10月16日(土) 天理大学 vs 摂南大学
メンバー表 | マッチレポート | フォトギャラリー |
レフリー:廣瀬 亮治(関西協会)
アシスタントレフリー:八木 聖也(関西協会) / 福岡 直己(関西協会) / 松岡 実(関西協会)
天理大学 | 摂南大学 | |||
40 | FULL TIME | 0 | ||
12 | 前半 | 0 | ||
28 | 後半 | 0 | ||
詳細(PDF) |
▶天理大学 10番 筒口 允之
天理大学 | ||||||
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監督 | 小松 節夫 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 高橋 虎太郎 | 4 | 177 | 110 | 報徳学園中→報徳学園高校 |
② | HO | 佐藤 康 | 4 | 170 | 96 | ニシカンJrラグビースクール→天理 |
3 | PR | 松野 楓舞 | 1 | 167 | 100 | 松山聖陵 |
4 | LO | アシペリ ・モアラ | 4 | 185 | 118 | トンガカレッジ→日本航空石川 |
5 | LO | 亀沖 泰輝 | 4 | 184 | 100 | 尼崎ラグビースクール→市立尼崎 |
6 | FL | 鄭 兆毅 | 2 | 185 | 105 | 正徳中→竹園 |
7 | FL | 服部 航大 | 4 | 177 | 98 | 小坂中→天理 |
8 | NO.8 | 山村 勝悟 | 3 | 178 | 100 | 長瀬中→天理 |
9 | SH | 藤原 健之朗 | 1 | 168 | 70 | ノーサイドJRS→日本航空石川 |
10 | SO | 筒口 允之 | 1 | 170 | 80 | 長崎RS→長崎南山 |
11 | WTB | 内村 祐介 | 4 | 165 | 75 | 天理中→天理 |
12 | CTB | 高部 勇 | 4 | 170 | 83 | 加古川RS→天理 |
13 | CTB | 前川 風雅 | 2 | 171 | 80 | OTJRS→天理 |
14 | WTB | アントニオ・トゥイアキ | 2 | 187 | 98 | ロトルア |
15 | FB | 江本 洸志 | 4 | 173 | 78 | 大池中→日本航空石川 |
16 | Re. | 谷口 永遠 | 3 | 173 | 103 | 大池中→関大北陽 |
17 | Re. | 三木 陽平 | 3 | 170 | 95 | 若狭 |
18 | Re. | 岩室 勇汰 | 4 | 181 | 110 | 巽中→柏原 |
19 | Re. | ナイバルワガ セタ | 3 | 188 | 98 | 将軍野中→秋田工業 |
20 | Re. | 永井 響 | 4 | 181 | 95 | 勝山中→天理 |
21 | Re. | 北條 拓郎 | 2 | 172 | 77 | 南信州Jr RS→天理 |
22 | Re. | 間森 涼太 | 3 | 181 | 90 | 水陽中→神戸市立学技術 |
23 | Re. | 本田 飛翔 | 2 | 180 | 85 | 天理中→天理 |
摂南大学 | ||||||
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監督 | 瀬川 智広 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 仲嶺 夏輝 | 2 | 170 | 95 | 北神戸RS→尾道 |
2 | HO | 米川 辰巳 | 4 | 170 | 95 | 大庄北中→新田 |
3 | PR | 戸高 寛康 | 4 | 176 | 106 | 市立尼崎 |
4 | LO | 森山 迅都 | 2 | 182 | 100 | 藤森中→京都工学院 |
5 | LO | 徳永 リオ 吉平 | 3 | 183 | 100 | 東住吉中→上宮 |
⑥ | FL | 隈元 添太 | 4 | 170 | 81 | 蹉跎中→京都成章 |
7 | FL | 譲原 匠海 | 4 | 171 | 83 | 豊中RS→常翔学園 |
8 | NO.8 | ヴィリアミ・ルトゥア・アホフォノ | 3 | 187 | 110 | トンガカレッジ |
9 | SH | 藤谷 龍哉 | 3 | 162 | 66 | 藤森中→京都成章 |
10 | SO | 河波 風太 | 4 | 170 | 81 | 岩出RS→和歌山工業 |
11 | WTB | 藤井 延卓 | 4 | 176 | 83 | 常翔啓光学園中→常翔啓光学園 |
12 | CTB | 東 将吾 | 3 | 176 | 90 | 淀中→芦屋学園 |
13 | CTB | テビタ・タイ | 4 | 185 | 100 | トゥポウカレッジ |
14 | WTB | 熊倉 拓海 | 4 | 173 | 90 | 神戸科学技術 |
15 | FB | ヴィリアミ・ツイドラキ | 4 | 185 | 100 | ラトゥナブラ |
16 | Re. | 正木 陸久 | 4 | 170 | 92 | アパッチRS→伏見工業 |
17 | Re. | 梁 起繁 | 1 | 178 | 100 | 東大阪朝鮮中→大阪朝鮮 |
18 | Re. | 原渕 修人 | 2 | 177 | 106 | 摂津 |
19 | Re. | 山﨑 友誠 | 4 | 180 | 96 | 大東中央RS→東海大仰星 |
20 | Re. | 坂口 竜太郎 | 3 | 170 | 90 | 中野中→大産大付属 |
