9月24日(日) 天理大学 vs 関西大学

メンバー表 マッチレポート フォトギャラリー

2023年09月24日 14:00 K.O.
皇子山陸上競技場
入場者数:1394人 天候:晴れ/無風
レフリー:稲西 輝紀(関西協会)
アシスタントレフリー:八木 聖也(日本協会) / 堀北 絋輔(関西協会) / 大川 貴史(関西協会)
天理大学 関西大学
38 FULL TIME 12
26 前半 5
12 後半 7
勝点
5-0
詳細(PDF)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶天理大学 1宮田悠暉(4年)

メンバー表

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天理大学
監督小松 節夫
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR宮田 悠暉4175103広島大学附属東雲中→広島工業
2HO寺西 翔生317095東生野中→常翔学園
3PR松野 楓舞3167100北条南→松山聖陵
4LO大西 一平2182100吹田RS→東福岡
5LO渡邉 完徒318298前橋RS→明和県央
6FL鄭 兆毅4186107正徳中→竹圍
7FL川越 功喜117880東生野中→天理
8NO.8パトリック・ヴァカタ3189115トンガカレッジアテレ→日本航空石川
SH北條 拓郎417275南信州JrRS→天理
10SO筒口 允之317081長崎RS→長崎南山
11WTB藤原 竜之丞316872ノーサイドRS→日本航空石川
12CTB上ノ坊 駿介218386三田RCJ→石見智翠館
13CTB上野 颯汰318087関RS→関商工
14WTB弘田 士道116874伏見CJ→京都工学院
15FBフィリモネ・サイア118190トゥポウカレッジ→青森山田
16Re.説 拓海4176102西神戸RS→報徳学園
17Re.森 仁之輔2178104草ヶ江ヤングラガーズ→東福岡
18Re.奈良 真弥4180106天王南中→秋田工業
19Re.岡崎 慶喜218092市立第四中→石見智翠館
20Re.上ノ坊 悠馬318295三田RS→市立尼崎
21Re.高岸 尚正416873城東中→常翔学園
22Re.谷田 親春217487住道中→天理
23Re.福本 優斗417184八尾RS→上宮太子
関西大学
監督佐藤 貴志
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR宮内 慶大3176107つくしヤングラガーズ→東福岡
HO垣本 大斗417092枚岡中→石見智翠館
3PR細矢 一颯4173110蹉跎中→関大北陽
4LO中薗 拓海418098茨田北中→関大北陽
5LO中村 将人118595楠葉中→京都成章
6FL森 大起417782勧修中→光泉カトリック
7FL谷口 永輝217387大池中→関大北陽
8NO.8雨谷 陸椰418095高槻RS→常翔学園
9SH溝渕 元気416975蹉跎中→大産大附属
10SO池澤 佑尽417985兵庫県RS→東福岡
11WTB湫 叶太416768東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星
12CTB吉良 陸人117486かしいヤングラガーズ→東福岡
13CTB立石 和馬317585つくしヤングラガーズ→東福岡
14WTB正田 青海117581鯉城RS→尾道
15FB﨑田 士人218290茨木RS→石見智翠館
16Re.山本 真士2178105滋賀学園中→石見智翠館
17Re.中岡 大暉316899文の里中→石見智翠館
18Re.杉原 絃太4180100英田中→大産大附属
19Re.中村 豪2189114中宮中→常翔学園
20Re.中川 一星118293かしいヤングラガーズ→東福岡
21Re.松尾 俊祐316873ノーサイドJr.RFC→高鍋
22Re.遠藤 亮真217585春日リトルラガーズ→東福岡
23Re.佐々木 翔大朗418088枚岡中→大阪桐蔭

