4/20 関西ラグビーフットボール協会100周年記念 サンコーインダストリーPresents2025関西セブンズフェスティバル 大学の部レポート

4月20日(日)に開催の「関西ラグビーフットボール協会100周年記念 サンコーインダストリーPresents2025関西セブンズフェスティバル」大学の部のレポートです。

関西学院大学 21-21 関西大学

2025関西セブンズ 大学カテゴリーのプール戦が花園第一グラウンドで行われた。第1試合では、関西学院大学VS関西大学が対戦。

関西学院大学のキックオフで試合が開始された。
前半1分、関西大が相手ゴール前まで攻め込み、相手の反則で得たペナルティから右に展開し、⑤が中央に回り込みトライ。GKも⑪が成功。0-7

前半3分、関西学院大が敵陣10m付近から右に展開、㉒が10m付近から1人で走り切り、右中間にトライ。GKも㉒が成功。7-7

前半8分、関西学院大がハーフウェイラインのLOからパスアウトを受けた㉒が抜け出し、そのまま中央にトライ。GKも㉒が成功。14-7

後半4分、関西大㉑が左隅にトライ。GKも⑪が成功。14-14

後半5分、関西学院大が自陣の10m付近のラックから、㉒が目の前のスペースを見つけて、縦に抜け出し、中央にトライ。GKも㉒が成功。21-14

後半7分、関西大⑪が左にトライ。GKも⑪が成功。21-21、引き分けとなった。


同志社大学 41-10 大阪国際大学

第2試合では、同志社大学VS大阪国際大学が対戦した。同志社大学のキックオフで試合開始。
前半3分、同志社大⑫が左隅にトライ。GKも⑫が成功。7-0

前半4分、大阪国際大がキックオフリターンから、そのまま⑤が右隅にトライ。GKは不成功。7-5

前半5分、同志社大⑬が左中間にトライ。GKは不成功。12-5

前半6分、同志社大⑫がキックオフからのボールをキャッチし、そのまま抜け出し、中央にトライ。GKも⑫が成功。19-5

前半7分、同志社大⑮が右隅に飛び込みトライ。GKは不成功。24-5

後半1分、同志社大㉔がハーフウェイライン付近で上手くスワープで相手をかわし、中央に走り込んでトライ。GKも⑪が成功。31-5
後半3分、同志社大⑳が中央にトライ。GKは不成功。36-5
後半5分、同志社大⑮が左隅にトライ。GKは不成功。41-5

後半7分、大阪国際大㉑がキックされたボールを右隅で押さえトライ。GKは不成功。41-10、同志社大学が勝利した。


大阪体育大学 26-31 IPU環太平洋大学

IPU環太平洋大学(IPU)のキックオフでスタート。
2分、先制はIPU。敵陣22M付近相手ペナルティから㉓安仁屋武蔵からカットインで入ってきた⑩前坂莉空にパス、そのままブレイクしてゴールポスト下にトライ(GK成功)0-7

IPUは、4分(⑤テアウ・アシュトン)、5分(㉓安仁屋)と立て続けにトライ(GK成功)で引き離す。0-21

その後6分、大阪体育大学(大体大)は自陣ゴール前から盛り返し、⑪土田晨伍が走り切ってトライ(GK⑮上井裕紀)するも、IPUは8分にもう一本トライを決めて前半終了。7-26

後半は、2分に大体大の⑧山内秋空がトライ(GK⑩森西貫太)するも、直後3分にIPUが逆襲トライ(GK⑭土居昂太郎)で引き離す。14-31

粘る大体大も5分(TRY⑥日吉純/GK㉓北尾広心)、6分(TRY⑫宮崎侑史)得点するもあと1本が追いつかずゲームセット。26-31


近畿大学 24-21 朝日大学
朝日大学(朝日大)のキックオフで始まる。
1分、先制は近畿大学(近大)。自陣10Mでのキックオフボールの競い合いを制し、ゴールに向かってアタック、最後は⑧加藤礼暉が回り込んで中央にトライ(GK㉓楠本真得)。7-0。

近大は、その後の2分には⑪川嶋人夢が、4分にも⑭岸未来がトライで引き離す。17-0

だが、今度は朝日大の番。6分、自陣10M付近から②トゥガ・パレスフォーがブレイク、そのまま走り切ってトライ(GK成功)。7分にも連続でトライ(GK⑩細川アイセア健アコテウ)で追いかけ、僅差で後半に向う。17-14

