12月7日(日) 2nd・第2節 NTTドコモ 41−5 コカ・コーラ

12月7日(日) 2nd・第2節 NTTドコモ 41−5 コカ・コーラ

2014年12月7日(日) 14:05キックオフ グラウンド:皇子山総合運動公園陸上競技場
レフリー:塩崎公寿 (日本協会A1)
アシスタントレフリー:川尻竜太郎 / 木村陽介 / 植森建次
NTTドコモ
レッドハリケーンズ
コカ・コーラ
レッドスパークス
41 FULL TIME 5
 27 前半 5
14 後半 0
 勝点
5
詳細(TL公式)  勝点
0

◎レポート
セカンドステージ第2戦。両チームのプライドがぶつかり合う試合,先制したのはコカ・コーラレッドスパークスであった。開始4分,相手ラインアウトのミスから得たスクラムから,SH香月,SOラファエルへとつなぎ,CTBベイトマンの個人技で左中間にトライを決め,0-5とした。

一方,NTTドコモレッドハリケーンズは立ち上がりのミスが続いたが,前半中盤,CTBミフィポセチの活躍により自分たちのペースを取り戻し始めた。前半15分,ハーフウェイ付近でのラックから右方へ展開,5選手の間で華麗なつなぎをみせ,SH辻埜が右中間にトライを決めて,5-7と逆転した。

その後互いに大きなチャンスをつくるも決定的な場面でミスが生じ,一時的な膠着状態となったが,NTTドコモのブレイクダウンでの圧力が均衡を打破した。ペースは一気にNTTドコモ側へと流れ,前半20分・26分・30分と連続で追加点を奪った上,前半終了間際にペナルティキックを成功させた。27-5となり,NTTドコモが3トライ・3ゴール以上の差をつけ,前半終了となった。

後半,追い上げを狙うコカ・コーラは,開始直後から自陣より積極的にボールをつなぎ,主導権を握った。しかし,NTTドコモはFLブルソーを中心とする強靭なFW陣により猛襲をしのぎ切った。後半24分,ターンオーバーが発生し,NTTドコモが相手の陣地から一気に左に展開,SH秦からCTB清瀬へとつなぎ,左隅にトライを決めた。その後もコカ・コーラは追い上げようとするが,最終的に41-5でノーサイドとなった。

点差は開いたが,両者の力量はほぼ互角であった。NTTドコモの勝因はブレイクダウンを制圧できたことに尽きる。マン・オブ・ザ・マッチには,相手の巻き返しを阻止し,後半の試合展開に大きく寄与したNTTドコモのFLハインリッヒ・ブルソーが輝いた。

(記事・広報担当:滋賀県協会 写真:小巻真司)