10月22日(日) Honda 31-7 九州電力

C01I0441
トップチャレンジリーグ2017-2018 1stステージ
Honda VS. 九州電力

2017年10月22日(日) 13:00キックオフ グラウンド:三重交通Gスポーツの杜 鈴鹿
Honda 九州電力
31 FULL TIME
14 前半
17 後半
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マッチレポート

大型の台風21号の接近により風雨ともに大荒れとなった三重交通Gスポーツの杜鈴鹿で、Honda HEATと九州電力キューデンヴォルテクスとの試合が行われた。トップチャレンジリーグ1stステージも後半戦となり、ここまでどちらも4戦全勝。上位チーム同士の対戦となった。
Hondaは前節、中部電力に155-0と大勝。その勢いはトップチャレンジリーグの中で際立っている。一方の九州電力はマツダブルーマーズに31-20で勝利し、ここまで着実に勝利を重ねている。どちらにとっても1stステージ1位突破に向けて重要な1戦である。この日は悪天候にも関わらず500人以上のラグビーファンが、ここ三重交通Gスポーツの杜鈴鹿に集まった。

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前半、九州電力のキックオフで試合開始。キックオフと同時に雨脚は強まり、キックを多用したゲーム展開となる。Hondaはスクラムを圧倒するも、ハンドリングエラーが多発。一方の九州電力は9分に敵陣22m中央でPGのチャンスを得るも⑨児玉が失敗。その後はHondaがゴール前まで攻めこむもハンドリングエラーが起こりトライには結びつかない。九州電力もHondaのペナルティが続き敵陣で戦い続けるも、なかなかトライに結びつかない。23分には再び九州電力が敵陣22m中央付近でPGを狙うも失敗。どちらもグランドコンディションに苦しみ攻めあぐねる時間帯が続いた。スコアが動いたのは26分。Hondaが敵陣でボールを継続し、⑩デブレチェニが仕掛け、オフロードパスを受け取った⑬森川がトライ。GKを⑫朴が成功させ7-0とする。前半終了間際になると雨脚は更に強まり、両チームともスリップし、なかなかボールが安定しない。そんな中、39分に九州電力が自陣からキックしたボールをHonda⑮トゥアがキャッチし攻め込み、最後は⑤スナイマンが右隅にトライ。GKも成功し、14-0とHondaがリードし前半を終える。

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後半に入り、前半同様蹴り合いのゲーム展開となる。Hondaはスクラムを支配し攻めるも、ラインアウトが安定せず決定機を作り切れない。九州電力もDFで粘り続けるもなかなか敵陣で戦うことができない。両チームとも水しぶきを上げながら意地がぶつかり合う激しい攻防が続き、無得点のまま20分が過ぎる。後半24分、Hondaが敵陣ゴール前10mラインアウトモールから左にフォワードがフェイズを重ね、最後はバックスに展開し大外の⑪生方がトライ。GK成功し、21-0とする。その後、Hondaがペナルティを続け九州電力がゴール前まで攻め込み、最後はHonda⑩デブレチェニがオフサイドでシンビンになり33分に九州電力の認定トライ。九州電力が7点を返す。その3分後、今度はHondaが敵陣ゴール前でフェイズを重ね、㉓藤﨑が右大外を走りトライ。GKは失敗し26-7となる。更に40分には敵陣ゴール前10m付近でペナルティを得たHonda⑲ステフマンが素早く攻めトライ。GK失敗し31-7と差を広げる。その後もHondaが攻め続けノーサイドとなり、トップチャレンジ全勝同士の対戦は31-7でHondaに軍配が上がった。

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厳しいグランドコンディションの中、Hondaは終盤にトライを重ねボーナスポイントも獲得し勝ち点を25に伸ばした。九州電力は何度もチャンスを作り、攻め込む時間帯もあったが、要所でのミスが結果につながってしまった。

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(文責:文責:伊藤、福森 広報担当:山中)

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撮影者:萩原康夫