9月24日(日) 京都産業大学 vs 摂南大学

メンバー表 マッチレポート フォトギャラリー

入場者数:2647人 天候:晴れ/微風
レフリー:椿原 歩(関西協会)
アシスタントレフリー:山本 篤志(日本協会) / 宮司 真弘(関西協会) / 芳沢 正義(関西協会)
京都産業大学 摂南大学
50 FULL TIME 28
32 前半 21
18 後半 7
勝点
4-0
詳細(PDF)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶京都産業大学 7三木皓正(4年)

メンバー表(48時間前)

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京都産業大学
監督廣瀬 佳司
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR曽根 隆慎3174104石切中→大産大附属
2HO李 淳弘3172100大池中→大阪朝鮮
3PRヴェア・タモエフォラウ4186123オネハンガ→札幌山の手
4LO石橋 チューカ119092兵庫RS→報徳学園
5LO日吉 健3180100寝屋川第三中→大産大附属
6FL松永 壮太朗318792勧修中→京都工学院
FL三木 皓正417395西陵中→京都成章
8NO.8シオネ・ポルテレ2184112トンガカレッジ→目黒学院
9SH土永 旭317073西陵中→光泉カトリック
10SO辻野 隼大317885長吉西中→京都成章
11WTB西 浩斗317080熊本ラグビースクール→熊本西
12CTB小野 麟兵317086西陵中→京都工学院
13CTB高井 良成417682瑞光中→関大北陽
14WTB松岡 大河417077茨田北中→東福岡
15FB小林 修市217682勧修中→京都成章
16Re.太田 陽介417090ヤングウェーブ→大分東明
17Re.渡辺 龍4175103修学院中→洛北
18Re.西崎 海人3178104明石JRC→報徳学園
19Re.山本 大翔418495高知RS→高知中央
20Re.テビタ・ポレオ4179106トンガカレッジ→日本航空石川
21Re.高木 城治116470かしいヤングラガーズ→東福岡
22Re.尾崎 恵大216576四条中→光泉カトリック
23Re.藤本 凌聖317285鈴鹿ラグビースクール→朝明
摂南大学
監督瀬川 智広
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR梁 起繁3177105東大阪朝鮮中→大阪朝鮮
2HO大西 翔4173103寝屋川第三中→大産大附属
3PR原渕 修人4177108原山台中→摂津
LO森山 迅都4182103藤森中→京都工学院
5LOヴェティ・トゥポウ4189114Nausori District School→レリアン・メモリアル
6FL河野 秀太朗318092吹田RS→報徳学園
7FL角谷 宏大317691菫中→常翔学園
8NO.8ヴィリアミ・サポイ318298Mount Roskill Districts Rugby Club→開志国際
9SH三田村 裕城417177蹉跎中→石見智翠館
10SO川上 凌空117578長吉西中→京都成章
11WTB木田 匡也317578枚方第三中→常翔啓光学園
12CTB嶋本 大賀317583茨田中→大産大附属
13CTBナレヴィア・ジョシュア217577Andrews Primary school→ウエストパックランドハイスクール
14WTB小畑 美嵐318086摂津第四中→淀川工科
15FB前薗 斗真417286東住吉中→東海大大阪仰星
16Re.中村 太遥316993光明中→創志学園
17Re.今田 伸太4176101真住中→大阪桐蔭
18Re.呉 侑駿2178108関西大学第一中→大阪朝鮮
19Re.神野 康生118694田島中→大阪桐蔭
20Re.加覽 和成317388四条畷中→大産大附属
21Re.村上 剛琉216474蹉跎中→京都成章
22Re.大津 直人316576常翔啓光学園中→常翔啓光学園
23Re.マイケルズ・カストン216674アウテニクワスクール

マッチレポート

前節でボールを大きく動かすダイナミックなラグビーで天理大学を追い詰めた摂南大学が、王者京都産業大学にどのようなラグビーで挑むのかが注目される一戦は京産大のキックオフで始まった。

キックオフボールを支配した京産大はゴール前まで攻め込みラックから8番シオネ・ポルテレが右中間に押さえてノーホイッスルでのトライ、10番辻野隼大のゴールも決まり、課題のゲームの入で7点先取する。

ところが5分には摂南大は22からのラインアウトを起点にラックを形成し右へ展開12番嶋本大賀がゴール下にトライ、13番ナレヴェア・ジョシュアがゴールも決め7-7と振り出しに戻す。

しかし京産大は8分に7番三木晧正が中央へトライし14-7、12分にはポスト真正面40ⅿからのPG10番辻野が決め17-7と引き離す。

一方の摂南大は23分にラインアウトモールから左へ展開し13ナレヴェアがトライ、自らゴールも決め17-14と追い上げる。

その後京産大3番ヴェア・タモエフォラウのトライ、摂南大5番ヴェティ・トゥポウがトライをあげ22211点差まで追い上げるが、41分に10番辻野のPG2番李淳弘のトライで32-21で前半を終える。

