームを進めるが、立命大FL⑦吉川大智のスティールで阻まれ、立命大が大体大陣内へと入る。
7分、ファーストスクラムでイリーガルホイールの反則を勝ち取った立命大は、CTB⑫中村颯太の好タッチキックでゴール前5Mラインアウト。得意のモールを押し込み、HO②大本峻士が右中間に抑え込み先制トライ。ゴールキック(GK)は⑫中村が決めて先制する。(7-0)
10分にも立命大。自陣10M付近中央スクラムから左へ展開。NO.8⑧島正輝、SH⑨香山創祐で球を出し、⑫中村から一人飛ばしFB⑮齊藤泰生へ、大外のWTB⑪御池蓮二へパス、そのまま快速を飛ばし60Mほどライン際を走り切ってのトライ(GK成功)、スコアを引き離す。(14-0)
その後、大体大がゴール前まで迫るも、立命大はWTB⑭三浦遼太郎の好タックルや⑦吉川のスティールなどで陣地の挽回を図る。
21分、キック合戦でエリアの取り合いなどが続く中、立命大は⑮齊藤がランで敵陣エリアに入り込む。SO⑩初田航汰の⑭三浦へのキックパスから⑫中村へのオフロードパスが通り、そのまま走り切って右中間にトライ。さらに引き離す。(19-0)
だが、27分には大体大がスコアした。自陣22M付近でNO.8⑧三田村大喜がインターセプトからブレイク。足に引っ掛けたボールを追いかけSO⑩小野田武琉が走り勝ち、右中間に転がるボールを抑え込んでのトライ。GKも自ら決めて追い上げを図る。(19-7)
しかし、立命大は32分に⑦吉川のトライ(GK成功)と41分にも②大本がトライ、点差を広げて前半を終える。(31-7)
後半も序盤は膠着状態が続くが、立命大は15分に⑭御池のビッグゲインからLO⑲生島拓海がトライ、19分にも⑫中村のブレイクからSO㉒川口慧大(GK成功)のトライで勝負ありか。(43-7)
大体大も26分に1年生WTB⑪山内デイビスがスピードを魅せてのトライ(GK成功)、35分には130キロとビッグサイズのLO⑤コロ・ソナタネが豪快にトライを決めるも…。
立命大も29分にFL⑥榎本匡志、37分にCTB⑬西村長が追加トライ(いずれもGK成功)と点差をさらに引き離してゲームが終了した。(57-21)
大差で実力のあるところをみせた立命大。他方は力及ばずの大体大だったが、また1年間、昇格を目指して頑張ってほしい。
会見レポート
大阪体育大学
長崎正巳 監督
本日は入れ替え戦実施に当たり、様々な準備をしていただいた皆様に感謝いたします。結果としてはBリーグでの2位で、Aリーグ7位の立命館大学さんとの対戦ということで、我々としては十分な準備をしてきましたのですが、残念ながら力及ばずという結果になりました。
昨年度の入替戦で最後の最後に逆転負けして、7・8位と戦う力では上には上がれないと実感して、5位と戦えるチーム作りをしてきました。そこで春のチャンピオンである立命館さんに我々の力がどこまで通用するかというところでしたけれども、様々な部分で力及ばずでした。
Bリーグではなかなか切磋琢磨して成長することが難しい中で、羽田キャプテンを含め全部員が懸命に練習に取り組んできましたが、今日の勝利に導いてやれなかったのは我々スタッフの責任だと痛感しています。
今の4年生が残してくれた土台をしっかり積み上げて来年こそはAリーグに昇格できるように頑張っていきたいと思っています、本日はありがとうございました。
羽田賢信 キャプテン
本日はありがとうございました。用意していたところは出せた部分はあったのですが、立命館大学さんの速さ、強さに対して自分たちでペナルティーを重ねて、自陣奥に入られてモールで取られてしまう、という自滅で終わってしまいました。
去年の入替戦に続き、今年の春のトーナメントは摂南大学さんにサヨナラ負けで、「今シーズンこそは」と取り組んできましたが、最後に結果が出せなくて申し訳ない気持ちです。
Q.AとBの差というのは?
羽田キャプテン
22ⅿに入ってからの精度かなと思います。立命館大学さんは22mに入ってから確実にスコアしてきました。自分たちはそこでトライを取り切れずにターンオーバーされて、また時間が経ってということを繰り返してしまいました。
技術的な差はあまり感じなかったですが、ここぞ、の集中力と取り切る意識の高さが違いました。
Q.どのような準備をしてきたのか?
羽田キャプテン
デフェンスでは前に出る、アタックではエリアを取ってスコアにつなげるというところを、メンバー外の選手が立命館大学さんのアタックやデフェンスをまねるという形で対策を練ってきました。
Q.1年間頑張ってきて成長したところは?
長崎監督
昨年度から、ラグビー以外の生活面、学習面を含めて大改革をしてきました。それがベースになって、今年は全ての面で懸命に取り組んでくれました。例えばアタックの練習ではデフェンスは単に練習相手ではなく、本気でデフェンスをしていくというように取組の姿勢が変わってきました。
立命館大学
小寺亮太 ヘッドコーチ
本日もありがとうございました。立命館大学としては今シーズン望んだ形ではないところでの難しいゲームで、島キャプテンを中心に4年生がまとまってくれて、最後まで踏ん張ってくれました。またスタンドから応援してくれた他の部員たちがゲームを引き締めてくれました。
今シーズン全体としては春シーズンの優勝でしたが、いろんなところで接戦でしたので、今後もポテンシャルをより高くしてくれることを考えながらやっていきたいと思います。
島正輝 キャプテン
入替戦に回るという形で終わるはずではなかったのですが、最後までやり通すということで、今日の試合のテーマは、「圧倒する」と決めて、スキル、接点の部分、マインドの全てで体現できたかなと思います。
Q.今日の戦術とかゲームプランは?
小寺HC
今シーズン積み上げてきたものを最後に全て出すというテーマで、ボールキャリーの局面で勝ってくれたので、ゲームの展開がよくなったと思います。一方でデフェンスのところは課題が残っているので、そこは次年度に向けて頑張っていきたいと思います。
Q.後半はベンチから試合を見ていたがどんな思いだったか?
島キャプテン
純粋に同期がプレーしている姿を見て楽しんでいました。ケガした瞬間に無理かなと思ったのですが、前半だけ居らせてくれ(フィールドに)と、思ってやりました。これも一つの経験になるかなと思います。
Q.入替戦に向けてどんな話をしてきたか?
島キャプテン
負けが続いて目標が変わったりしたのですが、「それは違うな」と、「自分たちで最初に決めたところをぶれずにやり抜こう」と、負けるたびにと言うか、試合が終わった度に話していました。















