9月29日(日) 摂南大学 vs 京都産業大学


入場者数:1483人 天候:くもり/無風
レフリー:山本 篤志(日本協会)
アシスタントレフリー:西本 武史(関西協会) / 松本 和也(関西協会) / 有田 信一(関西協会)
摂南大学 京都産業大学
28 FULL TIME 67
14 前半 24
14 後半 43
勝点
0-5
詳細(PDF)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶京都産業大学 11 小林修市

試合映像(ダイジェスト)


メンバー表(48時間前)

▶PDFはこちら
 
摂南大学
監督瀬川 智広
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR加覽 和成417398四条畷中→大産大附属
2HO昇 幹太417193住道中→天理
3PR中村 太遥417096キッズラグビーとりみ→創志学園
4LOショー・アミニアシ4185111マリストブラザーズ
5LOレンズ・モルンガ1192112マニュレワハイスクール
6FL大島 優輝218590鯰江中→大産大附属
7FL角谷 宏大417693菫中→常翔学園
8NO.8恩田 慶吾316582滋賀学園中→滋賀学園
9SH松下 宇宙417070英田中→日本航空石川
10SO川上 凌空217582長吉西中→京都成章
11WTBカストン・マイケルズ316680アウテニクワスクール
CTB嶋本 大賀417583茨田中→大産大附属
13CTB公文 毅京317486神川中→洛北
14WTB木田 匡哉417580枚方三中→常翔啓光学園
15FB前田 晃明218085天理中→天理
16Re.三羽 了217092伊丹RS→報徳学園
17Re.秋本 一喜317596藤森中→京都工学院
18Re.呉 侑駿3177110関大一中→大阪朝鮮
19Re.田中 翔馬418098南部中→徳島城南
20Re.片松 寛太318396鞘ヶ谷RS→弓削商船
21Re.関 太陽117273洛南中→京都工学院
22Re.村上 剛琉316475蹉跎中→京都成章
23Re.ジョシュア・ナレヴェア318087Andrews Primary school→ウエストパックランドハイスクール
京都産業大学
監督廣瀬 佳司
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR乳井 大士4168109名古屋RS→中部大春日丘
2HO李 淳弘4171103大池中→大阪朝鮮
3PR八田 優太2185115鳴門RS→城東
4LO日吉 健4180102寝屋川第三中→大産大附属
5LOフナキ・ソロモネ4186110トンガカレッジ→目黒学院
6FL石橋 チューカ219097兵庫RS→報徳学園
7FL松永 壮太朗4187100勧修中→京都工学院
8NO.8シオネ・ポルテレ3184112トンガカレッジ→目黒学院
9SH土永 旭417176西陵中→光泉カトリック
10SO尾崎 恵大316580四条中学→光泉カトリック
11WTB小林 修市317683勧修中→京都成章
CTB辻野 隼大417887長吉西中→京都成章
13CTBナブラギ・エロニ2187102Queen Victoria School→大分東明
14WTB福永 然217582市岡中→大阪桐蔭
15FB奈須 貴大317680藤森中→光泉カトリック
16Re.福留 斗生2177110宝神中→同朋
17Re.曽根 隆慎4174104石切中→大産大附属
18Re.川口 新太4186129宝塚RS→東海大大阪仰星
19Re.平野 龍3180100新生野中→札幌山の手
20Re.伊藤 森心317590明石JrRC→松山聖陵
21Re.高木 城治216572かしいヤングラガーズ→東福岡
22Re.藤本 凌聖417487鈴鹿RS→朝明
23Re.林 総大117173菫中→御所実業

マッチレポート

2024ムロオ関西大学Aリーグ第2節の第ニ゙試合では蒸し暑く曇り空で無風の天理親里競技場で摂南大学と京都産業大学が対戦。

素晴らしいデフェンスで開幕戦の天理大学を苦しめたが、勝利までには至らなかった。前に出るチカラで持ち味のアタックで勝利したい摂南大学。圧倒的な強さで開幕戦に勝利し4連覇に向けて最高のスタートとなった京都産業大学。

京産大キャプテンCTB⑫辻野隼大のキックで試合開始。

最初にチャンスを掴んだのは京産大12分、敵陣ゴール前5m右ラインアウトからモールを形成し最後はNO8⑧シオネ・ポルテレが右隅に先制トライ、GK不成功。0-5

15分、京産大がSH⑨土永旭50:22の素晴らしいキックで敵陣ゴール前12mまで攻め左ラインアウトからスロワーHO②李淳弘からジャンパーFL⑥石橋チューカがキャッチ、モールを形成し最後はNO8⑧ポルテレが相手デフェンスを薙ぎ倒し左中間にトライ、GK不成功。0-10

23分、再び京産大が自陣22mからの摂南大ラインアウトミスからチャンスを掴みWTB⑪小林修市がブレイクしパスを繋ぎSO⑩ 尾崎恵大からパスを受けたWTB⑭福永然が左中間にトライ、GKもSH⑨土永が成功しリードを広げる。0-17

巻き返しを図る摂南大は26分、中央左ラインアウトからスロワーHO②昇幹太からジャンパーFL⑥大島優輝がキャッチしSH⑨松下宇宙に渡りフェーズを重ねSO⑩川上凌空が中央を突破しパスを受けたSH⑨松下が右中間にトライ、GKもSO⑩川上が成功。7-17

