近畿大学 VS. 摂南大学
2016年11月13日(日) 12:00キックオフ グラウンド:天理親里競技場 入場者数:1142人 天候:晴れ/無風 | ||||
レフリー:岡田欣久 (関西協会) アシスタントレフリー:下田紘朗(関西協会) / 長瀬成行(関西協会) / 松岡実(関西協会) ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:近畿大学 11山田聖也 |
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近畿大学 | 摂南大学 | |||
39 | FULL TIME | 19 | ||
12 | 前半 | 7 | ||
27 | 後半 | 12 | ||
詳細(PDF) |
マッチレポート
秋晴れの天理親里競技場。
前年上位校との対戦で2勝2敗と五分で後半戦を迎え、大学選手権出場のためには何としても勝ちたい近畿大。
これまで僅差の試合も含め勝ち星に恵まれず、入替戦を回避するためには負けられない摂南大。
近畿大のキックオフでスタートした。
前半1分いきなり仕掛けたのは摂南大。
自陣22m付近でのキックオフボールを左に右に動かし、ラックから出たボールを右に展開。大外で待っていた15平田翔まで繋ぐと、13トゥア・サミソニが並走しディフェンスをかく乱。そのまま約80Mを走り切りノーホイッスルトライ。14永井卓馬がゴールを決め0-7と先制する。
しかし近畿大も浮足立つことなく落ち着いてアタックを仕掛ける。
11分敵陣10m付近。近畿大は強化を図ってきたスクラムを大きく押し込み、9平澤馨が持ち出すと11山田聖也にパス。走り切って左隅にトライし、5-7と追いかける。
近畿大は14分にも自陣からボールを繋ぎ、最後は11山田がゴールポスト下に連続トライ。10喜連航平がゴールを決め、12-7と逆転する。
この後、両チームとも果敢にアタックを試みるが、近畿大は摂南大キーマンの留学生をダブルタックルで止める。
摂南大も、近畿大得意のゴール前ラインアウトモールを2度守り切り、膠着状態のまま前半を終える。
どちらも先制点が欲しい後半。近畿大が先に仕掛けた。
2分ゴール前ラックから4田中章司、5山口凌佑、6迫田冬馬とFW陣がパスを繋ぎゴールポスト下へトライ。12今里慧がゴールを決め19-7とリードを広げる。
4分には近畿大キャプテン14山崎圭介が、60mを走り切りトライ。24-7と引き離す。
このまま近畿大優勢のまま試合が進むかと思われた25分。
摂南大がラインアウトモールからトライ。ゴールも決まり24-14と追い上げる。
38分には途中出場の23ナイカブラ・ジョネから13サミソニへ繋ぎ、右中間にトライ。24-19と1トライ差までスコアを戻す。
しかし近畿大は、42分にターンオーバーからのゴロパントに11山田が追いつき、左中間へ勝利を決定づけるトライを決める。
相手のモチベーションを下げ、長いロスタイムの間に近畿大がさらに1本のトライを追加して、結果としては39-19のダブルスコアで近畿大が勝利した。
MOMには、本日3トライの活躍をした11山田が選ばれた。
3勝2敗の近畿大。次節は大学選手権の出場をかけ、京産大とのゲームに臨む。
5連敗と悔しい結果の摂南大は、次節関学大と戦う。入替戦回避のためにも何としても勝ちたい。
両校の今後の益々の活躍・奮闘に期待したい。