4月4日(日) 神戸製鋼 13-13 パナソニック

トップリーグ2021 第6節
2021年04月04日 14:00 KO
入場者数:8523人 天候:雨/微風
レフリー:川原佑(日本協会A)
アシスタントレフリー:久保修平(日本協会A) / 大内想太(関西協会) / 辻宏伸(関西協会)
神戸製鋼 パナソニック
13 FULL TIME 13
6 前半 6
7 後半 7
詳細
(日本協会公式)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶神戸製鋼 7橋本大輝

記者会見レポート

パナソニックワイルドナイツ
ロビー・ディーンズ監督
雨天の中、非常にタフな試合でした。難しいコンディションの中で、両チームが競った試合となりました。もう少し天候が良ければ、お互いにもっといいプレーができたかもしれませんが、とてもフラストレーションのたまる試合になりました。両チームがこれからの試合でも高いパフォーマンスを維持できれば、再戦が叶うかもしれません。それを楽しみにしています。

坂手淳史キャプテン
天候により、非常に難しいゲームでした。精彩を欠く場面も沢山ありましたし、両チームともにミスもありました。ただやるべきことを理解しながら、ゲームに臨んで、相手よりも一歩でも速く動くことなど、よかった部分も沢山ありました。このカンファレンスでトップをとる為に、もう一度チャンスがあるので、それにむけてチーム一丸となって頑張っていこうと思います。

堀江翔太選手
最後はおしい場面がありましたが、難しい条件のコンディションだったので、見ている方達にはボールが動かず、点数も入らず、つまらないラグビーだったかもしれません。試合ではもっとディフェンスでプレッシャーをかけられる場面があったと思うのが反省点です。ただ、チャレンジできた場面も沢山あったので、セットプレーなどでも、もっとプレーの質を上げていきたいと考えています。

福岡堅樹選手
今日の試合は戦う前からタフなものになることはわかっていました。この天候の中でなかなかボールが動かない展開で、私自身もあまり自分らしい働きができませんでしたが、特にフォワード陣が頑張ってくれました。課題が見つかった試合ではありましたが、1位通過するチャンスがあるので、しっかり勝ち切っていきたいと思います。今日の試合を糧にできたらいいなと思います。

Q.今日の雨の中のコンディションは大変でしたか。ハンドリングなどのミスが見られました。我々の記者席から見ている側以上に、グランドでのコンディションは難しいものでしたか。
坂手キャプテン
そうですね。特に前半はきつかったです。後半も雨でグラウンドはとても濡れている状態で、コンタクトレベルの高い中で、ミスが多くなってしまいました。

Q.今日の試合の中でのスクラムについての感触をお聞かせください。また前半のハーフタイム前のタイミングでショットを選択しないで、トライを狙いにいった場面がありましたが、どのような判断があったのでしょうか。
坂手キャプテン
前半のスクラムに関しては、上手くプレッシャーをかけられているのではないかと感じていました。後半は山下選手が入ってきたところで、相手の上手さが出て、ペナルティをとられる場面もありました。それを繰り返してしまうと、前半で上手くいっていた部分が消されてしまうと感じ、1番・3番がどうスクラムを組むかをコミュニケーションをとりながらできたことはよかったです。
前半終了間際のショットの場面は、キッカーとコミュニケーションをとりながら、一本トライがほしい場面ではあったので、ラインアウトでしっかりとプレッシャーをかけながら、トライを狙っていきました。

Q.今日のコンディションの中で、実力伯仲の両チームの試合でしたが、レベルの拮抗したチーム同士で試合をしたことで、今後の課題などは見つかりましたか。
ロビー・ディーンズ監督
今日の天候の中で、両チームとも大変難しい場面がありました。両チームともに持っているものが全て出せなかったのではないかと感じています。今後再戦する機会があれば、もっとよい試合ができると思います。

Q.後半の山沢選手が入った場面がありましたが、どういった狙いがあったのか教えてください。
ロビー・ディーンズ監督
竹山選手から山沢選手に交代した場面ですが、これまで試合の中で山沢選手が途中から出場してゲームの流れにインパクトを与えてくれています。そして献身的な動きでチームを助けてくれます。あのタイミングで彼が入ることで、狙い通りの我々のやりたいラグビーができたと思います。

Q.前半からスクラムはいい場面が多かったですが、前後半通して、相手のプレッシャーだったり、雨で滑りやすい状況で、ラインアウトに苦しんだ印象がありましたが、次の試合にどう繋げていきたいとお考えでしょうか。
堀江選手
両チーム、お互いプレッシャーがかかっていて、合わない場面があったので、次は整理して、修正していきたいと考えています。

Q.神戸製鋼と長年対戦されてきたと思いますが、2018年に監督が変わってから、初めての試合でしたが、これまでの神戸製鋼と、今日の試合での印象はどうでしたか。また神戸製鋼はパナソニックに対して15連敗していて、神戸製鋼の選手からは意識するコメントがあったのですが、パナソニックとしては、この試合にかける意識が強かったでしょうか。
堀江選手
正直、あまり覚えていないです。今の神戸製鋼とどう戦うか、しか見ていないですが、選手がガラッと変わって、タレントが沢山揃っているので、個人個人がとても強い印象があります。神戸製鋼さんだからという意識はなく、僕たちはどの試合でも勝つことに向けて準備をしていくことは変わらないと考えています。

