10月16日(土) 関西学院大学 vs 関西大学
メンバー表 | マッチレポート | フォトギャラリー |
レフリー:滑川 剛人(関西協会)
アシスタントレフリー:立川 誠道(関西協会) / 松永 達也(関西協会) / 天羽 吾路(関西協会)
関西学院大学 | 関西大学 | |||
22 | FULL TIME | 27 | ||
12 | 前半 | 7 | ||
10 | 後半 | 20 | ||
詳細(PDF) |
▶関西大学 5番 栗本勘司
関西学院大学 | ||||||
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監督 | 小樋山 樹 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 浅井 海翔 | 3 | 168 | 109 | 蹉跎中→東海大大阪仰星 |
2 | HO | 舘山 颯人 | 3 | 177 | 99 | 清真学園中→清真学園 |
3 | PR | 齊藤 遼太 | 4 | 183 | 112 | 関西学院中→関西学院 |
4 | LO | 入江 元気 | 3 | 182 | 102 | 八幡 |
5 | LO | 藤井 崇弘 | 1 | 182 | 98 | 堺RS→石見智翠館 |
6 | FL | 稲垣 直希 | 1 | 178 | 92 | 帆柱ヤングラガーズ→石見智翠館 |
⑦ | FL | 魚谷 勇波 | 4 | 168 | 85 | 勝山中→東海大仰星 |
8 | NO.8 | 松田 進太郎 | 4 | 175 | 98 | 瀬田北中→京都成章 |
9 | SH | 橋詰 学 | 4 | 169 | 77 | 天理中学校→天理 |
10 | SO | 齊藤 綜馬 | 2 | 170 | 83 | 関西学院中→関西学院 |
11 | WTB | 奥平 湧 | 4 | 187 | 92 | 三田ラグビークラブジュニア→尾道 |
12 | CTB | 松本 壮馬 | 1 | 173 | 87 | 宇摩RS→石見智翠館 |
13 | CTB | 冨岡 周 | 2 | 174 | 89 | 芦屋RS→御所実業 |
14 | WTB | 伴井 亮太 | 3 | 174 | 74 | 小阪中→大阪桐蔭 |
15 | FB | 奥谷 友規 | 4 | 167 | 71 | 伏見中→京都成章 |
16 | Re. | 平生 翔大 | 1 | 173 | 103 | 関西学院中→関西学院 |
17 | Re. | 大東 将也 | 3 | 172 | 104 | 姫路RS→関西学院 |
18 | Re. | 豊永 慎之佑 | 2 | 176 | 110 | ヤングウェーブ北九州→大分舞鶴 |
19 | Re. | 中道 優斗 | 4 | 180 | 100 | 関西学院中→関西学院 |
20 | Re. | 野矢 健太郎 | 2 | 178 | 103 | 豊中RS→石見智翠館 |
21 | Re. | 坂原 春光 | 3 | 163 | 75 | 蹉跎中→東海大大阪仰星 |
22 | Re. | 山本 快 | 1 | 177 | 83 | 関西学院中→関西学院 |
23 | Re. | 川村 祐太 | 1 | 181 | 92 | 北海道バーバリアンズJr→関西学院 |
関西大学 | ||||||
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監督 | 森 拓郎 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 宮内 慶大 | 1 | 175 | 105 | つくしヤングラガーズ→東福岡 |
2 | HO | 今井 虎太郎 | 3 | 174 | 100 | 天理中→尾道 |
3 | PR | 細矢 一颯 | 2 | 173 | 102 | 蹉跎中→関大北陽 |
4 | LO | 中薗 拓海 | 2 | 180 | 96 | 茨田北中→関大北陽 |
5 | LO | 栗本 勘司 | 4 | 181 | 96 | 報徳学園 |
6 | FL | 山本 大輝 | 4 | 171 | 90 | 菫中→常翔学園 |
7 | FL | 千原 拓真 | 4 | 176 | 88 | 長野市少年少女RS→中部大春日丘 |
8 | NO.8 | 池原 自恩 | 3 | 180 | 94 | 関大一 |
9 | SH | 溝渕 元気 | 2 | 169 | 74 | 蹉跎中→大産大附属 |
⑩ | SO | 高桑 基生 | 4 | 168 | 78 | 大阪RS→常翔学園 |
11 | WTB | 澤口 飛翔 | 2 | 175 | 83 | 御所中→御所実業 |
12 | CTB | 立石 和馬 | 1 | 175 | 85 | つくしヤングラガーズ→東福岡 |
13 | CTB | 工藤 広和 | 4 | 170 | 80 | 原中→東福岡 |
14 | WTB | 垣本 大誠 | 3 | 169 | 75 | 枚岡中→石見智翠館 |
15 | FB | 山村 英毅 | 3 | 170 | 82 | 交野一中/大阪RS→関大北陽 |
16 | Re. | 垣本 大斗 | 2 | 170 | 95 | 枚岡中→石見智翠館 |
17 | Re. | 朝倉 貫太 | 4 | 177 | 102 | 國學院久我山中→國學院大久我山 |
18 | Re. | 志水 孝吉 | 2 | 172 | 98 | 岬中→東海大大阪仰星 |
19 | Re. | 雨谷 陸椰 | 2 | 180 | 100 | 高槻RS→常翔学園 |
