10月6日(日) 近畿大学 vs 関西大学

メンバー表 マッチレポート フォトギャラリー

入場者数:1029人 天候:晴れ/微風
レフリー:北村 浩士(日本協会)
アシスタントレフリー:近藤 雅喜(関西協会) / 丹羽 隆二(関西協会) / 河村 隆史(関西協会)
近畿大学 関西大学
25 FULL TIME 31
20 前半 5
5 後半 26
勝点
1-4
詳細(PDF)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶関西大学 18 森下陽希

メンバー表(48時間前)

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近畿大学
監督神本 健司
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR蔡 唯志4176105東大阪朝鮮中級→大阪朝鮮
2HO村尾 幹太417198鞘ヶ谷RS→東福岡
3PR稲場 巧4175110生駒ラグビークラブ→近大附属
4LO楠 大輝3182103石切中→日本航空石川
5LO駒井 凌太4184107兵庫県RS→天理
FL中村 志416180真住中→大阪桐蔭
7FL小西 泰誠318196中野中→石見智翠館
8NO.8古寺 直希4170100喜連中→石見智翠館
9SH渡邊 晴斗217176東大阪KINDAIクラブジュニア→報徳学園
10SO中村 優太317483OWL洛南Jr.R.F.C→京都工学院
11WTB阿曽 有馬417686各務原RS→中部大春日丘
12CTB西 柊太郎217381三宅ヤングラガーズ→東福岡
13CTB藤岡 竜也418395金岡北中→浪速
14WTB植田 和磨417787明石ジュニアRS→報徳学園
15FB嶋 竜輝417788石切中→日本航空石川
16Re.金井 海琉3172104東大阪KINDAIクラブジュニア→大阪桐蔭
17Re.弓部 智希3173100城南中→石見智翠館
18Re.島本 京3180118福岡舞鶴誠和中→東福岡
19Re.能勢 涼太郎3197108猪名川中→川西北陵
20Re.澤村 類217993牧岡中→天理
21Re.竹山 栄汰417478東生野中→近大附属
22Re.松山 拓斗217590蹉跎中→関大北陽
23Re.岸 未来218090岩出RS→近大和歌山
関西大学
監督佐藤 貴志
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR宮内 慶大4175103つくしYR→東福岡
2HO山本 真士3178102滋賀学園中→石見智翠館
3PR平尾 啓太3177105英田中→大阪桐蔭
4LO岡田 薫瑠2185100藤森中→東福岡
5LO中村 豪3189115中宮中→常翔学園
6FL中村 将人218598楠葉中→京都成章
7FL西山 光太郎417592住道中→天理
8NO.8中川 一星218297かしいYR→東福岡
9SH宮内 幹大216667つくしYR→佐賀工業
10SO崎田 士人318289茨木RS→石見智翠館
11WTB遠藤 亮真317688春日LR→東福岡
12CTB吉良 陸人217486かしいYR→東福岡
CTB石川 海翔417587大桐中→大産大附属
14WTB正田 青海217682鯉城RS→尾道
15FB立石 和馬417585つくしYR→東福岡
16Re.大林 直人317192淀中→関大北陽
17Re.福井 鼓生3176101淀中→関大北陽
18Re.森下 陽希1178118明石加古川JRC→報徳学園
19Re.佐野 利樹318395つくしYR→東福岡
20Re.松木 遥寛317690枚岡中→関大北陽
21Re.河道 慎之介216570大阪RS→東海大大阪仰星
22Re.神戸 逸玖317382姫路RS→東海大大阪仰星
23Re.松尾 俊祐416875ノーサイドJr.RFC→高鍋

マッチレポート

第2節の3試合目。開幕戦で良いスタートを切った昨年4位の近畿大学(近大)に対し、ここで何とか白星を掴みたい昨年6位の関西大学(関大)が挑む一戦。

10月としてはかなり暑いと感じるコンデション、近大のキックオフで始まった。
序盤、お互い優秀なロングキッカー(近大WTB⑪阿曽有馬、関大SO⑩崎田士人)を要し、エリアの取り合い(キック合戦)で甲乙つけがたい展開が続く。
そんな中、最初にスコアしたのは、近大だった。14分、敵陣30M付近右側のラインアウトから左へ展開、CTB⑬藤岡竜也がブレイク、ラックからSH⑨渡邊晴斗が順目へパスアウト、CTB⑫西柊太郎からFB⑮嶋竜輝とパスを通し、右隅へ先制トライ。(5-0)


だが、関大もすぐに反撃。17分、敵陣ゴール前15M付近のフリーキックからSH⑨宮内幹太が素早くリスタート、⑩崎田がゴール前にハイパント、FB⑮立石和馬が見事にジャンピングキャッチ、そのまま、右中間に押さえすぐに追いつく。(5-5)
次は、近大。25分、ハーフライン付近右側ラインアウトから左へ展開、FWも絡めながら前進、最後はWTB⑭植田和麿が1人かわし右中間にトライ。(10-5)
次も近大。39分、ゴール前15M付近左側ラインアウトから右へ展開、最後は強いランナー⑬藤岡が右中間へ飛び込み仕留める。ゴールは⑮嶋が慎重に決める。(17-5)
ロスタイム43分にも、⑮嶋がPGを決め、近大が15点リードで前半を終える。(20-5)

