10月29日(日) 立命館大学 vs 摂南大学

メンバー表 マッチレポート フォトギャラリー

入場者数:1338人 天候:くもり/弱風
レフリー:大内 想太(関西協会)
アシスタントレフリー:Gavin Cate(カンタベリー協会) / 東村 侑真(関西協会) / 伊達 義博(関西協会)
立命館大学 摂南大学
27 FULL TIME 29
3 前半 17
24 後半 12
勝点
1-4
詳細(PDF)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶摂南大学 8河野秀太郎

メンバー表(48時間前)

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立命館大学
HC鬼束 竜太
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR橋本 凌1176102芦屋RS→報徳学園
2HO安部 薫平4171100東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星
3PR前川 和輝4169105亀岡中→天理
4LO本郷 正人317798春日井RS→中部大春日丘
5LO宮城 雄真4187111瀬田北中→京都成章
6FL吉川 大智118396淀中→関大北陽
7FL榎本 匡志2180101上小阪中→大阪桐蔭
8NO.8島 正輝2181105大分RS→大分舞鶴
9SH北村 瞬太郎416879横浜RS→國學院栃木
SO森 駿太417184かしいヤングラガーズ→東福岡
11WTB三浦 遼太郎118289北海道バーバリアンズjr→立命館慶祥
12CTB中村 颯汰217081吹田RS→大阪桐蔭
13CTB江川 剛人418485吹田RS→桐蔭学園
14WTB吉本 匠希418386文の里中→常翔学園
15FB山下 真之介317486松戸RS→日立RS→流経大柏
16Re.大本 峻士2173103菫中→常翔学園
17Re.岩﨑 達也117598西京極中→京都成章
18Re.甲斐 匠馬2182112筑紫丘ラグビーJrRS→東福岡
19Re.服部 峻4177100東海大大阪仰星中→東福岡
20Re.小山 虎汰朗218197伏見中→京都成章
21Re.福本 颯翔316673東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星
22Re.有吉 健417693鞘ヶ谷RS→東福岡
23Re.樋川 蔵人316779鎌倉RS→東海大相模
摂南大学
監督瀬川 智広
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR今田 伸太4176101真住中→大阪桐蔭
2HO大西 翔4173105寝屋川第三中→大産大附属
3PR原渕 修人4177108原山台中→摂津
LO森山 迅都4182103藤森中→京都工学院
5LOヴェティ・トゥポウ4189114Nausori District School→レリアン・メモリアル
6FL大島 優輝118484鯰江中→大産大附属
7FL角谷 宏大317691菫中→常翔学園
8NO.8河野 秀太郎318092吹田RS→報徳学園
9SH三田村 裕城417177蹉跎中→石見智翠館
10SO大津 直人316576常翔啓光学園中→常翔啓光学園
11WTBマイケルズ・カストン216674アウテニクワスクール
12CTB嶋本 大賀317583茨田中→大産大附属
13CTBヴィリアミ・サポイ318298Mount Roskill Districts Rugby Club→開志国際
14WTB木田 匡也317578枚方第三中→常翔啓光学園
15FB前田 晃明118081天理中→天理
16Re.中村 太遥316993光明中→創志学園
17Re.梁 起繁3177105東大阪朝鮮中→大阪朝鮮
18Re.松田 宗也2179104石切中→仙台育英
19Re.前川 晃進418398滋賀学園中→滋賀学園
20Re.坪内 太一316572相生中→ロトルアボーイズ
21Re.川上 凌空117578長吉西中→京都成章
22Re.ナレヴィア・ジョシュア217577Andrews Primary school→ウエストパックランドハイスクール
23Re.小畑 美嵐318086摂津第四中→淀川工科

マッチレポート

2023ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第5節,前半の2試合は晴れ、微風の宝が池公園球技場で開催される。

第一試合は立命館大学VS摂南大学が対戦。
立命大は1勝3敗、勝点6となっているが、前年度優勝の京産大との対戦では粘り強く、最後まで諦めない戦いができた。
摂南大も1勝3敗、勝点4。前節ではロスタイムに逆転し勢いを保ったままこの一戦に挑む。両校共、上位進出に向けて負けられない戦いとなる。

風上から攻める立命大キャプテンSO⑩森駿太にキックで試合開始。
開始2分、最初にチャンスを掴んだのは立命大、ハイタックルのペナルティからショットを選択しゴール前中央20mPGをSO⑩森が成功、先制する、3-0
8分、摂南大がノットリリースのペナルティからタッチに蹴り出しゴール前10m左ラインアウトから右に展開SH⑨三田村裕城からWTB⑪マイケルズ・カストンのバックフリップパスを受けたFB⑮前田晃明が右中間逆転トライ、GKもSO⑩大津直人が成功。3-7
18分、摂南大がハイタックルのペナルティからショットを選択し、ゴール前20m右中間PGをSO⑩大津が成功。3-10
22分、再び摂南大がハイタックルのペナルティからタッチに蹴り出しゴール前20m右ラインアウトから左に展開しSH⑨三田村からパスを受けたNO8⑧河野秀太郎がデフェンスをなぎ倒し左中間にトライ、GKもSO⑩大津が成功。3-17
立命大もゴール前まで攻め込むがパスミスでチャンスを活かせず前半が終了。

