10月29日(日) 立命館大学 vs 摂南大学
メンバー表 | マッチレポート | フォトギャラリー |
レフリー:大内 想太(関西協会)
アシスタントレフリー:Gavin Cate(カンタベリー協会) / 東村 侑真(関西協会) / 伊達 義博(関西協会)
立命館大学 | 摂南大学 | |||
27 | FULL TIME | 29 | ||
3 | 前半 | 17 | ||
24 | 後半 | 12 | ||
勝点 1-4 詳細(PDF) |
▶摂南大学 8河野秀太郎
立命館大学 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
HC | 鬼束 竜太 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 橋本 凌 | 1 | 176 | 102 | 芦屋RS→報徳学園 |
2 | HO | 安部 薫平 | 4 | 171 | 100 | 東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星 |
3 | PR | 前川 和輝 | 4 | 169 | 105 | 亀岡中→天理 |
4 | LO | 本郷 正人 | 3 | 177 | 98 | 春日井RS→中部大春日丘 |
5 | LO | 宮城 雄真 | 4 | 187 | 111 | 瀬田北中→京都成章 |
6 | FL | 吉川 大智 | 1 | 183 | 96 | 淀中→関大北陽 |
7 | FL | 榎本 匡志 | 2 | 180 | 101 | 上小阪中→大阪桐蔭 |
8 | NO.8 | 島 正輝 | 2 | 181 | 105 | 大分RS→大分舞鶴 |
9 | SH | 北村 瞬太郎 | 4 | 168 | 79 | 横浜RS→國學院栃木 |
⑩ | SO | 森 駿太 | 4 | 171 | 84 | かしいヤングラガーズ→東福岡 |
11 | WTB | 三浦 遼太郎 | 1 | 182 | 89 | 北海道バーバリアンズjr→立命館慶祥 |
12 | CTB | 中村 颯汰 | 2 | 170 | 81 | 吹田RS→大阪桐蔭 |
13 | CTB | 江川 剛人 | 4 | 184 | 85 | 吹田RS→桐蔭学園 |
14 | WTB | 吉本 匠希 | 4 | 183 | 86 | 文の里中→常翔学園 |
15 | FB | 山下 真之介 | 3 | 174 | 86 | 松戸RS→日立RS→流経大柏 |
16 | Re. | 大本 峻士 | 2 | 173 | 103 | 菫中→常翔学園 |
17 | Re. | 岩﨑 達也 | 1 | 175 | 98 | 西京極中→京都成章 |
18 | Re. | 甲斐 匠馬 | 2 | 182 | 112 | 筑紫丘ラグビーJrRS→東福岡 |
19 | Re. | 服部 峻 | 4 | 177 | 100 | 東海大大阪仰星中→東福岡 |
20 | Re. | 小山 虎汰朗 | 2 | 181 | 97 | 伏見中→京都成章 |
21 | Re. | 福本 颯翔 | 3 | 166 | 73 | 東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星 |
22 | Re. | 有吉 健 | 4 | 176 | 93 | 鞘ヶ谷RS→東福岡 |
23 | Re. | 樋川 蔵人 | 3 | 167 | 79 | 鎌倉RS→東海大相模 |
摂南大学 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
監督 | 瀬川 智広 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 今田 伸太 | 4 | 176 | 101 | 真住中→大阪桐蔭 |
2 | HO | 大西 翔 | 4 | 173 | 105 | 寝屋川第三中→大産大附属 |
3 | PR | 原渕 修人 | 4 | 177 | 108 | 原山台中→摂津 |
④ | LO | 森山 迅都 | 4 | 182 | 103 | 藤森中→京都工学院 |
5 | LO | ヴェティ・トゥポウ | 4 | 189 | 114 | Nausori District School→レリアン・メモリアル |
