大阪国際大学 VS 東京学芸大学
2020年1月4日(土) 11:30キックオフ グラウンド:パロマ瑞穂ラグビー場 |
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大阪国際大学 | 東京学芸大学 | |||
17 | FULL TIME | 17 | ||
14 | 前半 | 10 | ||
3 | 後半 | 7 | ||
詳細 (日本協会公式) |
マッチレポート
例年に比べ暖かい気候のなか、東京学芸大学のキックオフで試合が開始された。
序盤は大阪国際大学が主導権を握る。
中盤、スクラムから攻撃を連続すると、FW・BK一体となった攻撃で徐々に地域を進める。対する東京学芸大学は前に出る防御で応戦、ターンオーバーの攻撃から左サイドを抜け出しゴール直前まで迫る。
すると前半9分、左スクラムから⑧野澤が前進、ゴール前に迫るとFWが縦突進、再度⑧野澤が左中間に前進しトライ、0−5と先制した。
対する大阪国際大学は、前半12分、ハンドリングエラーからのターンオーバーを得て自陣から前進、巧みにボールをつなぐと⑮岡村が中央にトライ、コンバージョンも成功し7−5とする。
その後は中盤でのキックでの攻防が続くが、ゲームは停滞の様相を見せる。
均衡を破ったのは東京学芸大学。
前半30分、ゴール前まで蹴り込まれたキックをすれ違いでカウンターアタック、左サイドを好走し⑬山中に渡り左中間にトライ、7−10と逆転する。
その後、終了直前の前半42分、大阪国際大学は相手陣5mのラインアウトを得る。
モールで前進するとFWの縦攻撃から左サイドに大きく展開、⑩吉田が左中間にトライ、コンバージョンも成功し、14-10大阪国際大学のリードで前半が終了した。
後半直後は、大阪国際大学が前半同様ペースを握る。
相手陣ゴール前からラインアウトモールで前進すると、ゴール直前に迫る。
対する東京学芸大学は、しつこい防御でボールを奪取し地域を戻す。
それでも後半13分、大阪国際大学は後半8分、11分と外したPGを三度選択して成功、17−10とする。
対する東京学芸大学は、直後の後半15分、相手陣のルースボールを獲得すると一気にゲイン、最後は⑩熊谷が抜け出し中央にトライ、コンバージョンも成功し17−17とゲームを振り出しに戻す。
その後は大阪国際大学が地域を支配し、得点を伺うが東京学芸大学の堅守で対抗し、中盤での攻防に続く。
そのしつこい防御から東京学芸大学はゴール直前に迫り、相手陣での時間を有効に使う。後半30分過ぎにペナルティーを得ると、相手陣ゴール前で攻撃を継続する。
さらに、ラインアウトモールからゴールに飛び込むがノートライ。
大阪国際大学は、懸命な防御でボールを獲得すると逆襲に転じる。
自陣からPKを得ると、怒涛の攻撃を開始する。
フェイズを20以上重ね、相手陣に入り逆転のトライを試みる。
双方壮絶な攻防の末、最後は東京学芸大学が守り切り、17-17の引き分け。大会規定によりトライ数の多い東京学芸大学が決勝に駒を進めた。
(文責 早坂一成)
フォトギャラリー
■撮影者:清水良枝