後半も先制は近大。2分に⑭岸がトライ(GK⑬西柊太郎)で引き離す。24-14

しかし、朝日大も食い下がり6分に①ヒヴァ・トゥポウがトライ(GK④トゥウタ・ラウヒンゴア)で迫るも届かず。近大が接戦を制す。24-21


関西大学 17-34 天理大学

花園第1グランドの第7試合は、大学の部プールBの関西大学(関大)と天理大学(天理)の対戦。
関大⑪木村真生のキックで前半開始。
先制は天理。2分、⑮キャプテン上ノ坊駿介のキックパスを受けた⑩大森柚貴が右から回り込んで中央にトライ。⑮上ノ坊のゴールも成功する。(0-7)

関大が直ぐ反撃する。3分、敵陣中央22mL付近のブレイクダウンのサイドを㉓浦颯太がついて中央にトライ。⑪木村がゴールして同点に追いつく。(7-7)

次の追加点は天理。5分、④アリスター・サウララが個人技で突破し中央にトライ。(⑮上ノ坊G成功、7-14)  次も天理。7分、グランド中央のブレイクダウンから右に展開し、⑤フコフカ・ルカスが一人かわして中央にトライ。⑮上ノ坊がG成功、7-21で前半を終える。

後半最初の得点も天理。1分、⑩大森のオフロードパスを受けた⑥平松麟太郎が中央にトライし差を広げる。(G不成功、(7-24)

3分、関大の反撃。敵陣中央22mLはいったところから右へ⑤正田青梅-⑪木村-㉓浦-㉒松下英太郎と繋ぎ、右中間にトライ、12-24とする。(G不成功)

しかし天理が5分に追加点を取る。⑥平松がこぼれ球をキックで前進し自ら右中間にトライし、12-29と2T2G以上の差を付ける。関大は、6分にリスタートのボールをそのまま⑮遠藤義久が左中間にトライを返す(G不成功、17-29)が、終了間際の7分に天理が②フィリモネ・サイアがトライ(G不成功)を奪い、17-34、天理の勝利で試合終了。


大阪国際大学 10-43 摂南大学

大学Dプール第2試合、関西大学Bリーグの大阪国際大学(国際)がAリーグ摂南大学(摂南)に挑戦する。摂南のキックでスタート。
2分、摂南⑧川上凌空が左サイドで4人をかわし、⑩石田駿介にパス。石田が中央にトライ、自らゴールも決めて先制する。(0-7) 続く3分、摂南は③モルンガ・レンズのパスを受けた⑳白栄優太が右スミにトライ。追加点を上げる。(G不成功、0-12)

5分、ようやく国際が敵陣へ。摂南の反則から㉑高居弥琉がクイックスタートして右スミにトライ。(G不成功、5-12)

しかし摂南がすぐに突き放す。6分、⑨関太陽-⑥川上-⑩石田とつなぎ石田が左中間にトライ、再び点差を広げる。(G不成功、5-17)

国際は前半終了間際に、蹴りこんだボールを⑪三原功太が左スミにトライ(G不成功、10-17)し、7点差で折り返す。

後半、国際のキックでリスタート
1T1G差の中、勝敗に大きく影響すると思われる後半最初の得点は摂南。1分、リスタートのボールを右に回して①キャプテン村上剛琉がノーホイッスルトライ。自らGも決め、10-24と突き放す。

摂南は、4分⑨関(⑨関G成功、10-31)、続いて5分パスカットから⑫マイケルズ・カストン(G不成功、10-36)、7分⑩石田(⑩石田G成功、10-43)と3トライを奪い、10-43で勝利、貫禄を見せた。