後半が始まる。近大は後半も最初にスコアし、引き離してゲームを決めたい。他方、これ以上離されたくない関大という構図。どちらも後半先制したい。
6分、相手パスミスボールを近大⑬藤岡がすかさずピック、走り込んできたWTB㉓岸未来の懐へパス、そのまま40Mほどを駆け抜け、左中間にトライ。後半も近大が先手をとり引き離しにかかる。(25-5)
ここから少し膠着状態が続くが、20分を過ぎたころから暑さの影響か特に近大の選手が足をつり、ゲームを止めるシーンもが目立つようになる。


後半の後半、点差は20点。23分、ここから関大の反撃が始まる。ゴール前7M付近ラインアウトを押し込んで、ラックから前へ抜け出したLO⑤中村豪がトライ。(25-10)
残りあと10分を切った32分、ゴール前でラインアウトの機会を得た関大。FWで取り切ろうとするが、阻止されBKへ右展開、右大外で取り切れず、今度は左へ展開、⑩崎田から飛ばしパスをもらったWTB⑪遠藤亮真が左隅へ飛び込む。難しい位置からのGKは⑩崎田が決めて点差を詰める。(25―17)


38分にも、関大⑪遠藤が連続トライ(GK成功)で1点差に迫る。(25-24)
何とか逃げ切りたい近大だが、関大の勢いは止まらない。
ロスタイム43分、関大は⑩崎田の見事な50/22のタッチキックから、ゴール前6M付近でのマイボールラインアウトの機会を自ら作る。モールを形成するも崩れ、FWがラックサイドから右サイドを攻める。途中から入った大きな体の1年生PR⑱森下陽希が右サイドを突くがとり切れず。また、次の機会にも右サイドを積極的に突くも阻止される。⑱森下の3度目の挑戦で左サイドを攻め飛び込んで逆転トライ(GK成功)し、関大はロスタイムの逆転劇で貴重な1勝をもぎ取った。(25-31)

POMには、逆転トライを決めた関西大学PR⑱森下陽希が選ばれた。


会見レポート

近畿大学
神本健司監督
本日も暑い中ありがとうございました。初戦を前半はいい形で入り、後半は思うような形でなかったので、そこをこの2週間の間で修正して、自分たちが常に成長していくというワードを出しながらやってきました。そこについては、しっかりといい準備をして臨んだつもりです。今日のゲームについては、関西大の徹底したキックとそれに対するディフェンスとチェイスに敗れたのかなと思います。アタックして、いいブレイクしてトライにまで繋げるということは出来ましたが、ただ自分たちの強みを出せなかった部分について言えば、スクラムにフラストレーションが溜まった部分かなという風に感じています。ここからは、関西の優勝と全国のベスト4を目指していくには、もう負けることはできませんので、次戦以降に向けてもう一度準備をして目標を達成できるようにやっていきたいと思います。

中村志キャプテン(4年=大阪桐蔭)
関西大にチャレンジャーとして挑んだのですが、前半はリードする形で折り返し、前回の立命大戦での課題であった後半の入りでまた悪い形になってしまい、1人少ない形となってしまい苦しい状況が続き、なかなか切り替えることができず、最後に逆転されてしまいました。僕たちには関西一、全国ベスト4という目標があり、そこはまだ途切れていないので、次戦以降に向けていい準備をして、関西一になれるようなチームに成長していきたいと思います。ありがとうございました。

Q.反則が非常に多く発生した原因はどう考えていますか?
中村キャプテン
ディフェンスでのペナルティが続いたのですが、自分たちでプレッシャーをかけながら、それが逆に悪い形のペナルティにつながってしまったのが原因でした。

Q.反則が続く中で悪い流れの時にキャプテンとしてどんな声をかけていましたか?
中村キャプテン
特に自陣22m内でのプレーについてノーペナルティということをファーカスにあげていたのですが、そこが徹底できなく、うまく立て直すことができませんでした。


関西大学
佐藤貴志監督
今日、振り返ってみて、ビハインド15点差からさらに点差が広がる中で、自分たちの関大スタイルのところ、2週間準備してきたところをしっかり学生たちが体現してくれて、勝つことが出来てチームにとって本当に大きな1勝だったと思っています。

石川海翔キャプテン(4年=大産大附属)
まずは勝利したことをうれしく思うのですが、まだ自分たちはこれから京産大、天理大と強い相手が残っているので、しっかりそこに向けて修正していかないといけない部分は今日の試合でもあったので、そこを修正して次節に向けて取り組んでいきたいと思います。

Q.関大スタイルということがあったのですが、そこを分かりやすく教えてください。
佐藤監督
ボールの争奪(ブレイクダウン)のところを、しっかりと正しくファイトするといったところ、またボールを奪ったところからゲインするといったところ、そこから自分たちのセットプレー、そこにしっかりこだわってやっていくというところです。

Q.前半でかなり点差があったが、体感的に逆転できるというメンタルのところはハーフタイム時にどんな感じでしたか?
石川キャプテン
ハーフタイムではまだ15点差だったので、そこまで特別に点差が開いているという感じはなく、ただ自分たちのミスで相手に点を与えてしまっていたので、そこを修正できれば、後半自分たちのリズムになっていくと思っていたので、特別に意識はしていなかったです。

Q.監督が予想していたもの以上によかったのはどんなところですか?
佐藤監督
相手が足がつってきている中で、自分たちは足が動いている。そういう中で自分たちの底の部分をしんどいプレッシャーのある中で要所要所で出して、また裏のスペースに関してもある程度分析する中で、しっかり外からのコミュニケーション、激しいチェイス、そういったものがしんどい中で出せたといった部分が予想を超えてきた部分かなと思っています。


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