神戸製鋼コベルコスティーラーズ vs 宗像サニックスブルース
2017年6月11日(日) 14:30キックオフ グラウンド:神戸総合運動公園ユニバー競技場 入場者数:ー 天候:ー | ||||
レフリー:ー アシスタントレフリー:ー |
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神戸製鋼 | 宗像サニックス | |||
43 | 試合前 | 17 | ||
19 | 前半 | 5 | ||
24 | 後半 | 12 |
マッチ・サマリー
梅雨の最中、昼間にパラッと降られたものの、薄日も差すコンディションで行われたプレシーズンマッチ。2017~2018シーズン早々の8月26日(土)、同じスタジアムでの対戦が決まっている両チーム。単なる‘練習試合’ではないと言える状況下、神戸製鋼先蹴りでゲーム開始。
6分サニックス陣22m付近中央ラックから、SO正面のキックをWTB大橋がインゴールでおさえトライ。(G不成功)。5-0とゲームが動き出す。
押し気味の神戸製鋼は、サニックス陣22m付近右スクラムから左へ展開。サニックスWTBエブリンハムのハイタックルを誘い、24分ペナルティトライで7点追加(今季からのルール改正により、無条件にてG追加)、12-0。このペナルティで11番アンドリュー・エブリンハムがハイタックルを取られシンビン。10分間の退場となる。
エブリンハムをシンビンにて10分間失ったサニックスだが、負けじと反撃に転じる。
直後の26分、神戸製鋼陣ゴール前でキックチェイスの末、SH濱里からCTB村上へボールをつなぎ、トライ。G不成功で12-5。
前半終了間際、神戸製鋼はサニックス陣ゴール前左中間ラックから左へ展開。素早いパス回しからSO正面のパントをCTB南橋がインゴール左中間でおさえトライ。鮮やかなプレーに会場から歓声が上がる。G成功19-5で前半を折り返す。
後半も先制したのは神戸製鋼。神戸製鋼陣10m中央付近から果敢にキックカウンター。WTB林が約50mを走り切り、右隅にトライ(G成功26-5)。
突き放されたサニックスだが、54分神戸製鋼陣ゴール前右中間スクラムからNO.8新井が左へ持ち出しトライ。G不成功で26-10。更に56分にも連続トライを奪い、Gも成功し26-17と迫る。
ゲームの流れはサニックスかと思われたが、66分サニックス陣22mラックから左へ展開。ゴール前で粘って、WTB大橋が左隅へ今日2本目のトライ。G不成功も31-17と突き放す。
流れを手繰り寄せた神戸製鋼は、73分途中出場のニューフェイス清水が、サニックスゴール前での華麗なステップでトライ。自らGも決める(38-17)と、終了間際の80分にも、サニックス陣ゴール前中央ラックより右へ展開。SH徳田からフロントロー山崎とつなぎ、WTB林がタッチ際を走りきりトライ。43-17とし、タイムアップとなった。
若手中心とはいえ、神戸製鋼SO正面の巧みなアタックセンスと新加入プレーヤーの活躍、サニックスFW力強さと、随所に見どころのあったゲームであった。
試合後、グラウンドにファンをお招きしての両チームプレーヤーとのハイタッチ会を実施。サインを求める子供たちに丁寧に応対するプレーヤーを間近にして、フェスティバルならではのイベントも開催出来た。
(広報:宮崎 愛佳)