立命館大学 29-22 大阪体育大学

立命⑫中村颯汰のキックで試合開始。
1分、最初に得点したのは大体、⑥日吉純が中央からそのまま走り切り右中間に先制トライ、0-5。

4分、立命がパスを繋ぎ⑮ゲームキャプテン御池蓮二からパスを受けた⑭岸澤康成が右隅にトライ、5-5。

6分、立命がパスを繋ぎ最後は④石橋隼が右中間にトライ、10-5。

7分、立命が自陣から攻め最後は④石橋が右中間に連続トライ、15-5として前半が終了。

大体⑬花本颯のキックで後半開始。
1分、大体が⑩森西貫太のグラバーキックをキャッチを⑪土田晨伍が右中間にトライ、15-10。

2分、立命が自陣からパスを繋ぎ⑪青田宗久がゴールポスト下のトライ、GKも⑪青田が成功、22-10。

4分、大体がゴール前5mのペナルティから⑬花本がゴールポスト下にトライ、22-15

5分、立命の㉑香山創祐がゴールポスト下にトライ、27-15。

7分、大体⑭櫻井晋がゴールポスト右にトライGKも⑬花本が成功、29-22

と追い上げるがノーサイド、立命館大学が29-22と勝利。


京都産業大学 10-19 近畿大学

2022年度決勝の対戦、近大がリベンジとなるか、京産⑩富山泰成のキックで試合開始。
2分、京産⑪小林修市が右中間に先制トライ、5-0

5分、近大自陣から攻め㉑渡邊晴斗がゴールポスト下にトライGKも⑬西柊太郎が成功、5-7

6分、近大がパスを回し最後は⑮石田洋介が右中間にトライ、5-12として前半終了。

近大⑬西のキックで後半開始。
1分、近大⑱南野将生がゴールポスト下にトライGKも⑬西が成功、5-19。

4分、京産の⑪小林が右隅にトライ、10-19。

お互いに攻めるが得点を奪う時間帯が続いた、最後は京産のノックフォワードでノーサイド、近畿大学が19-10と勝利。


IPU環太平洋大学 19-41 立命館大学

立命館大学(立命大)のキックオフでスタート。
キックがノット10Mで、IPU環太平洋大学(IPU)のフリーキックに変わる。
1分、IPUはそこからボールを繋ぎ、最後は⑧大塚忠宏が中央に持ち込みトライ(GK⑦エズラ・パウロ)で先制。7-0

3分は、立命大。こちらもリスタートキックのノット10Mから、センターライン中央でフリーキック。ボールを繋ぎ、④石橋隼がブレイクし中央へトライ(GK⑫中村颯太)で追いつく。7-7

4分はIPU。⑤テアウ・アシュトンがトライで引き離す。12-7

6分、今度は立命大。⑤三浦遼太郎がトライ(GK成功)を返し逆転。12-14
立命大は、前半8分にも⑮御池蓮二のトライで前半を終える。12-19

後半1分、離されたくないIPUが⑤アシュトンのトライ(GK成功)で追いつく。19-19

しかし、ここからは立命大タイム。2分(TRY)、4分(TRY青田宗久)、6分(TRY)、7分(TRY/GK)と連続得点で立命大が大きく引き離してゲームセット。19-41


朝日大学 14-38 京都産業大学

京都産業大学(京産大)のキックオフでスタート。
3分、先制は京産大。ゴール前スクラムからSH⑨仲井悠真がサイドを抜けて右中間にトライ(GK⑫吉本大悟)。0-7

その後、京産大は4分にも⑩富山泰成がトライ(GK成功)、7分にも得点(TRY/GK)し、引き離す。0-21

このまま前半終了と思われたが、8分、朝日大は相手ハイタックルの反則から、PからGOで②トゥガ・パレスフォーが左中間にトライ(GK⑩細川アイセア健アコテウ)で一矢報いる形で前半終了。7-21

後半、朝日大が開始早々1分に㉒山畑ユヌスが得点(TRY/GK)し、迫るが結果はそこまでとなった。14-21

そこからは京産大の連続得点。2分(TRY/GK)、6分(TRY④シオネ・ポルテレ/GK)、8分(TRY⑪小林修市)とスコアし、京産大の大勝となった。14-38


天理大学 48-0 関西学院大学

関学⑫藤原夏生のキックで試合開始。
1分、天理が⑮上ノ坊駿介キャプテンがブレイクし⑭弘田士道からパスを受けた④アリスター・サウララがライン沿いを走り切り右隅に先制トライ、5-0

4分、天理が敵陣10m左ラインアウトから⑨朝倉達弥からパスを受けた⑭弘田が右中間にトライ、10-0

8分、天理の④サウララがゴールポスト下にトライ、15-0として前半終了。

天理⑮上ノ坊のキックで後半開始。
1分、天理が②フィリモネ・サイアが右隅にトライ、20-0

攻撃の手を緩めない天理は3分に⑬和田雄翔が左中間に、4分には⑥平松麟太郎がゴールポスト下にGKも⑮上ノ坊が共に成功、34-0

6分には⑥平松がゴールポスト下に、8分にも㉓中村仁が左中間にトライ、GKも㉓中村が共に成功しノーサイド、48-0、天理大学が48-0とノートライに抑える完勝。


摂南大学 40-12 同志社大学

同大⑩大島泰真のキックで試合開始。
1分、同大が⑨日下部基聴から⑩大島に渡りパスを受けた㉔下平夏生が左隅に先制トライ、0-5。

3分、摂南の①村上剛琉キャプテンがゴールポスト下にトライGKも⑩石田駿介が成功、7-5。

5分、摂南の⑳白栄優太がゴールポスト下にトライGKも⑩石田が成功、14-5
14-5として前半終了。

摂南①村上のキックで後半開始。
1分、摂南の⑩石田が右隅にトライ、19-5

3分、同大㉔下平が自陣から走り切り独走ゴールポスト下にトライGKも㉑田中心温が成功、19-12

4分、摂南⑨関太陽がチョン蹴りしたボールを自らがキャッチしそのままゴールポスト下にトライGKも⑨関が成功、26-12

6分、摂南が⑫マイケルズ・カストンが走力を活かし左隅にトライGKも⑩石田が成功。33-12


大学準決勝第1試合
立命館大学 5-29 近畿大学

大学の準決勝第1試合は、一昨年の準優勝・立命館大学(立命館)と昨年の準優勝・近畿大学(近大)の対戦。立命館⑪青田宗久のキックで試合開始。

まず近大が得点する。2分、自陣左中間22mLのスクラムから右へ。⑱南野将生-⑭岸未来-⑬西柊太郎が右スミにトライ。(G不成功、0-5) 

