10月6日(日) 立命館大学 vs 関西学院大学

メンバー表 マッチレポート フォトギャラリー

入場者数:1454人 天候:晴れ/微風
レフリー:飯田 真治(関西協会)
アシスタントレフリー:立川 誠道(日本協会) / 新谷 雄生(関西協会) / 嵯峨 慶二(関西協会)
立命館大学 関西学院大学
22 FULL TIME 26
17 前半 7
5 後半 19
勝点
1-4
詳細(PDF)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶関西学院大学 8 小林典大

メンバー表(48時間前)

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立命館大学
HC小寺 亮太
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR髙橋 凜乃介116795瀬田北中→東福岡
2HO大本 峻士3174103菫中→常翔学園
3PR甲斐 匠馬3182112筑紫丘ラグビーJrRS→東福岡
4LO本郷 正人417798春日井RS→中部大春日丘
5LO鈴木 孝昌3181100寄居中→流経大柏
6FL吉川 大智2183101淀中→関大北陽
7FL小山 虎汰朗318193伏見中→京都成章
8NO.8島 正輝3182105大分RS→大分舞鶴
9SH福本 颯翔416673東海大仰星中→東海大大阪仰星
SO山下 真之介417486松戸RS→日立RS→流経大柏
11WTB西村 長216786勧修中→光泉カトリック
12CTB中村 颯汰317284吹田RS→大阪桐蔭
13CTB藤原 洋斗318191瀬田北中→京都成章
14WTB三浦 遼太郎218388北海道バーバリアンズJrRS→立命館慶祥
15FB御池 蓮二317383西陵中→東海大大阪仰星
16Re.田中 京也117595S&TRS→東福岡
17Re.中村 康暉4170102宇摩JrRS→三島
18Re.鍋島 孝碩2175106輝翔館中→東福岡
19Re.石橋 隼3189106浄心中→昭和
20Re.岡本 寛朗417395名古屋RS→名古屋
21Re.百田 桔平116968堺RS→尾道
22Re.岸澤 康成318086富士見中→熊谷
23Re.生島 拓海218193草ヶ江ヤングラガーズ→東福岡
関西学院大学
監督小樋山 樹
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR黄 世邏4180110愛知朝鮮中級→中部大春日丘
HO平生 翔大4174106関西学院中→関西学院
3PR小杉 太郎1183111茗溪学園中→茗溪学園
4LO堤 保澄4180103洛南中→京都成章
5LO趙 勇来4181110東大阪朝鮮中級→大阪朝鮮
6FL稲垣 直希4178105帆柱ヤングラガーズ→石見智翠館
7FL岸本 拓歩217293三田RS→大阪桐蔭
8NO.8小林 典大3185105上京中→京都成章
9SH川原 大317378鹿児島ジュニアRFC→大分舞鶴
10SO徳永 司也416775伏見中→京都成章
11WTB武藤 航生317486兵庫県RS→関西学院
12CTB松本 壮馬417386宇摩RS→石見智翠館
13CTB川村 祐太418195北海道バーバリアンズJr→関西学院
14WTB山本 快417786関西学院中→関西学院
15FB的場 天飛317085伊丹RS→石見智翠館
16Re.田中 健太2169100草ヶ江ヤングラガーズ→東福岡
17Re.大塚 壮二郎2177105芦屋RS→関西学院
18Re.市川 晃己4177110関西学院中→関西学院
19Re.藤井 崇弘4183105堺RS→石見智翠館
20Re.田中 大瑚4176102兵庫県RS→関西学院
21Re.柿本 知輝416269宝塚RS→関西学院
22Re.澤田 壮太郎417081北神戸RS→尾道
23Re.中 俊一朗317686東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星

マッチレポート

2024ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第2節の残り2試合は東大阪市花園ラグビー場第2グラウンドで開催された。第ニ゙試合では厳しい暑さが戻り晴れ、微風の中、立命館大学(以下、「立命大」)VS関西学院大学(以下、「関学大」)が対戦。
立命大は開幕戦に開始早々から失点が多くフィジカル面を修正してこの一戦に臨む。
関学大は安定した戦いで開幕戦に勝利した、前に出るデフェンスも機能し勝点を上積みしたい。

