11月30日(土) 第7節 近畿大学 41-47 摂南大学

2019ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第7節

近畿大学 対 摂南大学

2019年11月30日(土) 14:00キックオフ
グラウンド:鶴見緑地球技場
入場者数:1793人
天候:晴れ/弱風
レフリー:戸田京介(日本協会A)
アシスタントレフリー:山口明良(関西協会) /  實野隆一(関西協会) /  坂卓麿(関西協会)
ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:摂南大学 13テビタ・タイ
近畿大学 摂南大学
41 FULL TIME 47
14 前半 14
27 後半 33
詳細
(PDF)

マッチレポート

第2試合は、前節勝利し大学選手権出場へ望みが出た近畿大と、今シーズン初勝利をあげた摂南大の対戦である。

前半先制したのは7分の摂南大。30M右中間ラックから左に展開しWTB⑪岡田寛人がトライ、ゴールも決まった(0-7)。
一方19分の近畿大、10ML中央ラックよりボールをつなぎHO②山口翼がトライ、ゴールも決まり(7-7)。追いついた近畿大は31分、10ML左隅ラックより右に展開しNo.8⑧酒井秀彰が中央へトライ、ゴール成功(14-7)。 

38分摂南大、22ML中央ラックからSO⑩山田吏樹のキックをWTB⑭嶋本亮太郎がキャッチし、サポートしていたCTB⑫中村優太がパスを受け右隅にトライ、ゴールも成功した(14-14)。
お互いFW・BKが一体となった攻撃的なラグビーを特徴としている両校であり、激しい戦いで前半を折り返す。

後半に入るといきなりの4分。近畿大はゴール前中央ラックよりFL⑦宮本学武がトライしゴールも成功(21-14)。さらに8分、10ML中央付近からペナルティゴールをCTB⑫福山竜斗が成功(24―14)。
一方14分の摂南大、ゴール前5M左中間ラックからSH⑨三田村直輝のパスを受けたFB⑮ヴィリアミ・ツイドラキがトライ、ゴールも成功(24-21)。

19分近畿大、ゴール前5M左中間ラックからSH⑨宇都宮佑介からFB⑮中洲晴陽へつなぎ、パスを受けたWTB⑪宮宗翔がトライ、ゴールも決まり31-21と近畿大が突き放す。
23分摂南大学、ゴール前5M左中間PKから判断良くNo.8⑧タンギパ・タリフォロフォラがトライ、摂南大が追いすがる好ゲームに観客席も盛り上がりをみせる。摂南大は25分、自陣10ML中央ラックからFB⑮ヴィリアミ・ツイドラキのパスを受けたCTB⑬テビタ・タイがトライ、ゴールも決まり31-33と逆転に成功、観客席は一層の歓声に盛り上がる。

さらに28分の摂南大、ハーフライン中央ラックからSH⑨三田村のパスを受けたNo.8⑧タンギパ・タリフォロフォラがトライ、ゴール成功(31-40)。 
33分近畿大、ゴール前右中間ラックからLO④坂上知志が右中間トライ、ゴール不成功(36-40)、応援団の期待が膨らむトライである。セットプレイ、ブレイクダウン、ハンドリング等、集中力を高めてプレイしなければならない時間帯に入る。

36分の近畿大、自陣22ML付近のこぼれ球をWTB⑭川井太貴が拾って大歓声に押されそのまま左隅にトライ、ゴール不成功(41-40)で近畿大が逆転してロスタイムに入る。
42分摂南大、ゴール前右中間ラックからSH⑨三田村のパスを受け、場内大歓声の中SO⑩山田がトライ、ゴールも成功しノーサイド。41-47と最後に再逆転した摂南大学に軍配が上がる。

最終順位は、摂南大学2勝5敗の7位で入替戦へ、近畿大学は3勝4敗の5位となった。

MOMには摂南大学CTB⑬テビタ・タイが選出された。

摂南大学 天満太進ヘッドコーチ
ハラハラドキドキの心臓に悪い試合だったが選手がよく頑張ってくれた。1年間の総決算として練習でやってきたことをしっかりやろうと伝え送り出した。とにかく果敢に攻め、摂南の真骨頂であるアタッキングラグビ―ができたことが勝因に繋がったと思う。入替戦に備えてしっかり準備していきたい。

(文責:大阪府協会 南昌宏、石川悟)

MOMインタビュー

フォトギャラリー

■撮影者:KRPU古田浩