6 | FL | 大島 優輝 | 1 | 184 | 84 | 鯰江中→大産大附属 |
7 | FL | 角谷 宏大 | 3 | 176 | 91 | 菫中→常翔学園 |
8 | NO.8 | 河野 秀太郎 | 3 | 180 | 92 | 吹田RS→報徳学園 |
9 | SH | 三田村 裕城 | 4 | 171 | 77 | 蹉跎中→石見智翠館 |
10 | SO | 大津 直人 | 3 | 165 | 76 | 常翔啓光学園中→常翔啓光学園 |
11 | WTB | マイケルズ・カストン | 2 | 166 | 74 | アウテニクワスクール |
12 | CTB | 嶋本 大賀 | 3 | 175 | 83 | 茨田中→大産大附属 |
13 | CTB | ヴィリアミ・サポイ | 3 | 182 | 98 | Mount Roskill Districts Rugby Club→開志国際 |
14 | WTB | 木田 匡也 | 3 | 175 | 78 | 枚方第三中→常翔啓光学園 |
15 | FB | 前田 晃明 | 1 | 180 | 81 | 天理中→天理 |
16 | Re. | 中村 太遥 | 3 | 169 | 93 | 光明中→創志学園 |
17 | Re. | 梁 起繁 | 3 | 177 | 105 | 東大阪朝鮮中→大阪朝鮮 |
18 | Re. | 松田 宗也 | 2 | 179 | 104 | 石切中→仙台育英 |
19 | Re. | 前川 晃進 | 4 | 183 | 98 | 滋賀学園中→滋賀学園 |
20 | Re. | 坪内 太一 | 3 | 165 | 72 | 相生中→ロトルアボーイズ |
21 | Re. | 川上 凌空 | 1 | 175 | 78 | 長吉西中→京都成章 |
22 | Re. | ナレヴィア・ジョシュア | 2 | 175 | 77 | Andrews Primary school→ウエストパックランドハイスクール |
23 | Re. | 小畑 美嵐 | 3 | 180 | 86 | 摂津第四中→淀川工科 |
マッチレポート
2023ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第5節,前半の2試合は晴れ、微風の宝が池公園球技場で開催される。
第一試合は立命館大学VS摂南大学が対戦。
立命大は1勝3敗、勝点6となっているが、前年度優勝の京産大との対戦では粘り強く、最後まで諦めない戦いができた。
摂南大も1勝3敗、勝点4。前節ではロスタイムに逆転し勢いを保ったままこの一戦に挑む。両校共、上位進出に向けて負けられない戦いとなる。
風上から攻める立命大キャプテンSO⑩森駿太にキックで試合開始。
開始2分、最初にチャンスを掴んだのは立命大、ハイタックルのペナルティからショットを選択しゴール前中央20mPGをSO⑩森が成功、先制する、3-0
8分、摂南大がノットリリースのペナルティからタッチに蹴り出しゴール前10m左ラインアウトから右に展開SH⑨三田村裕城からWTB⑪マイケルズ・カストンのバックフリップパスを受けたFB⑮前田晃明が右中間逆転トライ、GKもSO⑩大津直人が成功。3-7
18分、摂南大がハイタックルのペナルティからショットを選択し、ゴール前20m右中間PGをSO⑩大津が成功。3-10
22分、再び摂南大がハイタックルのペナルティからタッチに蹴り出しゴール前20m右ラインアウトから左に展開しSH⑨三田村からパスを受けたNO8⑧河野秀太郎がデフェンスをなぎ倒し左中間にトライ、GKもSO⑩大津が成功。3-17
立命大もゴール前まで攻め込むがパスミスでチャンスを活かせず前半が終了。
摂南大SO⑩大津のキックで後半開始。
開始11分、摂南大が敵陣25mラックからSH⑨三田村のパスを受けたFL⑥大島優輝からパスを受けたWTB⑪カストンがゴールポスト下にトライ、GKもSO⑩大津が成功。3-24
15分、立命大も自陣から攻めCTB⑬江川剛人が巧みなステップで中央を突破しLO⑤宮城雄真からSH⑨北村瞬太郎に渡りパスを受けたWTB⑪三浦遼太郎が左隅に初トライ、GK不成功。8-24
23分、摂南大がゴール前10m左中間のペナルティからスクラムを選択し、サイドを攻め最後はCTB⑬ヴィリアミ・サポイが左中間にトライ、GK不成功。8-29
