11月29日(日) 第3節 クボタ 9-34 NTTコミュニケーションズ

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11月29日(日) 第3節 クボタ 対 NTTコミュニケーションズ

2015年11月29日(日) 11:40キックオフ グラウンド:神戸総合運動公園ユニバー記念競技場
レフリー:麻生彰久 (日本協会A)
アシスタントレフリー:塩崎公寿 / 岡田欣久 / 平原大地
クボタ
スピアーズ
NTTコミュニケーションズ
シャイニングアークス
9 FULL TIME 34
6 前半 3
3 後半 31
 勝点
0
詳細(TL公式)  勝点
5

マッチサマリー

 5,244名の観客が来場のクボタスピーアズ対NTTコミュニケーションズシャイニングアークスは、クボタスピーアズが先蹴にてキックオフ。序盤は両チームともキックを多用するも、拮抗した試合展開となる。9分、クボタスピアーズのペナルティに対し、NTTコムはペナルティキックを選択。SOの小倉順平がゴールを成功させ、0-3と先制する。対するクボタスピアーズも25分、右隅からのペナルティゴールをSO森脇秀幸が決め、3-3の同点。

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その後、両チームとも果敢に攻撃を仕掛けるが一進一退の試合展開となり、トライを奪うことができない。32分に再度クボタスピアーズが森脇(SO)のペナルティゴールで3点を追加し、6-3で前半を折り返す。

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 序盤43分、NTTコムは小倉(SO)のペナルティゴールで3点を返し同点とするが、50分、クボタスピアーズも森脇(SO)のペナルティゴールで9-6とする。しかし、その後はクボタスピアーズにペナルティの多いゲーム展開となり、63分、NTTコムにペナルティートライを献上。小倉(SO)のゴール成功で9-13と逆転を許す。
このペナルティでクボタスピアーズのキーガン・ダニエル(NO.8)がシンビンとなり、ますます勢いに乗るNTTコムはその直後、グラウンドを大きく使ったゲームを展開し、途中出場のレレイ・マフィ(20)がトライ。

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小倉(SO)のキックで9-20と点差を広げる。クボタスピアーズはキーガン・ダニエル(NO.8)がシンビンから戻るも流れを変えられず、NTTコムの山下弘資(6、FL)と途中出場のヤンチース(21)にトライを奪われる。両トライともヤンチースがゴールを成功させ、9-34でタイムアップ。

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MOMは、NTTコムのアマナキ・レレイ・マフィ選手。

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(水野正藏)

会見ダイジェスト

クボタスピアーズ
石倉監督
まず、ピッチもコンディションも最高のグラウンドでした。
2連敗し、崖っぷちのため、今節は何としても勝ちたかった。前半トライが取れていなかったが、思い描くプレーはできていた。 ただ残り20分でNTTコムにやられてしまった。少しずつしたいことはできてきているので、また一週間きちんと準備したい。

杉本ゲームキャプテン(GC)
2連敗していても、アグレッシブに仕掛けたかった。ただラックのペナルティ等で得点出来ず、残り20分で点差が開いてしまった。チームとして受けてしまったが、アタックについては良いシェイプ出来ていたので、次の試合に活かしたい。

Q.CTB立川が戻って、どう影響が出たか?
石倉監督
立川のみならず若い選手を中心にボールがよく動いた。我々のやろうとしていることが、トライは取れなかったが、出来ていた。

Q.立川のケガの回復具合は?
石倉監督
ドクターからもOKが出て、本人もいくと言っていたので起用した。

Q.NTTコムのマフィに対して対策はあったのか?
石倉監督
後半からの登場でペースアップが考えられた。2,3人でも止めようと言っていた。実際良いインパクトプレーヤーだった。

Q.セットプレーが上手くいかなかった理由は?
杉本GC
スクラムが特殊と思っていたが、特段そんなことは無く、普通に押されてしまった。

 

NTTコミュニケーションズ
ロブ・ペニー ヘッドコーチ(HC)
この結果を誇りに思う。フィジカルに徹し、自分たちのストラクチャーに徹し、良い結果につながった。

鶴田ゲームキャプテン(GC)
勝てたことにホッとしている。受けずにこちらから仕掛けていこうと言っていたが、受けてしまい、反則を犯し、PGを決められた。
後半、マフィの投入で流れが変わった。細かい点を修正して次節に備えたい。
チーム最年長のLO馬屋原が40歳で80分間プレーしたことに敬意を表したい。

Q.マフィがリザーブからの起用となった理由は?
ペニーHC
マフィも人間なので、全試合出場するのは難しい。コントロールしなければいけない点はある。

Q.3連勝となり、次節は強豪パナソニックとの対戦となったが?
鶴田GC
うちのチームはパナソニックと似ており、強固なディフェンスから攻撃するというタイプで、今日も後半その形ができていた。パナソニックとの試合でも、自分たちの流れをぶつけたい。

Q.パナソニック戦にむけ修正すべき点は?
鶴田GC
ブレイクダウンでクボタのプレッシャーに負けたり、アタックでも繋ぎが途絶えたりしたので、その点を無くしたい。

Q.3連勝、好調の要因は?
ペニーHC
トップリーグ開幕にあわせ、プレシーズンから戦っていた。まだ成長中のチームで、まだパーフェクトではない。次節のパナソニック戦はビッグゲームになる。

Q.前半苦戦しても、後半逆転できると思っていたか?
ペニーHC
クボタ戦のセレクションをした時からメンバーを信じていた。当然後半から出る選手も信じていた。

 

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