11月24日(土) 第7節 立命館大学 45–24 関西学院大学

2018ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第7節2018-11-24-1-sakata-SITE (8)立命館大学 対 関西学院大学

2018年11月24日(土) 12:00キックオフ
グラウンド:西京極陸上競技場
入場者数:2310人
天候:晴れ/微風
レフリー:加藤真也(日本協会A)
アシスタントレフリー:山本篤志(関西協会) / 岡本竜弥(関西協会) / 栗本佳祐(関西協会)
ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:立命館大学 13磯田凌平
立命館大学 関西学院大学
45 FULL TIME 24
17 前半 12
28 後半 12
詳細
(PDF)

マッチレポート

2018ムロオ関西大学ラグビーAリーグも最終節となった。前節に大学選手権出場を決めたのは天理大学と京都産業大学だが、この対戦、立命館大学と関西学院大学はともに4勝2敗、この試合に勝った方が大学選手権への3枚目の切符を得る。どちらも絶対に勝ちたい、絶対に勝たなければならない試合となった。

立命の先蹴りで試合が開始した。どちらが先に点を入れるかもポイントだが、先制したのは立命であった。6分、敵陣22M付近のマイボールラインアウトをクリーンキャッチ、モールは組まず、球出しテンポよく数回近場を攻め、左大外で待っていた⑪木田晴斗が力強く5メートルほどゴール前までゲイン、⑨平尾剛士が走りこんできた大きな④小島佑太にパス、そのままゴール左隅に飛び込み。5-0とスコアが動いた。
キック合戦含め立命がエリア優勢でブレイクダウンを制し、関学も低いタックルで応酬するが差し込まれ気味。12分にも立命は近場の攻防から、スピードよく走りこんできた⑮山本貫太がゴールポスト左へトライ。⑩吉本匠がゴールを決め、12-0とリードを広げる。

DSC_0939

これ以上離されるわけにいかない関学、マイボールを獲得するといいテンポでボールを動かしゲインラインを越えようとするが、立命の堅いディフェンスに拒まれる。何度かこうしたシーンが続くが、やっと22分、ゴール前に迫りFWで近場を責め、最後はキャプテン⑥勝川燿が左中間に押さえ込む。FB⑮薄井恒平がゴールを決め12-7と詰め寄る。
ここでもう一本欲しい関学だったが、引き離したのは立命だった。26分、ゴール前ラインアウトからラックを1つ形成、②山口達也が抜け出し、ルーキー⑥宮下大輝にタイミングよくパス、そのまま左隅に飛び込みトライ、17-7と引き離す。
しかし、関学も30分、FW、BKでテンポよくボールを繋ぎ、最後は怪我から復帰したLO④杉原立樹が密集の中を左中間に押さえ込み、17-12と迫る。
前半終盤は、立命がエリア優勢の中で攻め込むが、関学も低いタックルが決まりだしよく凌ぐ。17-12のスコアのままでハーフタイムに入る。

2018-11-24-1-sakata-SITE (7)

1トライ差、どちらも後半の主導権を握りたいところであったが、5分、立命がゴール前に迫った。関学の前に出てくるディフェンスの裏に⑩吉本がパントを上げ、走り込んだ⑬磯田凌平がワンバウンドでナイスキャッチしゴールポスト中央にトライ。ゴールも決まり24-12とまた引き離す。
8分にも、立命⑥宮下が本日2本目のトライを奪い、ゴールも決まり31-12と点差を広げる。

DSC_4796

選手権チケットを手に入れる上では、これ以上離されたくない関学であったが、23分、こちらも立命⑬磯田が勝負を決定づける本日2本目のトライを決め、SO㉒田中健登がゴールを決めて36-12とセーフティリードへ。
終盤に関学は⑭中孝祐とWTB㉓吉田菜央人が意地のトライを返すが届かず。最後は、立命㉒田中のトライ&ゴールで45-24の3トライ・3ゴール差でゲームセットとなった。

MOMには、勝負どころで2トライを奪った⑬磯田凌平が選ばれた。

DSC_5326

本日2試合目の結果で立命は関西2位での大学選手権出場となったが、関西代表としての健闘を祈念する。他方、惜しくも出場を逃した関学には、来期の巻き返しを期待したい。

(文責:関西ラグビーフットボール協会広報委員会

試合後キャプテンインタビュー

フォトギャラリー

■撮影者:KRPU 坂田勇三

■撮影者:KRPU 渡辺隆夫

■撮影者:KRPU研 古市あいな