4月20日(日)に開催の「関西ラグビーフットボール協会100周年記念 サンコーインダストリーPresents2025関西セブンズフェスティバル」女子の部のレポートです。
追手門学院高校女子ラグビー部VENUS 48-0 四日市メリノール学院高等学校
追手門のキックオフで始まる。1分に追手門5番中原花奏がキックされたボールを拾い上げてゴール右へトライ、自身でゴールも決めて7点先取。
4分には22ⅿ付近のスクラムから左へ展開し11番齋藤心咲が左中間にトライ、5番中原のゴールも決まり14-0。
続いて6分には自陣に蹴りこまれたボールを4番辻あかりが拾いカウンターを仕掛け見事に中央突破しポスト真下にトライ、21-0とリードを広げる。
8分に入りゴール前ラックから展開しループパスをもらった7番長谷川恵梨が右中間にトライ。26-0で前半を終える。

後半に入り追手門は2分に自陣10ⅿからのPKからリスタートしパスをつないで、10番西濱明里がポスト右にトライ、5番中原がゴールを決め33-0。
3分にはゴール前ラックから出たボールを5番中原がトライし38-0と、ゲームの流れは追手門へ。
その後も5分に12番辻ひかり、7分には相手スクラムを押し込みターンオーバーし6番一ノ瀬葵がトライし48-0で四日市を圧倒した。
四日市も果敢に攻めたが追手門にプレッシャーを受けミスが続き反撃することが出来なかった。

アザレア・セブン 19-22 追手門学院大学女子ラグビー部VENUS
キックオフは追手門。
1分にアザレアはゴール前ラックから右へ展開し12番西夏穂がデフェンス4人を振り切りトライ、4番高木沙環がゴールを決めて7点先取。
追手門は3分に9番津田佳梨がタッチライン際を駆け上がった味方からパスを受けて右中間にトライ7-5と追い上げる。
8分にはハーフライン付近から攻め込みキック、転がったボールを9番津田がチェイスしさらにゴール前に蹴りこみ上手く拾い上げてトライし、7-10と逆転して後半へつなぐ。

後半2分にアザレアは自陣PKからスクラムを選択し左へ展開し14番レイラニ・ナイヤガがパワーのあるランでディフェンスを振り切って左中間にトライし、12-10と逆転。
4分には追手門がゴール前ラックから11番小西春菜がトライし12-15と再逆転するが、1分後にアザレアの12番西がトライ、11番久保光里がゴールを決めて19-15とまた逆転するが、7分に追手門がゴール前まで攻め込み、モールになりそうでならないアンストラクチャーの状況から15番松田向日葵がゴールへ持ち込み19-22と再々逆転で勝利した。
お互いにパワーもスキルも拮抗したチームが繰り広げた見ごたえのあるシーソーゲームだった。

神戸ファストジャイロ 27-7 四国大学女子ラグビー部
ゲームは四国大学が積極的に展開攻撃で挑むも、神戸ファストジャイロの堅守で序盤は均衡。3分左展開から神戸ファストジャイロ1金芳が抜け出し、50m走り切り左中間にT。G不成功で5-0とする。続く6分神戸ファストジャイロはラックから5高橋が巧みなコース取りで右中間にT。G不成功も10-0と差を広げる。縦横を意識して仕掛ける四国大だが、得点出来ずに前半を折り返す。

後半も神戸ファストジャイロペースでゲームは進み8分,11分,14分とT(1G)を重ね27-0。終了間際、四国大は6大貫が60mを独走し意地のT(G成功)を見せるも27-7で神戸ファストジャイロが快勝した。

鳴門渦潮&SCIX合同 10-17 Seiryu&Nagoya(S&N)
成年が主体のS&Nに対し、高校生主体の合同チームが体力で押し切れるか注目された。
2分スクラムホイールからS&Nスクラムハーフが持ち出しキック、8近藤がインゴールで抑えT(G不成功)で0-5とする。
6分LOから右展開13薮下がカットインでラインブレイクし、ポスト真下にT。G成功で0-12と突き放す。合同も懸命に縦に繋いで喰らいつくが得点に至らない。

しかし後半早々の1分、キックオフのボールをキャッチしそのまますり抜けた合同2川辺がそのまま中央にT。G不成功も5-12と詰め寄る。
しかしS&Nは3分、LOからボールを持ちだした8近藤がクロスダミーからそのまま右中間に走り抜けT。5-17とする。終了間際に合同はBKの連続攻撃でTを奪い10-17とするも経験の差でS&Nが勝利した。

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