関学大SO⑩徳永司也のキックで試合開始。
最初にチャンスを掴んだのは立命大9分、ゴール前20m左ラインアウトからフェーズを重ね、ラックからSH⑨福本颯翔がダミーパスでそのままゴールポスト下に持ち込み先制トライ、GKもSO⑩キャプテン山下真之介が成功。7-0
13分、関学大が自陣から攻めWTB⑪武藤航生からパスを受けたNO8⑧小林典大がライン沿いを走り切り、回り込んでゴールポスト下にトライ、GKも⑭WTB山本快が成功。7-7

18分、立命大がゴール前20m右中間スクラムから左に展開しSH⑨福本からHO②大本峻士に渡りSO⑩山下からCTB⑫中村颯汰にパスを繋ぎ、最後はFB⑮御池蓮二がゴールポスト下に回り込みトライ、GKもSO⑩山下が成功。14-7
37分、再び立命大がノットロールアウェイのペナルティからショットを選択しゴール前33m中央のキックをSO⑩山下が成功しリードを広げる。17-7
関学大もゴール前まで攻め込むが得点を奪えず、17-7と立命大がリードして前半が終了。

立命大SO⑩山下のキックで後半開始。
後半は最初にチャンスを掴んだのは関学大5分、ゴール前10m中央スクラムのペナルティからNO8⑧小林がタップキックから相手を薙ぎ倒しゴールポスト下にトライ、GKも途中出場のSO㉒澤田壮太郎が成功。17-14
追い上げられた立命大は11分、オフサイドのペナルティからキックでSO⑩山下が蹴り出し、ゴール前5m左ラインアウトからスロワーHO②大本からジャンパーLO④共同キャプテン本郷正人がモールを形成しそのまま押し込み最後尾についたHO②大本が落ち着いて左中間トライ、GK不成功。22-14


立命大の厚いデフェンスに苦戦していた関学大は38分、ペナルティーからCTB⑬川村祐太がキックで蹴り出し、スロワーHO②キャプテン平生翔大からジャンパーLO④堤保澄がモールを形成し最後はHO②平生が左中間にトライ、GK不成功、追い上げる。22-19
攻撃のリズムを掴んだ関学大はロスタイム46分、オフサイドのペナルティからゴール前5mスクラムを選択しNO8⑧小林がゴールポスト左に逆転トライ、GKもSO㉒澤田が成功。22-26
立命大もリスタートキックをしたが、関学大に蹴り出されノーサイド。
お互いの素晴らしい戦いに会場から惜しみない拍手が送られた。

関学大が26-22で勝利、勝点4を上乗せし勝点を9とした。
立命大も善戦むなしく惜敗したが勝点1を獲得した。

POMにはハードタックルでチームを鼓舞し、逆転トライで試合を決めた関西学院大学NO8⑧小林典大選手が選ばれた。


会見レポート

立命館大学
小寺 亮太 ヘッドコーチ
(第1節から)2週間の期間がありましたので、中林コーチと分析をしっかりして、選手が一つになって準備をして臨んだゲームでしたので、前半は準備の部分が良く出てリードして折り返す事ができました。後半は、スクラムの部分と、アクシデント(負傷交代)があってプランが崩れた部分があって、最後は苦しい状況になってしまいました。
しかし、良い準備をしたら良いゲームが出来るという事を、常日頃から(選手に)言っていますが、そういう意味ではこの試合から学べたと思います。次節に向けても、しっかり準備をする、そして胸を張って帰ってくるという立命館スタイルをしっかり出していきたいと思います。

本郷 正人 フォワードキャプテン
前節近大戦で悔しい負け方をしてしまったので、2週間、関学戦に向けてFW、BK一丸となって準備してきました。前半はうまく機能してリードして折り返せましたが、後半はスクラムで劣勢になって、自陣での展開が多くなってしまい、(関学の)勢いに押されてしまったのが敗因だと思っています。しかし、(関学と)良い勝負が出来た事は自信になりましたので、1週間後に向けてしっかり準備したいと思います。

