11月12日(土) 第5節 同志社大学 75–10 関西大学

2016ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第5節
同志社大学 VS. 関西大学

2016年11月12日(土) 14:00キックオフ グラウンド:京都市宝が池球技場 入場者数:4069人 天候:晴れ/無風
レフリー:小出兼司(関西協会)
アシスタントレフリー:實野隆一(関西協会) / 飴田鉄平(関西協会) /土田豊(関西協会)
ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:同志社大学 8末永健雄
同志社大学 関西大学
75 FULL TIME 10
19 前半 10
56 後半
詳細(PDF)

マッチレポート

絶好のラグビー日和のもと、2016ムロオ関西大学ラグビーAリーグが再開、後半戦へと突入した。
宝が池球技場では、全勝の同志社大学と1勝3敗の関西大学が対戦した。

関西大学のキックオフで前半スタート。
両チームとも試合間隔があいており、プレーにスムーズさを欠く立ち上がりとなった。
前半7分、関大G前スクラムから、同大がインゴールにキック。ゴールポストに当たり、インゴールを転々としているボールを同大15番崎口銀二朗が抑えて、先制。
10番永富健太郎のゴールも決まり、7対0とリードした。

その後、同志社は良く展開して攻めるも関大もディフェンスで対抗。なかなかゲインラインが切れない。
同志社の展開が単調になった13分、関大3後藤拓也が中央付近でインターセプトし、そのまま走り切って中央にトライ。15番竹中太一がゴールを決めて、7対7と追いついた。
関大の攻守ともによく前に出ていたプレーがよく表れたトライだった。

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その後は両チームともキックで攻め込む展開。ここでも関大のディフェンスは粘り強く、同志社は攻めあぐねる。
前半18分、同志社はPKからキックで前進し、敵陣ゴールライン目前左のマイボールラインアウト。しっかりキープし、モールをきっちり押し込んで2番中尾湧馬がトライ。10番永富健太郎はゴール失敗、12対7とする。
対する関大は、前半22分。同志社の反則で得たPKを15番竹中太一がゴールを決めて、12対10と点数を詰めてくる。

関大のキックも効果的で、同志社のミスを誘う。関大の連続攻撃もリズム良く、同志社も接点で盛り返し、ターンオーバーするが、細かなミスでそれを活かしきれない。少し膠着した時間が流れた。
前半38分関大陣10m付近スクラムから同志社が左に展開、15番崎口銀二朗が左中間トライ。10番永富健太郎がゴールを決めて、19対10で前半終了。

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後半は両チームがどのように修正してくるかが注目されるなか、同志社のキックオフで後半がスタートする。
両チームともスクラムが浮き上がるなど、課題も垣間見える中、均衡を破ったのは同志社。後半7分、関大のタックルが甘くなると12番阿部亮介がラインブレイク。うまくつないで左中間にトライ。ゴールも決まって26対10とした。

続く10分には関大陣22m中央のペナルティから素早く左に展開、15番崎口銀二朗が左中間トライ。ゴールも決まって33対10とした。

同志社の流れが良くなり、どんどんと前に出る。
13分には関大が敵陣ゴール前にスクラムを得るも、同志社が強烈なプッシュ。ターンオーバーし左へ展開すると、14番松井千士が約70メートルを走り切り、中央へトライ。ゴールも成功し、40対10とした。

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関大もよくディフェンスで差し込んでくるが、同志社は接点に自信を持っており、十分プレッシャーをかけられない。
同大はFWで近場を攻めると見せかけて、7番野中がバックスラインに参加し、大外に一人余った状況をうまく作り出す。余裕が感じられるプレーを見せていた。

この後も同志社が試合を支配し、5トライ、5ゴール。加えて10番永富健太郎のゴールキックも後半はパーフェクトで、好調さがうかがえた。

後半終盤に関大も意地の攻撃。トライ目前まで攻めるも試合終了。反撃もここまでであった。
マンオブザマッチは攻守に活躍した同志社大学No.8末永健雄に送られた。

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(文責:)

監督&キャプテンコメント

同志社大学 山神孝志監督
リーグの前半戦が終わって、関西大は修正してくると考えていた。前半は、やはりきちんとディフェンスされた。接点では勝っていたので、そう慌てなかった。
後半は思った通りの展開。外のプレーヤーがいいと中も空いてくる。FWのラック回りも整理する。一つランクが上がったと考えている。松井をもっとうまく使ってほしい。少しボールを渡すのが早い感じがする。

フォトギャラリー

2016年11月12日(土) 同志社大学 対 関西大学 撮影:小巻真司

2016年11月12日(土) 同志社大学 対 関西大学 撮影:野口美保


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