11月5日(日) 同志社大学 vs 天理大学

メンバー表 マッチレポート フォトギャラリー

入場者数:1973人 天候:晴れ/弱風
レフリー:水谷 元紀(関西協会)
アシスタントレフリー:Steven Laird(カンタベリー協会) / 八木 聖也(日本協会) / 嵯峨 慶二(関西協会)
同志社大学 天理大学
5 FULL TIME 59
0 前半 33
5 後半 26
勝点
0-5
詳細(PDF)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶天理大学 9北條 拓郎

メンバー表(48時間前)

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同志社大学
監督宮本 啓希
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
PR山本 敦輝4175110菫中→常翔学園
2HO大山 卓真416696兵庫県RS→報徳学園
3PR上野 聡大3181118大正北中→常翔学園
4LO寺北 亘佑3182106宝塚RS→常翔学園
5LO渡邊 陽二4179104ヤングウェーブ→小倉
6FL奥平 都太郎317692名古屋RS→東海大大阪仰星
7FL石井 伶央417795國學院久我山中→國學院久我山
8NO.8永住 健琉3180104帆柱YR→東福岡
9SH福岡 壮太郎416370河合第二中→御所実業
10SO嘉納 一千417786大池中→大阪桐蔭
11WTB上嶋 友也118090玉名中→東福岡
12CTB岡野 喬吾418198大正北中→常翔学園
13CTB市川 亮太417890蹉跎中→東海大大阪仰星
14WTB岩本 総司217887四条畷RS→常翔学園
15FB芦塚 仁417791上宮中→大阪桐蔭
16Re.長島 幸汰2175101西陵中→京都成章
17Re.前田 卓耶1178107報徳学園中→報徳学園
18Re.三輪 拓翔2175106四日市ジュニアRS→尾道
19Re.木村 圭佑3180102奈良ジュニアRS→大分舞鶴
20Re.荒川 駿1176108東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星
21Re.藤田 海元317073文の里中→東海大大阪仰星
22Re.野口 大介417686城南中→修猷館
23Re.ファイアラガ 義信 ダビデ117288高槻RS→常翔学園
天理大学
監督小松 節夫
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR富田 凌仁4170105小浜第二中→若狭東
2HO寺西 翔生317095東生野中→常翔学園
3PR松野 楓舞3167100北条南中→松山聖陵
4LO鄭 兆毅4186107正徳中→竹圍
5LO渡邉 完徒3182100前橋RS→明和県央
6FL川越 功喜117886東生野中→天理
7FL玉井 大尊217392八尾RS→坂出第一
8NO.8パトリック・ヴァカタ3189115トンガカレッジアテレ→日本航空石川
SH北條 拓郎417278南信州JrRS→天理
10SO筒口 允之317081長崎RS→長崎南山
11WTB藤原 竜之丞316872ノーサイドRS→日本航空石川
12CTB和田 雄翔117586四日市JRFC→四日市工業
13CTBマナセ・ハビリ417595トゥポウカレッジ→高知中央
14WTB上野 颯汰318090関RS→関商工
15FB上ノ坊 駿介218386三田RCJ→石見智翠館
16Re.稲嶺 翔太217097大正北→石見智翠館
17Re.宮田 悠暉4175103広島大学附属東雲中→広島工業
18Re.井上 魁1174107広島ラガーJRS→松山聖陵
19Re.岡崎 慶喜218096市立第四中→石見智翠館
20Re.太安 善明117692茨田北中→天理
21Re.高岸 尚正416873城東中→常翔学園
22Re.中村 仁117077明石JRS→松山聖陵
23Re.フィリモネ・サイア118192トゥポウカレッジ→青森山田

マッチレポート

ここまで開幕4連敗の同志社大学が開幕4連勝の天理大学に挑む一戦。

気温27度と11月とは思えない夏日、風上の同志社大のキックオフで始まった。
開始早々、天理大は相手ハイタックルのペナルティからゴール前7Mのラインアウトを選択し、得点の機会を得る。天理大はモールを押し込むが、同志社大のモールデフェンスに阻まれる。
その後4分、同志社大のドロップアウトキックを、天理大は敵陣10M付近でキャッチ、NO8⑧パトリック・ヴァカタやFB⑮上ノ坊駿介のゲインで22M内まで運び、ラックを形成、こぼれ球を⑧ヴァカタがピック、そのままゴールポスト下まで駆け抜けトライ。GKはSO⑩筒口允之がきっちり決めてあっさりと先制する。(0-7)
7分、同志社大のリスタートキックを自陣22M内から⑧ヴァカタやCTB⑫和田雄翔のビッグゲインで敵陣ゴール前まで運ぶ、最後は右サイドから走り込んできたWTB⑭上野颯汰が右中間にダイブトライ(GK成功)の追加点。(0-14)
この後、同志社大がラインアウトモールで天理大ゴールに迫る場面もあったが、天理大のDFに阻まれる。