マッチレポート

第2試合は、緩やかに風吹く、快晴のなかで行われた。グラウンドの左側、北から南側へ攻める、天理大学のキックオフで試合始まった。

先制のトライは、関西大学。
前半4分、関西大は、相手陣HL内側左中間のスクラムからの攻撃で、天理大の3つペナルティを活かし前進し、相手陣GL前5m左ラインアウトとなる。
関西大は、その攻撃で形成されたラックで、FWがラックサイドを攻め、フェーズを重ねると、ゴール正面のラックから右へ展開、⑨溝渕→⑫吉良へ、ダミーで⑬立石が走り込むところ、裏を走る⑩池澤へパスが渡ると3対1の局面となり、飛ばしパスで⑪湫へパスが渡ると、右隅へトライ。5−0と先制する。

中盤の攻防から、天理大は、相手陣10mL内側左ラインアウトから、フェーズを重ね、関西大ペナルティからキックで前進、相手陣GL前5m左ラインアウトとなる。

そのラインアウトでの攻防で関西大はペナルティ、スクラムで優位に立つ天理大はスクラムを選択。さらに関西大ペナルティでも、天理大は再度スクラムを選択すると、関西大のアーリーエンゲージの反則でフリーキックとなり、天理大⑧ヴァカタが素早くボールをタップし、ディフェンス2人を跳ね除けながら腕を伸ばしボールをグラウンディング。トライとなり、前半16分、天理大は5−5と同点とする。

関西大は相手陣ゴール前5mへ迫るもハンドリングエラーでチャンスを活かせない。

すると、天理大は、前半31分、自陣から相手ペナルティを活かしながら前進し、相手陣ゴール前へ。関西大オフサイドの反則でスクラムの選択、天理大は相手陣GL前5m中央のスクラムでの相手ペナルティでも、さらにスクラムを選択し、関西大がスクラムをしっかりと組み耐えたところ、天理大⑧ヴァカタが右へ持ち出しラックとなる。FWでラックサイドを攻め、最後は⑧ヴァカタがラック右側へ持ち出しタックルを受けながら押し込みトライ。⑩筒口のコンバージョン成功で、天理大が12−5とする。

さらに、天理大は、前半37分、関西大オフサイドの反則からキックで前進、相手陣GL前5m左ラインアウトでモールを形成、左へ押し込み、②寺西がインゴールでボールを押さえトライ。⑩筒口のコンバージョン成功で、19−5とする。

前半終了間際の前半42分には、天理大は、相手ボールスクラムでのコラプシングの反則をもらうとキックで前進、相手陣GL前5m左ラインアウトからラックを形成、FWでラックサイドを攻めゴール前へ、ラックサイドをしつこく攻め、③松野がトライ。⑩筒口のコンバージョン成功で、26−5とし、前半終了。

後半の入りは、前半終盤の勢いそのままに天理大。

後半4分、天理大は、相手ボールスクラムでのコラプシングの反則からキックで前進、相手陣10m左ラインアウトからフェーズを重ね、左サイドで⑪藤原がステップで抜けると、タッチライン沿いに走り込む⑬上野へオフロードパス、さらに、内側を走る⑫上ノ坊からオフロードパスで⑮サイアへ渡ると左中間へトライ、31−5とする。

さらに、天理大は、後半7分には、ターンオーバーでボールを獲得し相手ゴール前へ、関西大ペナルティではスクラムを選択、相手陣GL前5m左中間スクラムをしっかり真直ぐに押し、⑧ヴァカタがインゴールでボールを押さえスクラムトライ、⑩筒口のコンバージョン成功で、38−5とリードを拡げる。

ここから、試合の流れが変わり、関西大が相手陣で試合を進める。しかし、ゴール前へ迫るもハンドリングエラー、ペナルティでチャンスを活かせない。

後半1回とるウォーターブレイク後は、両チームのディフェンス固く攻め切れない。

相手陣で多くの時間攻め続ける関西大は、、後半32分、ゴール前まで進め、相手ノットロールアウェイの反則からからキックで前進、相手陣GL前5m左ラインアウトからモールを形成、BKも参加しモールを押し込み、②垣本がトライ、⑩池澤のコンバージョン成功で、12−38とする。

