9月2日(土) 第3節 神戸製鋼 45-7 クボタ

kekka
トップリーグ2017-2018 第3節
神戸製鋼 VS. クボタ

2017年8月26日(土) 17:00キックオフ グラウンド:万博記念競技場
神戸製鋼 クボタ
45 FULL TIME
31 前半
14 後半
詳細
(TL公式)

会見レポート

クボタスピアーズ
フラン・ルディケ ヘッドコーチ
神戸製鋼のパフォーマンスが素晴らしかった。前半のスコアでもうこちらのプレイができなくなってしまった。前半、ほとんどボールに触ることができず、私達のエリアの深いところでプレッシャーをかけられ、アタックのチャンスが全くなかった。ハーフタイムの時点では立川キャプテンを中心としたリーダー陣が良いコメントをしてくれてポジティブでとても雰囲気も良かった。何か一つ良いところがあればそこから上手く回っていくと感じていた。しかしその後も私たちが良いパフォーマンスができず、神戸製鋼にプレッシャーをかけることが全くできなかった。このゲームから学ぶことは沢山あったので、立川キャプテンから試合後にメンバーに話があったようにトップ4のチームに見合うためには皆がレベルアップしていかなければならない。戻ってしっかりと準備して行かなければならない。

立川理道キャプテン
試合の全体的な感想としてはヘッドコーチと一緒で、細かなミスでなかなかペースがつかめずに最後まで行ってしまった。長いシーズンの中の3試合目なので、この敗戦をしっかりとこれからのシーズンに生かしていかなければならない。これからも負けられないゲームが続くと思うので立て直して行く力を養って行きたい。

― 昨シーズンで勝利した神戸製鋼に対して今年は敗れてしまったが、今日のゲームで上手くいかなかったのは神戸の戦術が自分たちの考えていたことと違っていたのか、個々の動きが異なっていたのか?
立川理道キャプテン
前半はやはり相手の用意していたサインプレイや風を上手く利用され、なかなか自分たちのペースにならなかった。風下の戦いでは前半は接戦に持って行って、後半しっかりと立て直すという自分たちのプランがあった。前半はノートライで点差を付けられすぎ、そこから盛り返すのは難しかった。最初の20分間で3トライを奪われたことはしっかりと反省しなければならない。去年の戦いは正直参考にしておらず、今シーズン2連勝してきた神戸製鋼に対して自分たちの形を作れなかった。

フラン・ルディケHC
昨年はウチのセットピースがとても良かったが、今年はラインアウトなどでもいい形が作れなかった。前半に大量失点してしまったことが昨年との大きな違い。昨年は番狂わせもできたが今年は神戸製鋼に自由にプレイされてしまった結果となった。

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神戸製鋼
ジム・マッケイ ヘッドコーチ
まずはキャプテンはじめ選手たちの努力に感謝する。前半は本当にとても良いパフォーマンスだった。後半は全く完璧というわけではなかったが、結果を得るという意味では十分だった。

前川鐘平キャプテン
前半はまず風上に立って陣地をしっかり取れた。先制トライの後、立て続けに得点できたことがこの結果につながった。しっかりと良いディフェンスができて、相手に奪われたトライも1本だけということで、ディフェンスも整備された良いゲームだった。後半少し我慢する時間が続いたが、我慢した中からもトライを奪うことができてチームとしての成長も感じている。今日は選手自身にとっても満足するゲームだった。

― 後半が完璧でないという理由は?
ジム・マッケイHC
一つはキックゲームの部分。ラインアウトがきちんと機能していたのでしっかりとキックで陣地を支配して戦いたかった。

― 重(一生)、清水(晶大)という新人選手がきちんと機能して初トライを重ねたが、彼らの奮闘ぶりは?
ジム・マッケイHC
彼らは素晴らしく、チームに良いエネルギーを与えてくれている。バックス陣に怪我人が出ている中で本当にいい仕事をしてくれている。しっかりと自分たちの役割を理解してそれを完遂してくれておりそれが良かった。

― クボタは昨年のシーズン終盤で敗れた相手でセットプレイを含めて歯が立たない状況だったが、今日は何を改善して戦おうとして何が上手くいったのか?
前川鐘平キャプテン
今シーズンはセットプレイのディフェンスを武器に戦っている。ラインアウトのディフェンスでプレッシャーをかけ、ブレイクダウンに関して一人一人の役割を明確にして練習している。そこがしっかり出せればブレイクダウンにおいても優位に立てる。改善したというよりもいつも通りの自分たちのプレイをすることができた。

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(文責:大阪府協会 石川悟、丸井康充)

フォトギャラリー

撮影者:KRPU 萩原康夫

撮影者:KRPU 古田浩

撮影者:KRPU 坂田勇三