関西大学Aリーグ 第1節 同志社大学 30-19 天理大学
2014年10月5日(日) 14:05キックオフ グラウンド:近鉄花園ラグビー場 入場者数:4611人 天候:くもりのち雨/弱風 | ||||
レフリー:吉川浩司 アシスタントレフリー:浅田幸臣 / 西田雄吉 / 金丸武史 MOM:東大樹(同志社) |
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同志社大学 | 天理大学 | |||
30 | FULL TIME | 19 | ||
20 | 前半 | 7 | ||
10 | 後半 | 12 | ||
詳細(PDF) |
◎マッチサマリー
第Ⅰグラウンドの第2試合、優勝候補の双壁とされるチームの直接対決、好試合が期待され、多くの声援を受けて試合が始まった。試合が動いたのは、前半5分同志社大がゴール前5mラインアウトからモールが割れたところから⑦キャプテン田淵が右隅に先制トライ、ゴール不成功5-0。10分には同志社大がペナルティを得て、正面30mを⑩垣内が決めて8-0とする。15分には再び同志社大②東がゴール前相手のキックをチャージし、そのまま右中間にトライ、ゴール不成功で、13-0とリードを拡げる。22分に再び同志社大が5m付近で再々ペナルティを犯した天理大からペナルティ・トライを奪い、ゴールも⑩垣内が成功、20-0となる。反撃したい天理大は、ロスタイムにゴール前ラックから⑤吉崎が右中間トライ、キックも⑬ケレビが成功、20-7と追い上げたが、前半は、同志社大がリードして終了。
後半5分、同志社大がハーフウエイ付近のラックからFW中心にボールを動かしラストパスを受けた⑭松井が右ライン沿いを走りきり、中央に回り込みトライ、ゴールも⑩垣内が成功。27-7とする。このままワンサイドになるかと思われたが、17分には、天理大がゴール手前左中間ラックから⑨藤原、④西川に繋ぎ左中間にトライ、コールも⑬ケレビが成功、27-14。25分に再び天理大がゴール手前右隅のラックから②高部が左サイドを突き、右隅にトライ、ゴール不成功、27-19と追い上げるが、32分には、同志社大がペナルティを得て、⑩垣内が25mのキックを成功させ、リードを再び拡げて30-19として、同志社大の勝利となる。
お互いに攻守が激しく、観客からは惜しみない拍手が送られた。MOMには、攻守に活躍した同志社大②東選手が選ばれた。
【同志社大学 山神孝志 監督】
力が入った接戦で良いゲームだった。昨年は関西リーグで優勝出来なかったので、この天理大戦はどの試合よりも大きな意味があった。前半38分までは完璧なゲームだったが、後半のスタートでトライが獲れたことが大きな勝因となった。関西リーグは拮抗しているので、素晴らしい天理大と戦えたことが良かった。お互いに選手権で戦える位置まで行きたいし、更なる上を目指して行きたい。
【同志社大学 田淵慎理 キャプテン】
しっかり準備してきたことができ、勝利出来て良かった。キックオフからハイパントとラインアウトのオプションの精度を高めていたので得点に結びつけて良かった。関西リーグ初戦で優勝に向かっての弾みとなった試合だった。
◎フォトギャラリー
(記事:北畑幸二、玉川育夫、進藤剛 写真:長谷川昭男、広報担当:村島博)