11月9日(土) 第5節 近畿大学 40-36 大阪体育大学

2019ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第5節

近畿大学 対 大阪体育大学

2019年11月9日(土) 12:00キックオフ
グラウンド:花園ラグビー場第2グラウンド
入場者数:1159人
天候:晴れ/微風
レフリー:下田紘朗(関西協会)
アシスタントレフリー:ジョン・ウイッコム(カンタベリー協会) / 船岡克広(関西協会) / 小原淳一(関西協会)
ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:近畿大学 3松岡将大
近畿大学 大阪体育大学
40 FULL TIME 36
26 前半 15
14 後半 21
詳細
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マッチレポート

ジャパンの活躍があり大成功だったワールドカップの興奮と余韻が残る中、関西大学Aリーグが9日、東大阪市花園ラグビー場で再開された。ここから後半戦。ここまで4戦を終えて、4戦全勝は天理大と同志社大、3勝が京都産業大、2勝が関西学院大、1勝が立命館大、近畿大、大阪体育大。摂南大はまだ勝ち星に恵まれていないという展開。上位チームは優勝、4位以内に出場権が与えられる大学選手権出場に向けて、下位に甘んじているチームは巻き返しと入れ替え戦回避に向けて、いずれも熾烈な戦いが展開されることは予想に難くない。

第1試合はここまでともに1勝3敗の近畿大と大阪体大の対戦になった。

絶好の秋の好天に恵まれた花園Ⅱには大学リーグを待ちわびたファン約1200人が集い、正午、近大のキックオフで始まった。
前半は4回の逆転劇が演じれらた試合だった。

後半に入り一時は強力FWを擁する近大が18点差まで広げ、そのまま「勝負あった」かに思われた。

ところが大阪体大は近大のミスに乗じ、自陣から走力を生かしたカウンター攻撃やG前でのFWの縦攻撃などがあり、試合は終わってみれば4点差の大接戦。

お互いに攻撃面、防御面でのミスが失点に結びついた場面が多く感じられた。大阪体大で悔やまれるのは、後半終了近く、近大のシン・ビンでなおかつロスタイムが6分という場面。相手が一人少なく時間も十分あった。しかし焦りからかミスもトライを奪ったものの追いつけなかった。
近大にとっては「もっと楽に」、大阪体大にとっては「反撃がもう少し早ければ」とともに、次節への反省材料が出たのではないだろうか。

MOMにはスクラムの起点としてチームを支えたプロップ3番、松岡将大選手が選ばれた。

近畿大学 中島茂総監督
今年のチームは「スクラムの強化とラインアウトの確実性、ショートパスをつないでBKSでゲインする」をプランとしていた。前節、天理大戦でスクラムで優位に立てたのでこの試合もそれで進めたが、(特に後半)大阪体大は押されたスクラムに対応していたのに、こちらはそれに対応できていなかった。ゲームプランがまずかった。

近畿大学 川添公康主将
天理大戦を振り返って「継続」を意識して臨んだ。スクラムが勝因の一つだとは思うが、BKSもうまくゲームをコントロールしてくれたと思う。

(文責:大阪府協会 丸井康充)

MOMインタビュー

フォトギャラリー

■撮影者:KRPU 渡辺隆夫

■撮影者:KRPU 坂田勇三