10月14日(土) 第2節 京都産業大学 40-21 関西大学

DSC_1911-0012017ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第2節
京都産業大学 VS. 関西大学

2017年10月14日(土) 12:00キックオフ グラウンド:宝が池公園球技場 入場者数:1465人 天候:晴れ/無風
レフリー:西村純(関西協会)
アシスタントレフリー:船岡克広(関西協会)/谷口博一(関西協会)/橋本唯人(関西協会)
ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:京都産業大学2中川将弥
京都産業大学 関西大学
40 FULL TIME 21
21 前半 7
19 後半 14
詳細(PDF)

マッチレポート

オープニングゲームを勝利した両チーム。
自慢のフォワードとバックスが機能し危なげないスタートを切った京都産業大学と粘り強いデフェンスから状況判断の優れたフォワードとバックスを持つ関西大学の戦いが宝が池公園球技場で行われた。

雨の予想だったが、曇り空の微風の中、関西大SO北田にキックでゲーム開始。
京産大の強力なフォワードに耐えていた関西大だったが、最初にスタンドを湧かせたのは、京産大だった。
19分、22m左中間のラックからSH野村からパスを受けたLO伊藤が中央を突破し、オフロードパスを受けたFL上田がゴールポスト下に先制トライ、GKもFB河野が成功し7-0。

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22分、京産大が、自陣からSH野村の巧みなステップで攻め込みCTB田畑からCTB坂本と渡りWTBホファからパスを受けたFB河野が左隅にトライ、難しい角度からのGKもFB河野が成功し、14-0とリードを広げる。
27分、一方的に攻め込まれていた関西大は、自陣10mからSO北田が抜け出し、サポートに入ったSH木下からパスを受けたFB竹中がゴールポスト下にトライ、GKもSO北田が成功し、7-14とする。
41分、京産大がゴール前5mスクラムからNO8武田が押し込み右中間にトライ、GKもFB河野が成功し21-7で前半が終了。

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後半3分、関西大は10m付近でペナルティをもらい、SH木下のタップキックから攻め、SO北田からCTB津田と渡り最後はWTB久保田がゴールポスト下まで回り込みトライ、GKもSO北田が成功し、21-14となる。
21分、京産大が粘り強く攻め続けて、最後はPR柴田がゴールポスト下のトライ、GKもFB河野が成功し、28-14再びリードを広げる。
25分、関西大はテンポ良く攻めて左中間ラックからSH木下からSO北田の渡り、FB竹中が左中間にトライ、GKもSO北田が成功、28-21と追い上げる。

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追い上げられた京産大は、フォワードとバックスが機能し、34分にNO8武田が、38分には、CTB田畑が独走トライと2トライ、1GKを成功させ、
40-21と差を広げてノーサイド。
両チーム共、並々ならぬ闘志を感じさせられる好ゲームだった。

MOMには、チームを鼓舞し続けていたHO中川将弥キャプテンが選ばれた。

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監督・キャプテンコメント

京都産業大学 大西 健監督
近大を大差で勝っているチームですので、楽に勝てる相手とは思っていなかった。
セットプレー、ラインアウトやスクラムを2週間で修正して臨んだ。
今日の試合は、今後の試合の基礎となるプレーと思っていた。
モールもスクラムも及第点です。
ファカイがいないので、武田が頑張ってくれているが、戻るまでは、頑張ってほしい。
課題は、早いデフェンスに対応出来なかったことが反省点でいい勉強になったと思っている。

京都産業大学 中川 将弥キャプテン
勝てて良かったし、ほっとしている。
フォワードのセットプレーで優位に立てていたので良かったと思う。
トライも獲られたが、自分達のスタイルを続けることができたと思っている。
しかし、モールはもっと修正が必要と感じた。
次の立命館戦までにはもう少しデフェンスを修正して臨みたい。

関西大学 桑原 久佳監督
もったいないミスがあってこれが悔まれます、京産大さんは分析したとおりで、その点は想定内でしたがやはりミスが悔まれます、まだまだこれからですので頑張ります。

関西大学 藤井 拓海キャプテン
前半はもう1本というところで反則から自陣に入られて相手の得意なスクラムとモールで取られてしまった。
後半に入って自分たちの反則を少なくして、クイックで攻めてアンストラクチャーのところで取れたことは日頃からやってきた練習の成果が出たと思います。

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■撮影者:KRPU 渡辺隆夫