第15回関西ミニ・ラグビージャンボリー交流大会(追加開催)レポート

令和4年6月25日(土)・26日(日)の両日、3年ぶりに兵庫県・淡路佐野運動公園多目的広場天然芝グラウンドにて「第15回関西ミニ・ラグビージャンボリー交流大会」を開催したところ、64チームの参加希望があり抽選の結果10チームが参加できませんでした。
そこで、大会に参加できなかったチーム等への救済措置として今回(追加開催)を奈良県ラグビー協会にご尽力いただき、令和5年2月23日(木・祝)奈良・橿原運動公園多目的グラウンドにて開催することができました。

急な大会開催にも関わらず、2府6県から32チームの参加希望があり、抽選により27チーム、513名の小学生プレーヤーが集まり熱戦を繰り広げてくれました。
午前中は小雨も降るなか寒い始まりで心配しましたが、午後になって晴れ間も現れ、大きな怪我も無く全試合を無事終了することが出来ました。
コロナ禍であり更にインフルエンザも流行してきている中、選手の安全を第一に考えながら慎重に大会を行いましたが、安全対策の認識と対応について各チームに協力していただく事が必要不可欠と痛感いたしました。

今年度より、女子選手による「女子交流試合」を試みていますが、参加した選手より『参加してよかった』『また行ってほしい』『このような企画が有れば参加したい』と言った声が多くあり継続事業とすべく開催し、今回も20名が参加し元気なプレーを見せてくれました。

大会につきましては、全体的に均衡した試合が多く日頃の練習の成果を発揮した素晴らしいプレーを随所に見せてくれていました。各チーム指導者のラグビーに対する姿勢が徐々に実現されつつあると見受けます。しかしその一方で、まだまだ指導者が勝利にこだわり過ぎるチームも有り、コロナ禍にも拘わらず大声で指示を出している指導者も見受けられます。ここでもう一度、ラグビー憲章(品位・情熱・結束・規律・尊重)について再認識することも重要事項でないかと考えさされました。また、ボールを奪う時の危険なプレー(ジャッカル等)が安全面で心配になる場面も多々見受けられ、いつも述べていますが、あくまでも小学生プレーヤーの交流を促し、ミニ・ラグビーに対する正しい理解と心身の発達に応じた技術の向上を図ることを目的に掲げた大会でもあり、規則を守り、マナーや選手の安全を守ることを重視して、チャンピオンシップではないことをご理解いただきたいと思います。
最後に主催者側として2月の寒い中、安全対策・コロナ対策等に配慮しながらの大会開催・運営にご協力いただきました、奈良県ラグビー協会普及・医務部門の皆様には大変お世話になり感謝申し上げます。

関西ラグビーフットボール協会 U12普及育成委員会

フォトギャラリー


大会の結果・詳細はこちら