21 | Re. | 秦 陽太 | 4 | 170 | 73 | 西京極中→東海大仰星 |
22 | Re. | 大津 直人 | 1 | 168 | 75 | 常翔啓光学園中→常翔啓光学園 |
23 | Re. | 前薗 斗真 | 2 | 172 | 82 | 東住吉中→東海大大阪仰星 |
マッチレポート
初戦の近畿大学に敗れたものの第2節では関西大学を大差で破り1勝1敗の前年度学生チャンピオン天理大学と、初戦の関西学院大学に逆転勝ちで白星スタートを切った前年度リーグ6位の摂南大学の一戦。
天理大のキックオフで始まった。
序盤、天理大は勢いよくゴール前に迫るものの点をとり切れず、摂南大の好守や自らのミスによりなかなかスコアができない。
他方、摂南大は留学生を中心に再三ラインブレークし、チャンスを作るがもう一歩のところで天理大に阻まれる。
こう着状態のまま前半が終わってしまうのかとも思われたが、終了間際の39分。
天理大は敵陣22M付近で本日優勢のスクラムを押し込んでペナルティを得る。SH⑨藤原健之朗が素早くリスタート、SO⑩筒口允之がオープン側ライン際にいたWTB⑭アントニオ・トゥイアキに絶妙のキックパス、そのまま右中間まで運んでトライ。やっと均衡を破る。(5-0)
長いロスタイム、天理大がゴール前に迫る時間が増えるが、摂南大もよく守る。49分、HL付近で摂南大パスミスを天理大FL⑥鄭兆穀が足に引っ掛けドリブル、ゴール内に運んだボールを相手に走り勝ちトライ。ゴール内で相手選手のノーボールタックルもあり、認定トライとなる。ここで前半終了。(12-0)
後半の序盤も前半の膠着した時間帯のような攻防がしばらく続く。
摂南大は何としても1本返して、後半の主導権を握りたいところであったが、後半最初のスコアも天理大だった。
9分、HL付近で摂南大がハイパント処理をミス、天理大はターンオバーから右に展開、⑭トゥイアキがライン際を走り抜け、フォローしていた⑩筒口に返しパス、そのままゴール中央まで走りこみトライ、自らGKも決めて引き離す。(19-0)
ここから、天理大のリズムが変わる。13分にはゴール前ラックから出た球をここも⑩筒口が、今度は左ライン際にいたWTB⑪内村祐介にキックパス、キャッチ左隅にトライ(GK成功)。(26-0)
24分には、自陣ゴール前でのターンオーバーから⑭トゥイアキが80M走り切り、勝負ありのトライ(GK成功)。(33-0)
ロスタイムにも、本日大きく押し込んでいたスクラム(NO8⑧山村勝悟が)トライ、CTB㉒間森涼太がGKも決めノーサイド。(40-0)
終わってみれば、天理大の大差の完封勝利となった。
前半、前年学生王者チームとしてはもたもたした感のあった天理大であったが、試合を通しての完封はさすがであった。これから前年上位チームとの対戦になるが今後の戦い方に注目したい。
他方、摂南大も天理大を慌て苦しめる局面も多く見られた。アタックの精度が本日の課題だったか、そこを修正していけば今後十分戦えるチームであると思われる。
POMには、本日、自身で1トライ、キックパスで2トライをアシストしたSO⑩筒口允之が選出された。
会見レポート
摂南大学
瀬川 智広監督
本日はありがとうございました。たくさんのファンの中で試合ができたことを本当に嬉しく思っています。前節で関西学院大学さんに勝った上潮に乗って、昨年大学日本一の天理大学さんにチャレンジャーとして臨みましたが、上回ることができず率直に悔しく思っています。次節以降、京都産業大学、同志社大学と上位チームと当たっていきますので、自分達がやらなければいけないことにしっかりと立ち返って次の試合に望めるかが大事だと思います。
隈元 添太キャプテン
昨年度チャンピオンの天理大学に対して、常にチャレンジ精神を持って、先手先手を取って挑戦していくということを心掛けて戦いましたが、結果としては負けて悔しい気持ちです。今回、得られた点、修正しなくてはいけない点をしっかり振り返って次戦につなげていきたいと思います。
Q.天理大学と戦って得た点と修正しなくてはいけない点は?
瀬川監督
得た点は、日本を代表する天理大学との試合で、部内だけでは体験できない激しいコンタクト等の強さを肌で感じてくれたんじゃないかと思っています。
修正点は、スクラムはやられましたし、ブレークダウンはめくられていましたし、バックスも何もさせてもらえませんでした。もう一度立ちかえって、低さであったりとか、天理大学以上に拘らなければいけないという点について、身を持って理解した学生自身で修正してくれることを期待しています。
天理大学
小松 節夫監督
今日はありがとうございました。今日は最初にトライを取れずにそれから摂南さんにペースが行き30分以上自陣に釘付けで、うまくゲームを運べませんでしたが、前半最後にトライを取れたことで少し落ち着きました。後半はボールも動かすことができ、得点も取れたのですが、やはり摂南大学のアタックで何回もラインブレークされたりときっちり止められなかった点やミスが非常に多くて、できとしてはあまり良くなかったと思います。次の試合に向けて修正しながら、少しでもいい試合ができるようにして行きたいと思います。
佐藤 康キャプテン
前半、自分達で勝手に相手のプレッシャーを感じてミスを重ねてしまい、自分達のペースになれなかったことが今日苦しかった原因だと思いますが、勝ち切れた事は良かったです。試合での反省すべき点はきっちりと修正して次の試合に臨みたいと思います。
筒口 允之選手
今日はありがとうございました。個人的には、デフェンス面やサインチョイス等ゲームコントロールという点でまだまだ足りないところがあると思いますので、次の試合までに改善して、今日以上の試合ができるように頑張っていきたいと思います。