後半に入り京産大は4分と7分に摂南大ゴール前ほぼ同じ場所の反則からPKを選択。10番辻野が2本を難なく決めて3821得点を刻んでいく。15分にはゴール前スクラムから6番松永壮太朗が持ち出し右中間にトライし45-21と点差を広げる。24分にはラックからのターンオーバーで15番小林修市がダメ押しと言えるトライで50-21。

その後は膠着状態が続きインジュアリータイムへ。これで決まったかと思われたが、摂南大23番マイケルズ・カストンがゴール前での京産大デフェンスを切り裂きゴールポスト右へ意地のトライをあげて50-28とする。結果的にはこのトライで京産大へ3トライ差以上に与えられるボーナスポイントが消滅、摂南大の大きくボールを動かすゲームスタイルと最後まであきらめない姿勢は春の屈辱を晴らすという信念を感じた。またこれこそがポイント制を採用した狙いであるかもしれない。

一方の京産大は前節体調不良で欠場したキャプテン三木の復帰により、デフェンスのラインスピードがあがり摂南大のダイナミックなアタックを度々寸断した、お互いにミスがあり課題は残したものの見ごたえのあるゲームであった。

プレーヤーオブザマッチは体を張ってタックルで刺さり続けた京産大三木皓正が選ばれた。

会見レポート

摂南大学
瀬川 智広 監督
エコパスタジアムという素晴らしい場所で試合ができることを楽しみにしていました。勝ち行ったが、勝つことが出来なかったので、悔しい思いでいます。また、来年、このスタジアムに呼んでもらえるようにしたいです。

森山 迅都 キャプテン
勝つきっかけはいくつかありましたが、ギリギリ掴みとれませんでした。全員で勝ちに行って勝てなかったので、悔しい思いです。京都産業大学相手にも通用したものがあったので、次に繋げていきたいです。

―静岡のエコパスタジアムでは初の試合のため、前日に下見したそうですが、どのような意気込みで試合に臨みましたか。
森山キャプテン
ワールドカップの試合が行われた、このスタジアムの大きさに驚きを感じるとともに、このスタジアムで試合ができる機会をいただき、ありがたく思っております。

―宿泊を伴う遠征でしたが、コンディションの調整はどのように行いましたか。
瀬川監督
大学選手権に行く目標を持っています。公式戦での遠征を経験させていただいたとともに、静岡県協会さんはじめ皆様から、宿泊、食事とも素晴らしいものを提供していただきました。前日夜のミーティングから試合まで、全員が同じルーティーンで過ごす経験ができて、ありがたく思っています。

森山キャプテン
食事もとても美味しく、宿泊先の設備も充実していました。前日の夜から全員が一致団結する事が出来て、非常に良かったです。来年も来たいです。


京都産業大学
廣瀬 佳司 監督
先週の反省を生かして、いいゲームしたいと思い試合に臨みました。最初にノーホイッスルトライがあり、いい立ち上がりでした。FWが力を発揮することができましたが、ディフェンスで課題がある試合でした。

三木 晧正 キャプテン
先週の試合では良いパフォーマンスを出せませんでしたが、切り替え、反省し、良い1週間を過ごすことが出来て良いパフォーマンスを出すことが出来ました。まだ課題もある試合でした。

―キャプテンとしての感想を教えてください。
三木キャプテン
Player of the Matchに選ばれて良かったです。周りに助けられました。次に向けて、学びのある試合でした。

―PGが多い試合だと思われました。チームとしての方針だったのでしょか。
廣瀬監督

グラウンド内では、三木キャプテンに任せていました。結果としてそうなりました。

―静岡のエコパスタジアムでは初めての試合でしたがどのような印象でしょうか。
三木キャプテン
静岡では初めての試合でした。ワールドカップが行われた大きなスタジアムで試合が出来て、嬉しく思います。

―静岡での宿泊を伴う遠征でしたが、コンディション作りに気を使ったことはありますか。
三木キャプテン
久々の宿泊を伴う公式戦で緊張しましたが、周りからのサポートがあり不自由なことはありませんでした。いつも以上のパフォーマンスを出せたと思います。

廣瀬監督
静岡県協会さんをはじめ皆様から、素晴らしい宿泊施設、食事、スタジアムを提供していただき、勝つことが出来て最高の週末でした。このスタジアムはワールドカップのレガシーを伝える努力をしています。引き続き頑張っていただきたいと思います。

―不在の選手がいる中でのセットプレー、特にラインアウトでは選手間でどのようなコミュニケーションをとっていたのか教えてください。
三木キャプテン
ソロモネが欠場していましたが、ラインアウトは早く動くことを意識していました。モールは誰が入っても、いつもの練習どおり組むことができました。

―石橋選手の怪我について教えてください。
廣瀬監督
これから確認します。

―後半に勢いがついた試合でした、ハーフタイムでとのような修正をしたのでしょうか。
廣瀬監督
監督としての話はしませんでした。三木キャプテンがハードに行こうとリーダーシップを示していました。


フォトギャラリー

■KRPU 渡辺隆夫


■KRPU 新屋敷こずえ

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