トップリーグ2017-2018 第5節
豊田自動織機 VS. NTTコミュニケーションズ
2017年9月23日(土) 17:00キックオフ グラウンド:ウェーブスタジアム刈谷 | ||||
豊田自動織機 | NTTコミュニケーションズ | |||
24 | FULL TIME | 32 | ||
12 | 前半 | 12 | ||
12 | 後半 | 20 | ||
詳細 (TL公式) |
マッチレポート
爽やかな秋晴れのなか、シャイニングアークスのキックオフによって試合が開始された。
序盤はコンタクトで勝るシャイニングアークスが敵陣でプレーをし、優位に試合を進めたが、
前半7分、シャトルズは、ハーフライン付近でターンオーバーし、素早くボールを展開、敵陣に入ると、敵陣22m付近ラックサイドから⑪サンダースが抜け出しトライ、5−0とする。
前半15分、シャイニングアークスも敵陣でプレーをし続け、ゴール前サイドアタックで①庵奥がトライ、ゴールも成功し5−7と逆転する。
その後、シャトルズは、ビックゲインもあり、敵陣深く攻め込むと、前半23分、シャイニングアークスのパスを⑬エンゲルブレヒトがカットしトライ、ゴールも成功し、12−7とする。
すると、シャイニングアークスは、キックなどでゲームをコントロールし敵陣でプレーをし続けるも、ミスやシャトルズの粘りもありトライを取りきれない。
そんな中、前半40分、シャイニングアークスは中盤ラインアウトから近場でラックを作り、⑧マフィがピックアップで抜け出しトライ、12−12で前半を終えた。
後半に入り、開始3分、シャイニングアークスはPGを選択し成功、12−15とする。
後半4分にシャイニングアークスはシンビンで1人少ない状況となり、シャトルズは、後半7分、敵陣深く攻め込⑩フランソワがトライ、ゴールも成功し19−15とする。
シャイニングアークスは、後半15分、キックカウンターから左に展開、⑬カラウリアヘンリーが抜けトライ、ゴール成功で19−22と逆転に成功する。
その後もシャイニングアークスの勢いは止まらず、後半19分、PGも決め19−25とリードを拡げる。
さらに、後半21分にもゲインから繋ぎ、⑫石橋がトライ、ゴールも成功し、19−32とする。
シャトルズは攻めるがミスも目立ち取りきれず時間が過ぎていく。
後半40分、シャトルズは⑯廣野が飛び込みトライをするも追いつかず、24−32でシャイニングアークスの勝利で試合を終えた。
会見レポート
豊田自動織機シャトルズ
ホールデンHC
JJ・エンゲルブレヒトの怪我が心配。
みんな誇りを持ってやってくれている、魂がこもったプレーをしてくれた。
キーポイントになる場面でやりたいことができなかった。
風の影響もありなかなかテリトリーも取れなかったが、最後までよく戦ってくれたと思う。
長谷川キャプテン
気合が入っていて入り方は自分たちの思うようにできていた。
後半は怪我もあり思うようにできなかった。
次は金曜に試合があるため、気合を入れていきたい。
ー 相手チームに勝てていた部分は?
長谷川キャプテン
テリトリーは勝っていたと思う。
ー 今後1週間何をしていくか
ホールデンHC
1週間準備をしっかりする。ハードワークをしっかりやっていきたい。
NTTコミュニケーションズ
ペニーHC
前半入りからミスが多かった、後半はキープできていた。
2年前までは今日のような試合では負けていたが、今日は勝つことができた。かなり成長したのではないか。
金キャプテン
勝ててよかった、内容では満足できない。
コントロールをして、防げる部分を修正して次につなげたい。
大きなミスでスコアを許してしまったことが課題。
ー シンビン2回についてHCとキャプテンはどう思っているか
ペニーHC
14人ではやはり難しい。
最近のTMOの判断には疑問がある。私には違うように見えたが、判断に従うしかなかった。
金キャプテン
シンビンが出てしまうとどうしようもできなくなる。
ただ、2回目のシンビンは試合中に修正できた。
その点では成長できたのではないか。タフにプレーできたと思う。
ー 新人選手について
ペニーHC
ポジティブでいい影響をチームに与えてくれている。
思い切りのいいプレーが随所に見えた、スクラムでも力を発揮してくれた。
スキルもしっかりある。これからが楽しみだ。
1年目だがリーダーシップもある。成長していくと日本ラグビーにいい影響を与えてくれると思う。
ー 今後は?
ペニーHC
パナソニックは強い。
いい試合ができるように準備したい。
準備できればいい試合が出来ると思う。
金キャプテン
自分たちにフォーカスして力を120%出せるようにしたい。
(文責:石澤一輝)