8月31日(土) 第1節 摂南大学 40−52 同志社大学

2019ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第1節

摂南大学 対 同志社大学

2019年8月31日(土) 16:00キックオフ
グラウンド:鶴見緑地球技場
入場者数:1317人
天候:雨時々止む/微風
レフリー:橋脇正典(関西協会)
アシスタントレフリー:八木聖也(関西協会) / 坂卓磨(関西協会) / 岸上耕一(関西協会)
ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:同志社大学 14原田健司
摂南大学 同志社大学
40 FULL TIME 52
14 前半 35
26 後半 17
詳細
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マッチレポート

今月20日からのワールドカップ開催に伴い日程変更された関西大学Aリーグが31日、開幕した。今シーズンは10月に途中中断するため、例年より1カ月早いスタート。11月30日まで熱い戦いが展開される。
リーグ戦開幕を飾ったのは昨イーズンはBリーグを制し入れ替え戦では関西大に2点差の薄氷の勝利を経てAリーグ復帰を果たした摂南大と、4年前の覇者となったものの一昨年6位、昨年5位と本来の力が出せていない同志社大の対戦。
今シーズンを占う重要な一戦は間断なく雨が降る中、大激戦となった試合は午後4時K.O.された。大阪・鶴見緑地には開幕を待ちわびた大学ラグビーファン約2,000人が集い、摂南大のキックオフで始まった。

前半、摂南は3人の留学生を中心に縦への攻撃をしかける。同志社は確実なタックル、前に出るディフェンスでゲインを切らせないすばらしい対応を見せた。摂南はミスが出る。4分、同志社の好ディフェンスに摂南がオーバーザトップの反則。タッチからのラインアウトモールを押し込み幸先良くトライを奪うなど5トライをあげた。

対する摂南大も相手ディフェンスを突き、走力を生かした攻撃で2トライ。前半は同志社のディフェンスが光った。

後半に入ると同志社のディフェンスが少しずつ甘くなり、反面、摂南は相手ディフェンスのスキをうまく付いて2、15、19分とトライを返した(35-42)。前半は一時28点差が付き、一方的な展開かと思われた試合は行方が分からなくなった。

38分、相手ペナルティーを得た同志社はショットを選択。これが決まって駄目押しとなった。しかしあきらめない摂南はロスタイムに入った44分にトライを返すがときすでに遅く、ノーサイド。大熱戦は終わった。

同志社のディフェンスが光った試合であった。摂南も粘り強く攻撃を仕掛けるが、所々でミスがで、反則を犯してしまったのが悔やまれる。
MOMにはコンバージョン7、ペナルティー1のすべてのゴールを成功させた同志社・原田健司選手が選ばれた。

同志社・萩井好次監督
「摂南大が厳しく攻めてくるのは分かっていたがこの天気の中、アグレッシブに攻めてきた。打ち合いの試合には持ち込みたくなかったが、選手たちがよく耐えてくれた。取るべき所は取れ、フォワードはいい状態で力を発揮してくれた」。

同志社・山本雄貴主将
「勝ててよかった。前半はディフェンスがよかったが、後半は力比べになり、パワープレーでこられて甘くなったのを反省している。アタックは継続でき、自分たちのプレーを出せた」。

(文責:大阪府協会 丸井康充

試合後MOMインタビュー

フォトギャラリー

■撮影者:KRPU 渡辺隆夫

■撮影者:KRPU 古田浩