35分、再び摂南大が京産大のパスミスしたボールを拾ったWTB⑪カストン・マイケルズが60mを走り切りゴールポスト下にトライ、GKもSO⑩川上が成功。14-17

41分、京産大が敵陣ゴール前5m右ラインアウトからモールを形成し最後は最後尾からHO②李がモールサイドから右中間にトライ、GKもSH⑨土永が成功。14-24

京産大が24-14とリードして前半が終了。
摂南大SO⑩川上のキックで後半開始。

4分、摂南大が敵陣ゴール前15m右中間スクラムからフェーズを重ね、FB⑮前田晃明からHO②昇に渡り最後はWTB⑪マイケルズがゴールポスト下にトライ、GKもSO⑩川上が成功、ゲームが白熱する。21-24

しかしここから京産大が実力を発揮し6分、ミスのない展開ラグビーでNO8⑧ポルテレが右中間にトライ、GKもSH⑨土永が成功。21-31

8分、CTB⑫辻野がゴールポスト下にトライ、GKもSH⑨土永が成功。21-38

13分、LO④日吉健が右中間にトライ、GK不成功。21-43

15分、WTB⑪小林が右中間にトライ、GK不成功。21-48

22分、攻撃の手を緩めない京産大は再びWTB⑪小林がゴールポスト下にトライ、GKもSH⑨土永が成功。21-55

26分、LO⑤フナキ・ソロモネが右中間にトライ、GK不成功。21-60

意地を見せたい摂南大は35分、自陣スクラムから攻め続け、途中出場のCTB㉓ジョシュア・ナレヴェアのオフロードパスを受けたWTB⑭木田匡哉が左中間にトライ、GKもSO⑩川上が成功。28-60

42分、京産大が敵陣ゴール前20m左ラインアウトから右に展開し途中出場したSH㉑高木城治からパスを受けた同じく途中出場したPR⑱川口新太が右中間にトライ、GKもSH㉑高木が成功。28-67としてノーサイド。

京都産業大学が素晴らしいアタックとデフェンスで67-28と勝利し勝点5を獲得。

敗れはしたが、前節と同じようにデフェンスが機能したが、後半にスタミナ切れが残念であったが、攻撃も良く次節も期待させる戦いであった。

POMには2トライを含み勝利に貢献した京都産業大学WTB⑪小林修市が選ばれた。


会見の様子

摂南大学
瀬川 智広 監督
見ての通りです。また次出直します。

嶋本 大賀 キャプテン(以下、C)
後半の入りでトライを取ることができたが、自分たちのミスで流れを失ってしまったなという印象。

Q.一時3点差という流れ。京都産業大学に対してそういう試合をできたことに対する評価は。
瀬川監督
ラグビーは80分を通してのゲーム。80分間戦えないのが今の力。セットプレーやゴール前の決定力には差を感じた。今までも学生たちはものすごく一生懸命がんばってやっているが、やっぱりこのままでは差は埋まらないということを、もう1回チーム全員で認識してまた出直す。

嶋本キャプテン
前半だけ良い勝負をしても、80分後に勝たないと意味がない。修正したいと思う。

Q.主力の選手を複数怪我で欠く中で、今日スタンドから今年から活躍する公文選手と恩田選手に対する声援が多かったが。
嶋本C
2人が目立って体を張ってくれたりして、チームとしても強み。周りからの信頼も厚い。引っ張られて良い方向に影響されているなと思う。

瀬川監督
大学ラグビーはやっぱり4年間で卒業していくので、4年間でどれだけ成長していくのかが大事。また関西リーグ7戦の中での怪我のマネジメントもある。なので新しくメンバーに入った選手が活躍して競争になってくれれば、さらに良くなるのではと思う。

Q.層が厚くなっていると感じるか。
瀬川監督
全然まだまだ。ジュニア、コルツも結構大変。めちゃくちゃ良くなってる、がんばってるとは思うが関西リーグのレベルも上がっているなかで、自分たちの甘さが見えることもある。
そういうところを直さないと、Aリーグで勝ち切ることはできないんじゃないかと思っている。


京都産業大学
廣瀬 佳司 監督
摂南大学には、去年も留学生に走られ苦しめられたので今週しっかりと準備して挑んだ。前半うまくいかない時間帯が長かったが、後半しっかり修正できたので非常に満足している。

辻野 隼大 キャプテン(以下、C)
前半は取られて取っての繰り返しで、なかなか自分たちのミスでうまくいかないところが多かった。後半はどういうミスをしているのか、そこから行動するのかを全員でコミュニケーションすることができ、後半良いスコアに繋がった。
次は1週間空くが、準備しもう一段レベルアップした京都産業大学を見せたいと思う。

Q.ハーフタイムはどういった会話をして後半に挑んだか。
辻野C
摂南大学戦に向けて、ディフェンスラインにギャップができるのでいろんなオプションを持って攻めていこうって話をした。
前半もオプションを持って攻めていたが、パスのミスや簡単なミスが失点に繋がった。そこをしっかりもう1回。狙いどころは良いので、もうちょっとシェイプを小さくしたりとかミスのリスクを減らそう。そういうコミュニケーションを取った。ちょっとしたポジショニングだったりコミュニケーションを改善したら、良いアタックができた。

Q.高校時代から一緒にプレーしている小林選手がPOMを獲得したが。
辻野C
小林自身も昨年から少しずつメンバーに入ってきているが、悔しい思いしながらがんばっていた。今回スターティングメンバーのジャージを着て、彼自身も気持ちが入っていたと思う。
彼の準備がパワフルなプレーに繋がり、プレーヤーオブザマッチという結果になった。多分自信にもなっただろうし、これからもっとチームのために貢献してくると思う。

 


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■KRPU 前田寛文

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