その後、天理大、関西大とも、ゴール前でのチャンスの機会を得るが活かせず、フルタイム。
天理大は、3トライ差以上での勝利となり、勝ち点1 を追加し勝ち点5を獲得し、前節と合わせ、勝ち点9となった。

ムロオPlayer of th Matchは、天理大①宮田選手が選ばれた。

会見レポート

関西大学
佐藤 貴志 監督 
今日の試合は天理大の強みのラインアウト、スクラムをどうやって自分たちのスタイルで崩していくか、ボールの継続で自分たちのアタックをどうするかというところにしっかりとフォーカスしてやってきて前半始め、後半始めにうまくいったところがあったので自信を持って次戦の同志社大戦に向けてチャレンジしていきたいと思っております。

垣本 大斗 キャプテン
自分たちの取り切る力であったり、セットプレーはもちろんですがペナルティで天理大の強みを持っていかれて、ずるずるとトライを取られてしまったのが試合後の印象なので、規律のところをもう一度見直して、取り切るところをチームでやっていきたいと思っています。

―前半先制してから15分位までいい形で戦えていたと思うが、どの辺りが上手くいっていたのか。
佐藤監督
上手くいっていたのはセットプレーの安定と相手の反則、ミスを誘発することが出来る様な関大のディフェンスが出来ていたところ、またはアタックが継続出来ていたところです。

垣本キャプテン
アタックの部分で自分たちのプランが填まっていたのもひとつあるのかなと思います。

―次節は監督の母校、また2連敗同士の対決になるが、どういう修正をしてどういう試合に持ち込みたいか。
佐藤監督
関大の強みであるセットプレーで今日の試合でも何度もゴール前に迫ったと思うのですが、そこで天理大にいい課題をいただいたので、そこを修正して点を取り切るチームになり同志社大に勝っていきたいと思います。

―同志社大の印象は?
佐藤監督
内緒です(笑)。いいチームだと。私が指導した選手もまだいますし頑張っているなと見ています。でも今は関大を勝たせることが私の仕事なのでしっかりと勝たせられる様に頑張りたいと思います。


天理大学
小松 節夫 監督
前半、試合の入りが悪かったが前半の途中から上手く修正が出来て点を重ねて、後半もこのままいってくれるかと思いましたが途中からミス、反則を重ねて関大ペースで試合が進んだのが今日の反省です。ゲーム理解度を含めてみんなで同じミスをせずにゲーム中に修正が出来る様に練習を行っていきたいと思います。

北條 拓郎 キャプテン
前回の摂南大戦と比べて、前半は自分たちのやりたい事が出来たのですが、後半は規律の部分で苦しんで、ハイタックルの反則が厳しくなっているので順応していかないとと感じる場面が多かったです。最後に守りきれたのは今回のよかった部分かと思います。

―反則が多かったが原因はどういうところにあると考えるか。
北條キャプテン
ハイタックルのルールが厳しくなりハイタックルしないように練習で取り組んでいるがまだ順応出来ていなくて、中盤で反則を重ねてしまっているところがあるので普段の練習からもっと取り組んで気をつけていきたいと思います。
普段からレスリングの練習も行っているがまだまだ対応しきれていないと思います。スタンダードにタックルの低さを求めていきたいと思います。

―第1戦の摂南大戦は7トライ奪われる展開だったが、いくつかあった上積みでの収穫は?
小松監督
ディフェンスは粘れたかと思っています。簡単にトライを取られた開幕戦と違ってその部分は我慢が出来ていたかと思います。我慢をするといった時間帯が長かったのが、自分たちの規律が悪かったのとゲーム理解度の低さに原因があるので、自分たちの形でラグビーが出来る様にならないと、この先はしんどいかなと思いました。


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■KRPU 梶間智

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