9月7日(土) 第2節 同志社大学 49−42 近畿大学

2019ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第2節

同志社大学 対 近畿大学

2019年9月7日(土) 13:00キックオフ
グラウンド:宝が池公園球技場
入場者数:2256人
天候:晴れ/弱風
レフリー:山本篤志(関西協会)
アシスタントレフリー:橋本教明(日本協会A1) / 木俣俊祐(関西協会) / 中村和夫(関西協会)
ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:同志社大学 11山本雄貴
同志社大学 近畿大学
49 FULL TIME 42
14 前半 14
35 後半 28
詳細
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マッチレポート

2019ムロオ関西大学Aリーグ第2節は暑い天気の中、宝が池球技場で開催された。
第1試合は、開幕戦の摂南大戦で前に出るデフェンスと継続したアタックで功を奏した同志社大学、戦前の予想を覆す戦いで、リズムに乗った攻撃で立命館大に勝利した近畿大学の対戦。第2節の屈指の好カードは近畿大SO10番河井のキックでゲーム開始。

開始から攻め続けたのは近畿大だったが、先制したのは同志社大、15分に左中間5mスクラムからNO8服部からSH9番人羅に渡りCTB13番谷川が左中間にトライ、GKもWTB14番原田が成功し7-0と同志社大がリード。24分には近畿大がゴール前8mスクラムからフェーズを重ね、SH9番田原からパスを受けたSO10番河井がゴールポスト右にトライ、GKもCTB12番福山が成功し7-7とする。
35分には再び近畿大が自陣から連続攻撃を繰り返し最後はSO10番河井が左中間にトライ、GKもCTB12番福山が成功し、7-14と逆転。

39分には同志社大が左7mラインアウトから攻め続け、最後はFL6番弓削が右中間に飛び込みトライ、GKもWTB14番原田が成功し、14-14となり前半が終了。

後半に入り勢いが増した同志社大は、開始1分には、SH9番人羅がトライ、6分には、WTB11番山本キャプテンがトライ、GKもWTB14番原田が2本とも成功し、28−14とリードを広げる。

しかし、リードされた近畿大も反撃に出る、8分に同志社大の出したキックをクイックスローで受けたFB15番中洲が巧みなステップで抜き去りゴールポスト下にトライ、12分にも自陣から攻め、NO8酒井がゴールポスト左にトライ、GKもCTB12番福山が2本とも成功し、28−28と同点となる。
同点に追いつかれた同志社大は、17分にゴール前5mスクラムからNO8服部がサイドを攻めてゴールポスト左にトライ、GKもWTB14番原田が成功し35-28とする。
今度は近畿大が23分にCTB12番福山からWTB14番川井に渡り最後はFL7番宮本が右中間にトライ、GKもCTB12番福山が成功し35-35。

お互いに疲れもピークと思われるが、攻撃に手を緩めない両チームは、30分に近畿大がSH9番田原からパスを受けたNO8酒井がゴールポスト下にトライ、GKもCTB12番福山が成功し、35-42と再逆転。
追い詰められた同志社大は、36分に自陣から攻めて、途中出場したSH21番桑山からパスを受けた同じく途中出場のLO19番嶋崎が左中間にトライ、GKもWTB14番原田が成功し、42-42となる。

ロスタイムに入り、お互いに負けられない試合となったが、最後の力を振り絞ったのは同志社大。
攻撃を続けて、ゴールを目指し、ゴール前までフェーズを重ね、最後はFL7番堀部がゴールポスト左にトライ、GKもWTB14番原田が成功し、49−42と同志社大がリードしてノーサイド。
暑い中でお互いの健闘に観客がら暖かい拍手が送られた期待通りの好ゲームとなった。

MOMには、最後までチームを鼓舞し勝利に導いたWTB11番山本雄貴キャプテンが選ばれた。

同志社大学・萩井好次監督
「課題も多かった試合だったが、勝てて良かった。近畿大も前節も良かったので、最後に結果が出て良かった。最後は、フォワード戦となったが、1人ケガで少なかったが、練習でしたことが出来ていた。まだまだ課題はあるが、しっかり練習をして結果を出したい」。

同志社大学・山本雄貴キャプテン
「課題も多かったが勝てて良かった。勝因はコンタクトレベルが上がったことと、リザーブの投入時期と彼らも頑張ってくれたことだと思う。課題は流れを渡すことと、自分たちの精度を上げたい。バックスも自信をもって行きたい、もう一段上げて次に臨みたい」。

MOMインタビュー

フォトギャラリー

■撮影者:KRPU 渡辺隆夫

■撮影者:清水良枝