20 | Re. | 森 大起 | 2 | 177 | 81 | 勧修中→光泉 |
21 | Re. | 湫 叶太 | 2 | 167 | 68 | 東海大仰星中→東海大大阪仰星 |
22 | Re. | 石田 航希 | 3 | 171 | 75 | 関大一中→関大一 |
23 | Re. | 藤原 悠 | 4 | 178 | 87 | 伊丹RS→大阪桐蔭 |
マッチレポート
2021ムロオ関西大学Aリーグ、第3節は快晴、無風の天理親里ラグビー場で開催された。
第1試合は、攻守にリズムを掴むことが出来ず、まさかの連敗スタートとなった関西学院大学と第2節の天理大戦では3トライを上げたがあと一歩のところで勝点を獲ることが出来なかった関西大学、お互いが初勝利に向けての戦いとなる。
関学大SO齊藤のキックで試合開始。
お互いに攻め手を欠き重苦しい試合となったが、14分関学大が敵陣ゴール前15m左ラインアウトから右に展開し、SH橋詰からパスを受けたFB奥谷が22m付近から巧みなステップでデフェンスを突破しゴールポスト右に先制トライ、GKもFB奥谷が成功し、7-0。
30分に再び関学大が敵陣ゴール前5m右ラインアウトモールから押し込み最後はLO藤井が右隅にトライ、GKは不成功、12-0。
41分に漸くチャンスを掴んだ関大は敵陣ゴール前10m左ラインアウトからモールを形成し、HO今井が左中間にダイビングトライ、GKもCTB工藤が成功し12-7と追い上げて前半が終了。
関西大SO高桑のキックで後半開始。
後半に入ってからは始終関西大のペースで試合が動く。
11分に関学大のノットローラアウエイのペナルティから関大がショットを選択、22m左中間からCTB工藤が確実に決めて、12-10とする。
27分に再び関学大のノットリリースボールのペナルティから関大が再びショットを選択、22m中央から今度はキャプテンSO高桑が成功し、12-13と逆転。
30分、関学大が後半に入って初めてのチャンス。敵陣ゴール前6m左ラインアウトからモールを形成し、途中出場した20番LO野矢が左中間にトライ、GKもFB奥谷が成功し、19-13と再逆転。
ここから試合は大きく動く。
37分に関大が敵陣5m右ラインアウトからモールで押し込み途中出場した16番HO垣本が右中間にトライ、GKも高桑が成功し、19-20とする。
40分、関学大が敵陣に入った15m中央得たペナルティからショットを選択し、FB奥谷が成功し、22-20と再び逆転。
44分に関大は最後の力を振り絞り敵陣ゴール前10m左ラインアウトから右に展開し、16番HO垣本からのオフロードパスを受けたWTB垣本からLO栗本に渡り、タッチライン沿いを走り切り右中間にトライ、GKもSO高桑が成功し、22-27関西大が逆転してノーサイド。
関西大学は念願の勝利と勝点4を獲得できた、最後まで粘り強く諦めない姿勢を継続して取り込んでほしい。
関西学院大学は負けはしたが、これで勝点2を獲得しており、チャレンジャーとして次節に臨んでほしい。
POMには逆転トライを決めた関西大学LO5番の栗本勘司が選ばれた。
会見レポート
関西学院大学
小樋山 樹監督
関西大学さんの気持ちのこもったアタック、デフェンスでフィジカルの部分で上回られてそれが結果に出てしまったという印象です。
魚谷 勇波キャプテン
単に自分たちが弱かったので負けてしまったという印象です。
Q.後半の反省点は?
魚谷キャプテン
エリアマネジメントの部分です、ずっと自陣でプレーしていたところが反省点です。
関西大学
森 拓郎監督
この2節あまりいい状態で戦っていなかったが、その2試合から修正してきたゲームが今日はできたかなと思います。ミスもあったのですが諦めずに80分間戦ってくれた結果です、あと関関戦ということで特別な思いがありそれがゲームに出せました。
高桑 基生キャプテン
監督がおっしゃっていた通り2節の負けから得た収穫が大きくそれを出せた結果です。また関学さんには敗戦が続いていたので今年こそはと思い、それが体現できたと思っています。また部員全員で戦った結果です。
Q.今までの2試合で得た収穫とは?
森監督
同志社大学さんにはブレイクダウンで圧倒されたところ、天理大学さんにはボールを外に動かされデフェンスが良くなかったところで、この2点は修正できたかなと思っています。
Q.この勝利をどのように受け止めているか?
高桑キャプテン
勝ちというのは嬉しい事ですが、私が入部してから4年間勝ちが無かったのでチームとして新たなスタートラインに立てたと思います。これからの関大に期待していただけたらなと思います。
Q.全員で戦ったとは具体的にどのようなこと?
高桑キャプテン
関西大学ではスコッド別に練習を行っていますが、Aチーム以外のメンバーが関学さんの分析などサポートをしてくれ、Aチームがそれにこたえ全員一丸となって戦えたと思っています。
栗本 勘司選手
最後のトライですけど15人だけでなくスタンドで見てくれいる部員全員の思いで繋いだトライだと思います。
Q.最後のトライシーンのところでプレー中に思い描いたことは?
栗本選手
ライン際と真ん中の所での攻撃とを分けて練習していますが、ライン際の攻撃をこの2週間練習してきてそれが実ったと思っています。
Q.関大を選んだ理由と、この4年間どういう思いでプレーしてきたか?
栗本選手
ボールがすごく動くラグビーをしていて魅力的だと思いました。また4年間勝てなくて部員が違うベクトルを向いていたときがあり、どう直していくかと言えばチームが勝つことでしかないと皆で話し合いながらやってきました。