10月25日(日) 第4節 摂南大学 26-55 同志社大学

関西大学Aリーグ 第4節 摂南大学 VS 同志社大学

AS3I7569
2015年10月25日(日) 12:00キックオフ グラウンド:京都市宝が池公園運動施設球技場 入場者数:3790人 天候:晴れ
レフリー:河野哲彦 (日本協会A1)
アシスタントレフリー:小出兼司/木俣俊祐/土田豊
MOM:同志社大学 2番 山崎翔太
摂南大学 同志社大学
26 FULL TIME 55
12 前半 36
14 後半 19
詳細
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マッチサマリー

好天に恵まれた宝ヶ池球技場。二勝一敗同士の同志社大学と摂南大学、お互い譲れない一戦を迎えた。

風上の摂南大のキックオフで試合は始まる。開始早々に同志社大の反則、摂南大はキックで同志社大ゴール前へ攻め入る。ラインアウトモールから8番トプイが押し込み摂南大先制トライ。10番・徳田のゴールも成功し、7-0とする。すかさず、同志社も反撃、5分に摂南陣10m中央ラックから右へ展開、7番・野中がトライ、ゴールは不成功、7-5とする。

同志社はプレーに若干の迷いが見られ、波に乗りきれない。一方摂南はディフェンスの早いプレッシャーに活路を見いだしたいが、接点がやや淡泊、取り逃がすシーンも見られた。

そんな中、15分には摂南大ゴール前ラインアウトモールから4番・山田が持ち込みトライ。同志社大が逆転する。10番・渡邊のゴールも成功し、7-12。同志社大は18分にもハーフウエィ付近からバックスに展開、14番・高野が50メートルを走りきり、トライ、ゴールも成って、7-19とする。摂南は22分にまたも同志社大ゴール前ラインアウトから8番・トプイがサイドを突いてトライ、ゴールは成らなかったが、12-19と食い下がる。

同志社大はオプションプレーのミスもあり、摂南陣でゲームを進めるも取り切れない。摂南大は10番・徳田が好判断からランで大きくゲインし、対抗する。

個々の選手に力のある同志社大は30分過ぎから連続3トライを挙げ、12-36として、前半を終了した。

後半はまたも摂南大。反則で得たPKを蹴り込み、同志社大ゴール前ラインアウト。またもトプイが飛び込んでトライ。ゴールも成って、19-36と追い上げ態勢。どうも同志社大は前後半の入りが悪い。ところが、次のキックオフで同志社大は摂南大からボールを奪取、ゴール前まで攻め入る。左へ展開し、残っていた2番山崎がトライ。ゴールは不成功。(19-41)

この後は摂南大が継続して攻めるも自らの反則で戻され、苦しい展開。逆に同志社はリズムが出てきて、FW、BK一体の攻撃を展開、11分にはまたも2番・山崎がトライ。ゴール成功。19-48とする。摂南大は持ち味の連続攻撃を仕掛けるが、同志社ディフェンスもしっかり対応、摂南大の反則からゴール前へ入る。20分ラインアウトから8番・倉本が押し込みトライ。10番・渡邊のゴールも成功。じわじわと差を広げる。(19-55)後半の半ばから疲れの見えた摂南大FWを同志社大FWが圧倒するも、摂南大もマイボールはどんどん展開し、同志社大ゴール前に殺到、37分にはラックから8番・トプイが飛び込んでトライ、ゴールも成功し、意地を見せた。ここでノーサイド。(26-55)

集中力や詰めの甘さが同志社大の課題であるが、ここを踏ん張った意味は大きい。破れたとはいえ摂南大は疲れの見えた最後にトライを取り切り、次戦へつながる試合となった。

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マン・オブ・ザ・マッチは同志社大学 2番 山崎翔太選手。

監督&キャプテンコメント

同志社大学 山神孝志監督
パワーのある外国人選手の二人にボールを渡さずアタックさせないということが今日の試合のテーマであったためプラン通りに試合が運べたと思います。後半は風上に立ったので要所要所にキックを織り交ぜてアタックが出来たと思う。大越選手がいいリズムを作り出していたのとFWがブレイクダウンのところでいい仕事が出来ていたので目標とするラグビーに向けて、前節の試合よりは成長出来たと思います。

才田智キャプテン
摂南さんの両外国人選手とHB団の動きを止めれたので満足しています。ラインアウトも少なくしてどんどんボールを繋いでいこうとメンバーには話をしていて、その通りにラグビーが出来たので良かったと思います。

フォトギャラリー

2015年10月25日(日) 同志社大学対摂南大学 ■撮影:小巻真司