ボーナスポイントを確保した摂南大だったが、試合は終盤大きく動き出す。
37分、攻撃のリズムを掴んだ立命大はゴール前10m中央ラックからSH⑨北村からCTB⑫中村颯汰に渡り最後は途中出場したFL⑳小山虎汰朗が右中間にトライ、GK不成功。13-29
39分、立命大が敵陣5m中央ラックからSH⑨北村からパスを受けたCTB⑬江川が再び抜け出しパスを受けたFB⑮山下真之介が右中間にトライ、GKもFB⑮山下が成功、追い上げる。20-29
42分、再び立命大が自陣10mラックからWTB⑭吉本匠希が抜け出し、デフェンスをかわし、60mを走り切りゴールポスト左にトライ、GKもWTB⑭吉本が成功。27-29
会場から凄まじい歓声が湧き上がる。
46分、立命大がハイタックルのペナルティからショットを選択、37m左中間からのPGが成功すれば逆転の勝利だったが決まらず、摂南大FB⑮前田が蹴り出しノーサイド。29-27で摂南大が勝利。
最後まで勝利に執念を燃やした立命大だったが、あと一歩及ばず敗れた。
しかし貴重な勝点1を獲得しトータル7として次節に挑む。
摂南大は前節に続き粘り強く僅差で勝利し勝点を8とし上位進出を目指す。
POMにはアタックにデフェンスに勝利に大きく貢献した摂南大学NO8⑧河野秀太郎選手が選ばれた。
会見レポート
立命館大学
鬼束竜太 ヘッドコーチ
結果的には非常に残念な結果となってしまいました。試合の内容としては、前半、敵陣の(トライの)獲れるところで獲れなかった。逆に摂南さんにはいいアタックをさせてしまった部分、ハイタックルとかの反則でペースを掴めなかった部分、前半のそういうところが響いてしまった。後半最後の追い上げは、(立命館)らしいアタックができたと思っています。それを前半からやりたかったのですが、前半それができなかったのは残念です。この結果をしっかり受け止めて、次の試合の準備をしたいと思います。
森駿太 キャプテン
前半からハイタックルのペナルティがあったり、敵陣まで行ってもスコアを確実に獲ることができず、前半で流れを作ることができないまま後半まで引っ張ってしまったというのが反省です。後半の終盤あたりから、自分たちのアタックを摂南さんに対してもみせることができて、それがこのスコアに繋がったと思っています。
Q.前半のハイタックル反則は?
森キャプテン
(推測ですが)摂南さんはオフロードでアタックしてくるのが特徴ですので、自分たちはボールを殺しにいこうとして上半身に(タックルを)入ってしまったというのが反省です。
Q.後半の終盤のリズムは?
森キャプテン
リザーブのフレッシュな選手たちがアグレッシブにアタックに参加したり、個の能力を最大限に発揮できたからだと思います。
摂南大学
瀬川智広 監督
負けなくて良かったです。その一言だけです。
森山迅都 キャプテン
前半は、自分たちの予想どおりボールを動かすことができたのですが、後半に入り細かいミスであったり、セットの遅さであったり、そういう部分が甘くなってデイフェンスのキャッチアップや一対一のタックルで、(終盤の)ああいう部分が続いてしまいました。ただ、この試合に向けて(デイフェンスなど)用意してきたことができたので、そこは収穫だと思っています。
Q.終盤立て続けに(トライを)獲られた原因は?
瀬川監督
立命館大学さんは最後の10分間、本当に素晴らしい攻撃をされたと思います。ただ、それをさせてしまったのは摂南側にあると思っています。一つはメンバー交代をしていく中で、替わった選手がいい形で機能しなかった。タックルのキャッチアップ(組織でするもの)に綻びがどんどん大きくなっていった。一本二本は仕方がないが、それを最後まで修正できなかったことが問題だと思っています。
Q.ここまでのチームの成長は?
瀬川監督
先週は何とか勝つことができて、今週はさらにいい準備ができていました。チームの気持ちも白星を獲ったことによって上向いていたこともあります。後半の30分まではすごく成長している部分が見れたと思っていました。また、今日の試合だけでなく、昨日、同志社大学さんとジュニアとコルツの試合をして、今までは全く歯が立たなかったような相手にも対等に戦えたということもあり、チーム全体として(前節に)一つ勝てたということが自信に繋がったと思います。(3連敗から)自分たちがやるしかないという所(ダイナミックにボールを動かすラグビーをしよう)に立ち返ったことが非常に良かったと思います。