マッチレポート
1回戦に引き続き穏やかな天候の下、北海道大学のキックオフでゲームがスタート。中盤から抜け出したのは追手門学院大学。狭いブラインド攻撃からゴール前まで地域を進める。
前半5分、ゴール前のラインアウトから攻撃を開始し確実に攻撃を継続、最後は⑤岡田が中央に飛び込みトライ、コンバージョンも成功し7-0と先制する。
対する北海道大学は、地域の前進を試みるも自陣での戦いを強いられる。
ゲームをコントロールする追手門学院大学は、前半13分、スクラムからボールを動かし④岩崎が中央に押し込みトライ、コンバージョンも成功し14-0とリードを広げる。
勢いに乗る追手門学院大学は、前半18分、ラインアウトからの攻撃から冷静にスペースを見つけライン防御裏へキック、インゴールで⑭谷がボールを押さえトライ、コンバージョンも成功し21-0と引き離す。
その後も追手門学院大学は前半21分、⑮小原がトライ(コンバージョン成功)、前半26分、⑩吉原がトライ、さらに、前半30分には、⑭谷と連続トライ(コンバージョン成功)で大きくリードを奪う。
活路を見出したい北海道大学であるが、追手門学院大学はブレイクダウンでも北海道大学の攻撃を寸断、前半36分、④岩崎がトライ、さらに前半41分、⑦沖がトライ(コンバージョン成功)を重ね、54-0で前半が終了した。
後半に入っても主導権は追手門学院大学が握る。後半2分、キックオフから地域を進めるとゴール前スクラム、優位にコントロールし⑧友松が左中間に飛び込みトライ、59-0とする。
それでも気持ちの切れない北海道大学は激しいタックルで応戦、ペナルティーを奪い相手陣に地域を進める。
追手門学院大学は、セットプレーで圧力をかけ思うような攻撃を許さない。それでも北海道大学は、追手門学院大学のミスを誘い、風上の優位を生かしながら中盤での攻撃を継続する。
後半24分、追手門学院大学は危険なプレーでイエローカード。14人でのプレーを強いられるも、それでもゴール前まで地域を進めると、スクラムで圧力をかける。
後半34分、そのスクラムを押し込み、優位に攻撃を仕掛け⑭谷が右隅に3つ目のトライ、64-0とする。
一矢報いたい北海道大学は、相手陣22m内からのラインアウトを得るも攻撃が繋がらない。
対する追手門学院大学は、後半40分、中盤から攻撃を重ね、⑲宮本が右中間にトライ、69-0とする。このままノーサイド、追手門学院大学が決勝に駒を進めた。
(文責 品野いっせい)