9月7日(土) 第2節 京都産業大学 61−10 大阪体育大学

2019ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第2節

京都産業大学 対 大阪体育大学

2019年9月7日(土) 15:00キックオフ
グラウンド:宝が池公園球技場
入場者数:2686人
天候:晴れ/弱風
レフリー:八木聖也(関西協会)
アシスタントレフリー:川道雄太(関西協会) / 服部聖(関西協会) / 木俣俊祐(関西協会)
ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:京都産業大学 9廣田瞬
京都産業大学 大阪体育大学
61 FULL TIME 10
21 前半 10
40 後半 0
詳細
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マッチレポート

風はあるものの、気温30℃を大きく上回るピッチコンディション、京都産業の先蹴にてゲーム開始。

春季トーナメント戦以降、勝利から遠ざかっている京都産業は、開始早々、大阪体育ゴール前ラックからのパスアウトに、FL7城間が積極的にチャージに行くなど、ゲームへの‘覚悟’が垣間見える。
が、先制は大阪体育。酷暑の中、エリアを意識せず積極的にボールを動かし、ブレイクダウンを優位に進めた7分、WTB11田中が左中間にT(G不成功0-5)。

負けじと京都産業も10分、大阪体育ゴール前ラインアウトからモールを押し込み、NO.8ファカイが抑えT(G成功7-5)。続く16分にも縦へのブレイクダウンから、SH9廣田がT。G成功で14-5と突き放しにかかる。

喰らいつきたい大阪体育は26分、ハーフウェイ付近でボールを奪取、一度はイーブンボールとなったものの、CTB12山下がこぼれ球を足に引っ掛け、そのままインゴールで抑えT。G不成功ながら14-10とする。

酷暑の影響は、次第に両チームのプレー精度を削いでいき、フィットネスの差が明確になる。前半こそ21-10と耐えていた大阪体育だったが、ダブルタックルでもボールを繋がれ、飛び込んでタックルし、結果、DFラインに穴をあける等、次第に規律を失う。スクラムも劣勢が顕著となり、反則の数に比例し点差が開いていく。後半は京都産業が6トライ、5ゴールを挙げ、最終スコアは61-10で京都産業の快勝。反則数も6-15とやや大味なゲームとなった。

京都産業も、暑さと勝ちから遠ざかっていた影響か、詰めが甘い印象は否めず、第1試合の同志社v近畿でも、セービング等、すべきところでのプレーを怠りトライに繋げられる場面が見受けられ、気象条件を割り引いても、4チームに於ける集中力での課題は散見される。(文責:廣島 治)

MOMインタビュー

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■撮影者:清水良枝

■撮影者:KRPU 渡辺隆夫