Q、どういったプランが崩れたのか、具体的に教えてください。
小寺HC
基本的には、スクラムとモールを立命館の強味にしていきたいと思っています。モールについてはある程度すでに強味として持っているのですが、スクラムは昨年から取り組んできて、今年も強化を図りながら55%位はノミネートしたいと考えてやっています。そんなプランの中で、後半入ったばかリで負傷交代になって、チームとしての整いの部分が崩れたかなと思います。しかし、その部分があっても、学生達は良く耐えたなと思っており、プランが崩れた中でも、学生たちが粘り強くディフェンスしてくれたというのは収穫だと思っています。

Q、今節、(前節から)修正出来た部分を教えてください。
小寺HC
中林コーチを中心に、学生の分析チームが頑張ってくれて、しっかり準備が出来て今日の試合に臨む事ができました。良い準備が出来たら良いゲームが出来るだけのポテンシャルを(学生達は)持っていますので、いかに1週間、2週間の時間を上手く使いながら、良い準備をして良いゲームをするかという事です。その部分を今日の試合で実感として掴めましたので、次節、天理大学戦に向けても良い準備をして良い試合をするという立命館スタイルをしっかりやりたいと思います。


関西学院大学
小樋山 樹 監督
本日のゲームは非常に反省点の多いゲームでした。立命館さんに学ばせていただいたゲームになりました。勝って反省出来るのはありがたい事なのですが、このままだと目標にしている全国ベスト4に届かないと感じたゲームでした。
いろいろな反省点がありますが、一番大きな反省点は、立命館さんの方が(関学より)ひたむきだった。関学はそれに対して受けてしまって、我々が一番大事にしている部分が出来なかったところです。次節の同志社大学さんも、ひたむきにプレーをされるチームですので、そこの部分で負けないように1週間しっかり準備して、ゲームの入りからしっかり勝負していきたいと思います。

平生 翔大 キャプテン
ゲームの入りの部分で先制されてしまったところが、自分達の流れになれなかった理由だと思います。(前節)関大戦ではゲームの入りから自分達の準備してきた事が出来て、良い入りができたのですが、本日は相手の方が上回ったというのが結果だと思います。この点を反省して、次の試合にむけて100%で準備したいと思います。
セットプレーのところでは、要所要所では良いところがあったのですが、ゴール前で取り切れないところがあったので、ここは修正したいと思います。

Q、最後(逆転)のペナルティの場面でスクラムを選択したが、迷いはなかったですか。
平生C
スクラムは良い感じで組めており、全員が押し切るという同じマインドを持っていたので、スクラムを選択しました。押し切ってスクラムトライをと考えていたのですが、ボールの供給が少しずれてしまって、結果的にNO.8小林典大のサイドアタックの形になりました。

Q、17番プロップ大塚壮二郎を早い段階で投入されましたが、その意図は。
小樋山監督
セットプレーだけでなくフィールドプレーもジュニアリーグで良いパフォーマンスを見せてくれていました。1番黄選手の怪我もありましたが、もともと早い段階から投入したいと考えていましたが、それにしっかり答えてくれました。

Q、立命館のディフェンスがきれいに整備されていた印象で、アタック側としての印象は?
平生C
(立命館の)ディフェンスがすごく前に出てくる中で、深さを持てなくてタックルされるシチュエーションが多かったと思います。また、ブレークダウンで相手の方がサポートが早かったと思います。ここが反省点で、クリーンに出せていたら、もうちょっと良いアタックができたと思います。

Q、ひたむきさが反省点でしたが、キャプテンとしてはどうでしたか?
平生C
試合に臨む23人はチームの代表であるというプライドを持って戦わないといけないと思います。ハーフタイムに、もう一度チームの代表として覚悟を決めて、やってきた事を信じて戦おうと話をしました。それが最後結果につながったのではないかと思います。


フォトギャラリー

■KRPU 渡辺隆夫

■KRPU 新屋敷こずえ

■KRPU 野口美穂
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