Q.今日のようなコンディションでの試合では、往々にしてバックスは動きが少なくて、凍えるぐらい寒い状況になりがちで、考える時間が多かったと思いますが、どんなことを試合中に考えてプレーをされていましたか。また今日、神戸製鋼と対戦してみた印象はいかがでしょうか。
堀江選手
僕たち、バックス陣はアウトサイドにボールを運んだ時にブレイクダウンをしっかりと安定させることが重要だと考えています。そこでしっかりとボールをキープすることができればゲインできていることがわかったので、そこはしっかりと意識をしていました。またディフェンスにおいては、今日のようなコンディションではミスがおきやすいので、しっかりとエリアをとることを意識してやっていました。神戸製鋼さんはやはり「個」の力を感じました。重要な場面で勢いをつけられると、自信を持ってアタックしてきます。そこをしっかりと捉えられれば、チャンスになると感じながらプレーをしていました。


神戸製鋼コベルコスティーラーズ
デーブ・ディロンヘッドコーチ(HC)
今日のラグビーは激しい戦いでした。難しいコンディションの中での試合となりました。見ていて、いつものような楽しいラグビーではなかったかもしれませんが、選手達はこの難しいコンディションの中で最後まで戦い抜いてくれたと思います。

日和佐篤選手
雨の中、多くの観客の皆さんが見にきてくださったことを嬉しく思っています。雨の中のタフな試合になりましたが、自分達の立ち位置がわかった、いいゲームだったと思います。来週の試合に向けて、しっかりと準備をしていきたいです。

橋本大輝選手
雨の中、コンディションはあまり良くなかったですが、両チーム共にアタックする時間が少なかった中で、緊迫した試合になったと思います。

アーロン・クルーデン選手
雨のコンディション中、ラインアウトやスクラム、陣地の取り合いが多かった試合になりました。最終的にスコアを見てみると、両チームが限られた機会の中で、そのチャンスをものにした試合になりました。

Q.このコンディションの中、試合の中でのエリアマネジメントをどのように考えていたのかを教えてください。またペナルティーゴールの場面を振り返って、いかがでしたでしょうか。
アーロン・クルーデン選手
この天候を考慮して、場面によってはボールを持たないという選択をしました。後半からのチームの戦略としては、スペースまでボールを回して、そのスペースでゲームを進めていこうと話していました。それが十分にできた場面もありましたが、うまく出来なかった場面もありました。ペナルティーゴールの場面ですが、横風が吹いていました。キックの当たりはよかったのですが、ボールのセッティングを少し右に置いたことで、右側にそれてしまいました。次の機会があれば、しっかりと決めたいと思います。橋本選手のリーグ戦通算100試合出場の日に「勝ち」で貢献したかったです。

Q.試合に入って、すぐに自陣からのランを見せてくれましたが、その場面での抜け出した時の判断と、その後の攻撃の場面でどうやったら上手く継続できたか、考えをお聞かせください。
アーロン・クルーデン選手
試合では、何とかチームに貢献しようと考えていました。その貢献をするためには、まず基本の部分をしっかりとするということを頭の中で考えていました。ボールをもらった時点の周りの状況を確認すると、相手のディフェンスが少し流れていたので、自分がランすればチャンスがあるのではないかと判断をしました。次の機会があれば、もう少し上手くパスをして、林選手や山下選手につなげてチャンスをつくっていきたいと思います。

Q.パナソニック戦での連敗が(少しスッキリしない形で)止まりましたが、感想をお聞かせください。
橋本選手
神戸製鋼としては相手の土俵で戦ったような、キックゲームになりましたが、それによく対応できたと感じています。次に決勝トーナメントと対戦するチャンスがありますので、そこでもう一度リベンジしたいと思います。

Q.今日の試合の「引き分け」をどう捉えていらっしゃいますか。また今日の結果で両チームが1位・2位で通過することが決まり、次に対戦するのであれば、決勝戦になるとおもいますが、次に対戦して勝つためには、何が必要になってきますか。
橋本選手
もう少しコンディションがよければ、もっとよい戦いができたのではないかと思います。2009年に入部してから数回対戦してきましたが、今回が一番、勝つ可能性があったのではないかと感じています。神戸製鋼も年々強くなっていますので、ポジティブに捉えていて、次に対戦するのが楽しみです。このようなロースコアの試合ではミスが少ないチームが勝つのではないかと思いますので、できるだけアタックでミスを減らすことが必要だと考えています。

Q.雨のコンディションの中での試合でしたが、このウェットコンディションの影響がどの程度ありましたか。
日和佐選手
勿論、雨の影響はありましたが、パナソニックさんの素晴らしいディフェンスや両チームがプレッシャーをかけあった中でミスが出てしまいました。当然、相手と同じ条件ですので、ミスの言い訳にはできないですが、両チーム共にいいプレッシャーをかけあいながら、いいゲームができたのではないかと感じています。

Q.先程、自分たちの立ち位置がわかったと言われていましたが、もう少し詳しく教えてください。
日和佐選手
難しい時間帯にしっかりと我慢ができました。ただ相手からの強いプレッシャーの中で、自分達のラグビーができませんでした。しかし、その中でしっかりと得点できたこと、いいディフェンスができたことなどをもう一度振り返って、さらにいいチームにできたらと考えています。パナソニックさんを相手に負けなかったことをポジティブに捉えて、次に向けて準備していきます。

デーブ・ディロンHC
最後に一言、言わせてください。
橋本大輝選手の100試合出場という記録はチームのみんなで祝いたい記録だと思います。
今日のタフな試合の中でも橋本選手は、いいパフォーマンスを見せてくれました。

(司会:灘 愛海 記録:木村真樹)

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