11月18日(日) 第6節 天理大学 48-19 立命館大学

2018ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第6節天理大学 対 立命館大学

2018年11月18日(日) 14:00キックオフ
グラウンド:キンチョウスタジアム
入場者数:1496人
天候:晴れ/無風
レフリー:橋脇正典(関西協会)
アシスタントレフリー:椿原歩(関西協会) / 小原淳一(関西協会) / 坂卓磨(関西協会)
ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:天理大学 12池永玄太郎
天理大学 立命館大学
48 FULL TIME 19
22 前半 0
26 後半 19
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マッチレポート

2018ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第6節。大阪・キンチョウスタジアムの第2試合は圧倒的なパワーとスピードを武器に唯一全勝で首位を走る天理大学と4勝2敗で3位グループの立命館大学との戦い。
天理は関西リーグ3連覇、さらに大学選手権に向けて足場を固めたい。一方の立命館も大学選手権出場に向けて、ここで1勝でも積み重ねておきたい。

試合は盤石のゲームを続ける天理に対し、立命館がどのような戦いを挑むのか、1,500人近い大学ラグビーファンの中、立命館のキックオフで開始された。

立命館は開始6分にFW陣が検討して天理陣10ml付近で得た天理のペナルティからSO⑩吉本匠がPGを狙うが不成功、惜しい先制のチャンスを逃した。

一方の天理は直後の9分、ゴール前のラインアウトからモールを形成、持ち出した№8⑧ファウルア・マキシからボールを受けたCTB⑫池永玄太郎が右中間にトライ。SO⑩松永拓朗のゴールも決まり、7-0とあっさりと先制した。

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さらに天理は16分にBKに展開してWTB⑭野田涼太、20分にラインアウトモールをFWが押し込みLO⑤アシベリ・モアラが、さらに23分には再びBK展開でWTB⑪中野豪がトライを重ね、22-0と立命館を零封して前半を終了した。

後半に入っても天理のペースは衰えず、20分までに4トライ(3ゴール)を挙げ、48-0と立命館を圧倒。

試合の興味は天理がどこまで得点を伸ばすか、立命館がどう意地を見せるのかに移った。そのせいか直後の24分、立命館SH⑨平尾剛士がゴール直前の左中間ラックから持ち出して中央にトライ、SO㉒田中健登のゴールも決まり48-7とようやく一矢を報いた。

その後、活気づいた立命館は38分、45分にWTB⑭藤井健太郎、CTB㉓礒田凌平がトライを返すが、前半の失点があまりにも大きく焼け石に水。48-19と大差で天理が全勝を守った。

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天理大学は6連勝を挙げ3連覇に大きく前進したが、終盤の集中力を欠いた連続失点はやや不安要素。大学選手権に向けても修正が求められる。立命館大学の大学選手権出場も最終節に持ち越された。

マン・オブ・ザ・マッチは先制トライを挙げ、その後も天理の高速BK陣を最後まで牽引した天理大学CTB⑫池永玄太郎に贈られた。

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(文責:大阪府協会 石川 悟

試合後キャプテンインタビュー

フォトギャラリー

■撮影者:KRPU 古田浩

■撮影者:KRPU 山口勝一