20分、天理大はHLでのラインアウト起点から、相手のハイパントキャッチミスを⑮上ノ坊からHO②寺西翔生、そしてCTB⑬マナセ・ハビリとパス、そのまま左中間にトライ。(0-19)
27分、同志社大が再度ゴールラインに迫り、ラインアウトモールからトライを狙うも、天理大のDFに阻まれる。
その後29分、天理大は敵陣から一気に敵陣までエリアを戻し、最後は⑬ハビリがトライ(GK成功)で引き離しにかかる。(0-26)
天理大は体をしっかり当てながら1対1で相手に勝ち、確実にゲインを図っていく。
37分には、キャプテンSH⑨北條拓郎の切れのあるランで追加トライ(GK成功)。点差を付けて前半を終える。(0-33)

後半は天理大のリスタートキックで始まる。
後半、最初のスコアは同志社大。7分、ゴール前まで迫り、ゴール前5Mのペナルティから、SH㉑藤田海元がPからGOの判断、FWで一つポイントを作り、右へ展開、CTB⑫岡野喬吾にボールを配球、そのまま右隅にトライ、追い上げのスタートとなるか。(5-33)
続けてすぐにトライが欲しい同志社大だったが、後半20分以降は、また天理大のトライラッシュが始まった。
21分⑬ハビリ、30分HO⑯稲嶺翔太、33分⑧ヴァカタ、41分WTB⑪藤原竜之丞とトライ。最後はSO㉒中村仁がGKを決め、大差で試合を終えた。(5-59)

天理大は、前節の立命館大からギアが入り始めている。後半の前半は少し集中力が落ちて攻守とも甘くなる時間帯もあったが、大学選手権に向けてさらに進化してほしい。
同志社大は、開幕5連敗となってしまった。前々節、前節と接戦を落とし白星に恵まれなく元気がなかった。ぜひ、切り替えてあとリーグ2試合、本来の力を発揮してほしい。

POMには、キャプテンシーを存分に発揮した天理大SH⑨北條拓郎が選ばれた。

会見レポート

同志社大学
宮本 啓希監督
2週間難しい中でフィジカルのところを準備してきました、天理さんはシンプルに前で当ててスペースを作って、と王道のラグビーをされますので、そこに対してやりあえないといけないと、体のきつい中で準備してきたのですが、そこに天理さんの上手さもあり、この結果になってしまいました。

山本 敦輝キャプテン
フィジカル勝負になるなと準備してきましたが、天理さんのオフロードの技術だったり、その辺のところで前半後手を踏んで、そのまま行かれてしまったという感じです。

・負けが続いてつらいと思うが、前を向く材料は?
山本キャプテン
気持ちは落ち込んでいるがマインドセットなど自分たちがコントロールできるところをしっかり作っていきたいと思います、FWで通用したところもあるのでそういったところを伸ばしていきたいです。

・連敗の要因は?
宮本監督
要因はいろいろあると思いますが、春からやってきている強みを出すことが出来ていないところだと思います、部員もいい時の状態はわかっているので、今日の試合に関しては、後半は二人でしっかりタックルしてブレイクダウンでボールに絡めて得点を与えなかった場面もがありましたが、それが出せてない時間帯があり、そこを埋めていこうと思います。

・試合の出だしの部分でのデフェンスについてと今後どのように修正していくのか?
山本キャプテン
1対1の場面でのタックルミスでゲインされて、うまくスキルを使われたという感じで、そこのクォリティをどれだけ上げるか、また最初からどのようにチームの流れを作っていくかを共有していいイメージを持っていくことです。

宮本監督
前半の最後にゴール前で守り切ったところがキャプテンのいうマインドセットだと思います、それを前半の最初から出していく事が次のゲームに向けて大事なところだと思います、次の京産さんとの試合がいいゲームになるように準備します。


天理大学
小松 節夫監督
同志社大学さんとは去年のリーグ戦、今年の春のトーナメントと2連敗していますので、今日はきっちりと、うちらしいラグビーをして勝ちたいと思ってのぞみました、前半はボールが動いてトライを取れましたが、後半に入りが悪くて20分くらいは自分たちのペースで出来なかったところが反省点かなと思います、流れの中で自分たちのペースを取り戻せるように声を掛け合っていいラグビーをしないとこれから先のシーズンを見たときに(厳しいな)という気がしたので、その点はしっかり修正して次のゲームにのぞみたいと思います。

北條 拓郎キャプテン
同志社さんにはリベンジという気持ちでのぞみました、後半は自分たちのペースに持っていくことが出来ず、ミスも続いて失点してしまいました、まだまだ成長していけると思いますので、修正してあと2節頑張っていきたいと思います。

・春の負けで何を学んで、今日は何を出せたか?
北條キャプテン
春はBKがボールを下げたところでミスした部分が多かったので、今日はボールを下げずに前へ出ようと意識しました。

・キックのプランは?
北條キャプテン
中盤でテンポが出なければ上にあげてコンテストしていくというプランでした。

・春に対戦した同志社と今日の違いは?
北條キャプテン
フィジカルの部分は強化してきたので、今日はコリジョンの部分やセットプレー、特にスクラムで優位に立てていました。

・前節の試合から選手を入れ替えたのは?
小松監督
怪我があったり、調子が悪い選手がいたりで、層を厚くしたいということで複数のポジションをさせて、最終的にいろんなことに対応できるようにしています、上手くいっている部分もあったのですが、ミスがあったときに軽いプレーを選択したり、ボールを下げないようにしている中で後ろでミスしたり、つなぎのところで軽いプレーがたくさん出たので、その辺は修正しなければいけないと思います。


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■KRPU 新屋敷こずえ
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