摂南大SO⑩大津のキックで後半開始。
開始11分、摂南大が敵陣25mラックからSH⑨三田村のパスを受けたFL⑥大島優輝からパスを受けたWTB⑪カストンがゴールポスト下にトライ、GKもSO⑩大津が成功。3-24
15分、立命大も自陣から攻めCTB⑬江川剛人が巧みなステップで中央を突破しLO⑤宮城雄真からSH⑨北村瞬太郎に渡りパスを受けたWTB⑪三浦遼太郎が左隅に初トライ、GK不成功。8-24

23分、摂南大がゴール前10m左中間のペナルティからスクラムを選択し、サイドを攻め最後はCTB⑬ヴィリアミ・サポイが左中間にトライ、GK不成功。8-29


ボーナスポイントを確保した摂南大だったが、試合は終盤大きく動き出す。

37分、攻撃のリズムを掴んだ立命大はゴール前10m中央ラックからSH⑨北村からCTB⑫中村颯汰に渡り最後は途中出場したFL⑳小山虎汰朗が右中間にトライ、GK不成功。13-29

39分、立命大が敵陣5m中央ラックからSH⑨北村からパスを受けたCTB⑬江川が再び抜け出しパスを受けたFB⑮山下真之介が右中間にトライ、GKもFB⑮山下が成功、追い上げる。20-29
42分、再び立命大が自陣10mラックからWTB⑭吉本匠希が抜け出し、デフェンスをかわし、60mを走り切りゴールポスト左にトライ、GKもWTB⑭吉本が成功。27-29
会場から凄まじい歓声が湧き上がる。

46分、立命大がハイタックルのペナルティからショットを選択、37m左中間からのPGが成功すれば逆転の勝利だったが決まらず、摂南大FB⑮前田が蹴り出しノーサイド。29-27で摂南大が勝利。

最後まで勝利に執念を燃やした立命大だったが、あと一歩及ばず敗れた。
しかし貴重な勝点1を獲得しトータル7として次節に挑む。
摂南大は前節に続き粘り強く僅差で勝利し勝点を8とし上位進出を目指す。

POMにはアタックにデフェンスに勝利に大きく貢献した摂南大学NO8⑧河野秀太郎選手が選ばれた。

会見レポート

立命館大学
鬼束竜太 ヘッドコーチ
結果的には非常に残念な結果となってしまいました。試合の内容としては、前半、敵陣の(トライの)獲れるところで獲れなかった。逆に摂南さんにはいいアタックをさせてしまった部分、ハイタックルとかの反則でペースを掴めなかった部分、前半のそういうところが響いてしまった。後半最後の追い上げは、(立命館)らしいアタックができたと思っています。それを前半からやりたかったのですが、前半それができなかったのは残念です。この結果をしっかり受け止めて、次の試合の準備をしたいと思います。

森駿太 キャプテン
前半からハイタックルのペナルティがあったり、敵陣まで行ってもスコアを確実に獲ることができず、前半で流れを作ることができないまま後半まで引っ張ってしまったというのが反省です。後半の終盤あたりから、自分たちのアタックを摂南さんに対してもみせることができて、それがこのスコアに繋がったと思っています。

Q.前半のハイタックル反則は?
森キャプテン
(推測ですが)摂南さんはオフロードでアタックしてくるのが特徴ですので、自分たちはボールを殺しにいこうとして上半身に(タックルを)入ってしまったというのが反省です。

Q.後半の終盤のリズムは?
森キャプテン
リザーブのフレッシュな選手たちがアグレッシブにアタックに参加したり、個の能力を最大限に発揮できたからだと思います。


摂南大学
瀬川智広 監督
負けなくて良かったです。その一言だけです。

森山迅都 キャプテン
前半は、自分たちの予想どおりボールを動かすことができたのですが、後半に入り細かいミスであったり、セットの遅さであったり、そういう部分が甘くなってデイフェンスのキャッチアップや一対一のタックルで、(終盤の)ああいう部分が続いてしまいました。ただ、この試合に向けて(デイフェンスなど)用意してきたことができたので、そこは収穫だと思っています。

Q.終盤立て続けに(トライを)獲られた原因は?
瀬川監督
立命館大学さんは最後の10分間、本当に素晴らしい攻撃をされたと思います。ただ、それをさせてしまったのは摂南側にあると思っています。一つはメンバー交代をしていく中で、替わった選手がいい形で機能しなかった。タックルのキャッチアップ(組織でするもの)に綻びがどんどん大きくなっていった。一本二本は仕方がないが、それを最後まで修正できなかったことが問題だと思っています。

Q.ここまでのチームの成長は?
瀬川監督
先週は何とか勝つことができて、今週はさらにいい準備ができていました。チームの気持ちも白星を獲ったことによって上向いていたこともあります。後半の30分まではすごく成長している部分が見れたと思っていました。また、今日の試合だけでなく、昨日、同志社大学さんとジュニアとコルツの試合をして、今までは全く歯が立たなかったような相手にも対等に戦えたということもあり、チーム全体として(前節に)一つ勝てたということが自信に繋がったと思います。(3連敗から)自分たちがやるしかないという所(ダイナミックにボールを動かすラグビーをしよう)に立ち返ったことが非常に良かったと思います。


フォトギャラリー

■KRPU 新屋敷こずえ

■KRPU 渡辺隆夫

■KRPU 前田寛文
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