天理大学 VS. 立命館大学
2016年11月13日(日) 14:00キックオフ グラウンド:天理親里競技場 入場者数:1,645人 天候:晴れ/無風 | ||||
レフリー:木村陽介 (日本協会A2) アシスタントレフリー:小出兼司(関西協会) / 福岡直己(関西協会) / 佐藤祥仁(関西協会) ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:天理大学 10後藤大輔 |
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天理大学 | 立命館大学 | |||
53 | FULL TIME | 21 | ||
17 | 前半 | 7 | ||
36 | 後半 | 14 | ||
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マッチレポート
ここまで圧倒的なスピードとゲームメイクで、全試合危なげなく勝ち進んできた天理大学と、4戦を終えて2勝2敗と苦しい戦いを強いられている立命館大学の一戦。
前半絶え間ないアタックを仕掛ける天理大に対し、根気よくディフェンスした立命館が密集から反撃して食い下がる。後半は天理大がテンポアップ。強力なFWから供給されたボールが自慢のBK陣に渡ると、
キックオフからエンジン全開の天理大はテンポよく攻め、10後藤が右へスライドして走ると立命館のディフェンスにギャップができる。裏へ出て、外の14久保へ。あっと言う間にトライを奪う。Gは失敗し5-0。
その後、お互いキックを多用し、ゲームは落ち着いた流れに。
17分、敵陣22m内でマイボールラインアウトを得た天理大は、ここからも展開し中央ゴールポスト前でラックを形成。2フェイズ後左へ回して、11井関が左隅に飛び込んでトライ。Gは失敗し、10−0とする。
これで天理大のペースかと思われたが、26分に立命館が1本返す。セットプレーでリズムをつかむと、キックでボールを敵陣深くへ。追いかけた14別府がさらにインゴールまで蹴り込んでトライを奪う。G成功で10-7と追いすがる。
流れが悪くなった天理大だったが、キーマンたちが個々の能力で一気に立て直す。30分、リスタートから敵陣に攻め込むと15ケレビがハンドオフで粘りスペースを作る。内に走り込んだ14久保がフリーでボールをもらい、
後半最初のトライを奪ったチームが、ゲームの主導権を握ると予想
その後、9分に立命館、13分に天理大、20分に立命館、25分に天理大と交互にトライを奪い合い34−21。緊迫した試合となるが、勝敗を決定づけたのは後半30分。天理大は素早いアタックで攻め上がり、残り22m付近で12王子から外の14久保に山なりのロングパス。これが通って、トライを奪い試合を決めた。Gは失敗し39−21。
その後も天理大は33分と41分にもトライ。53−21で圧勝した。
マン・オブ・ザ・マッチには、試合を通してうまくコントロールし続けた10後藤大輔が選ばれた。