「グローバル化時代のラグビーと日本社会ワールドカップ・ナショナリズム・多様性」レポート

2月24日(日)、大阪府茨木市立命館いばらきフューチャープラザ内カンファレンスホールにて、学術シンポジウム「グローバル化時代のラグビーと日本社会 ワールドカップ・ナショナリズム・多様性」が行われました。参加者は98名。

まずシンポジウム主催の立命館大学産業社会学部・松島剛史准教授によるあいさつから始まります。

次に、ラグビーワールドカップ2019組織委員会事務総長特別補佐である徳増浩司氏による基調講演。「ラグビーワールドカップ日本開催がもたらすもの・・・過去・未来・現在」と題し、ラグビーワールドカップはどのような大会なのか。なぜ日本に来ることがきまったのか。ラグビーワールドカップがもたらすメリット。この3つをご自身の経験談を交えてお話くださいました。

元日本代表監督・向井昭吾氏、元日本代表・タウファ・統悦氏、スポーツライター・藤島大氏によるパネルディスカッションも行われました。なぜ日本代表には外国人が多いのかについて「日本ラグビーの国際化 世界における日本ラグビーの位置(過去・現在・未来)」、「代表規定資格の運用をめぐる過去と現在 日本代表選手・チームの実態とあり方」、「ポスト2019・2020 ラグビー振興とラグビーの存在価値」と3つのテーマにわけ進められました。

参加者からは「花園で行われる他国の試合はどのように楽しんだらよいか」「サッカーとラグビーの違いは何か」など質問もありました。質問者には、タウファ・統悦氏からプレゼントが贈られました。