第25回全国クラブラグビーフットボール大会 準決勝
調布三鷹オールカマーズ VS 北海道バーバリアンズ
2018年2月4日(日) 12:00キックオフ グラウンド:パロマ瑞穂ラグビー場 | ||||
調布三鷹オールカマーズ | 北海道バーバリアンズ | |||
12 | FULL TIME | 60 | ||
0 | 前半 | 20 | ||
12 | 後半 | 40 | ||
詳細 (TL公式) |
マッチレポート
西から東へ、冬の冷たい風が吹く、快晴のパロマ瑞穂ラグビー場。
全国クラブラグビーフットボール大会準決勝、北海道バーバリアンズ対調布三鷹オールカマーズは、風下の調布三鷹オールカマーズのボールでキックオフ。
前半3分、北海道は、相手陣22m内側からの調布三鷹キックを相手陣右サイド10m付近でキャッチし、右から中央へ展開、相手陣22m中央付近、形成されたラックから左へ展開、⑮→⑬→⑪平川と渡りトライ(ゴール成功)、0-7する。
ここから13分間、両チーム、相手陣へ攻め込むが、アタックの機会を活かせない。
試合が動いたのは、前半26分、北海道は、相手陣22m付近、ラインアウトから連続攻撃で得たペナルティ、PGを選択、⑪平川が決め、0-10とする。
前半2つ目のトライも北海道、前半34分、相手陣での相手ボールスクラムでプッシュをかけ、スクラムからこぼれたボールをセービングで獲得、形成されたラックからサイド攻撃、②岡田が右中間へトライ(ゴール成功)、0-17とする。
さらに、北海道は、前半39分、相手陣22m内側での相手ボールスクラムでプッシュをかけ、ペナルティを得て、PGを選択、⑪平川が決める。
0-20、北海道のリードで前半終了となった。
後半に入ると、北海道が相手陣での攻撃時間が長くなる。
後半4分、セットプレイで優位に立つ北海道は、相手陣22m内側左サイドの相手ボールスクラムでプッシュをかけ、マイボールとし、⑧平尾が持ち込みトライ(ゴール成功)、0-27とする。
北海道は、後半14分に、スクラムでのペナルティから、クイックスタートで、相手陣の左から右へ展開、ゴール前で⑮奥田がトライ(ゴール成功)。
後半20分には、相手陣22m中央で得たペナルティでスクラムを選択、そのスクラムでペナルティ得ると、⑱セル・ジョセがクイックスタートで左側へ持ち込み、そのまま左サイドへトライ(ゴール成功)と、0-41と点数を引き離しにかかる。
調布三鷹は、ようやく、後半23分、相手陣右側でのラインアウトから、⑩柳原が、内側に走り込んできた⑲清水へパス、そのまま、縦に抜けトライ、5-41 とする。
調布三鷹の反撃かと思われたが、北海道は攻撃の手を緩めない。
北海道は、後半27分、相手陣22m内側からの調布三鷹のキックを左サイドでキャッチから、ボールを大きく右サイドへ動かし、相手陣10m付近から⑭七戸が右サイドをステップで相手ディフェンスをかわし突破し、ゴール中央へまわり込みトライ(ゴール成功)。
後半31分、自陣10m付近で相手パントキックを⑱セル・ジョセがキャッチ、ハンドオフで相手をかわしながら、そのまま右中間へトライ(ゴール成功)。
さらに、後半35分、自陣22m中央内側でターンオーバーしたボールをBKで右へ展開、⑮奥田がトライ、8分間で3トライ2ゴールをあげ、5-60と大きくリードする。
ここで、調布三鷹が意地を見せる。
後半39分、相手陣10m左側でターンオーバーし、FWで縦に仕掛けたのち、⑩柳原が大きく飛ばしパス、⑬→⑪三浦へと渡り、右サイドを駆け抜け、ゴール中央へトライ(ゴール成功)、12-60とする。
その後、両チーム最後まで攻防を繰り返し、フルタイム。
北海道バーバリアンズが 2年連続優勝に向け、6年連続、決勝進出を決めた。
(文責:進藤 剛)
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■撮影:清水良枝