ここから得点は動かなったが、6分に近大⑲井上晴嵐が左スミにトライ。(G不成功、0-10) 

終了間際7分にも、立命館のリスタートキックを確保した近大が展開し⑬西がトライ(⑬西G成功)し、0-17、近大リードで前半終了。

後半最初の得点も近大。2分、グランド中央のブレイクダウンをターンオーバーして、㉒李晛が50m走り切って中央にトライ(㉔松本G成功)し、0-24と突き放す。

立命館の反撃は4分、フリーキックから右奥にキックを入れて⑤三浦遼太郎が押さえてトライし(G不成功、5-24)、初得点を上げる。しかし、攻撃の手を緩めない近大は、すぐの5分に⑬西がこの試合3本目のトライで勝利を決める。(G不成功、5-29) 

近大は昨年に続き決勝進出。決勝で昨年のリベンジを果たせるか。


大学準決勝第2試合
天理大学 33-12 摂南大学

天理大学がキックオフのボールをキープし、ラックからの速い球出しで6番平松麟太郎が中央へトライ、15番上ノ坊駿介がゴールを決めて7点先取。

摂南大はトライ後のキックオフボールを3番モルンガ・レンズがキャッチしそのままトライゾーンへ持ち込み、中央へ回り込もうとするところを15番上ノ坊に阻止されてトライならず、またその後の天理大ゴール前マイボールスクラムからのこぼれ球を天理大に奪われて6番平松が2本目のトライ、さらに6分にも6番平松が3連続トライし19-0で折り返す。

後半1分には天理大学がPKからクイックリスタートで攻めて5番府フコフカ・ルカスがポスト左へトライ、ゴールも決まり26-0と引き離す、4分にもPKからのリスタートで7番長友天馬が中央へほぼ勝負を決めるトライをあげ33-0。

しかし摂南大はその後5分にハーフウェイライン付近のラックから1番村上剛琉が持ち出して中央へトライ、6番川上凌空がゴールを決めて33-7、7分には中央ラックから3番モウンガがトライして33-12とするが反撃もここまで、後半のPKから与えた2トライが悔やまれる。
前半の摂南大のトライを阻んだ天理大の最後まで諦めないデフェンスが印象的であった。


大学の部 決勝
近畿大学 24-29 天理大学

準決勝にてスピード豊かな攻撃で立命館大を圧倒した近畿大に対し、ひとつひとつのプレーに勝利への執念を露わに摂南大に快勝した天理大。決勝は2年連続のカードとなった。

1分、近畿大21渡邊が左スミにTを決め先制。(G不成功0-5)対する天理大もキックオフのこぼれ球を拾った10大森のビッグゲインを起点に、15上ノ坊のキックパスを7長友がキャッチしT。G不成功もすぐさま振り出しに戻す。

5分ギャップを突いた近畿大13西がゴール前に迫るとタックルを受けながらも16六川が好フォローしT、(G不成功)10-5とする。

天理大の縦攻撃に、疲れからかDFにギャップが目立ち始める近畿大は懸命に耐えるも7分、天理大15上ノ坊が右スミにT、(G不成功)前半を10-10で折り返す。

後半奥へ蹴り込まれたキックオフボールを繋ぐ近畿大は、19井上がタックルを振り払いポスト下へT。G成功で17-10とすると10分天理大は近畿大ゴール前ラックから10大森がパスダミーからTに繋げ、Gも成功し17-17とする。

13分自陣22m付近から左右へ展開し懸命に繋いだ近畿大。敵陣ゴール前で得たペナルティから展開、最後は22李がポスト中央へT。G成功で24-17と突き放す。

残り1分を切った場面、敵陣10m付近でペナルティを得た天理大は10大森が気迫の縦突進、13西が絶妙のフォローで決め切りT。G成功で24-24とし、延長戦へ突入する。

天理大のキックオフで始まった延長戦。近畿大のDF裏を狙ったギャンブルキックを辛うじてマイボール処理した天理大が繋ぎ、数度のブレイクダウンを重ねて近畿大GLへ迫る。最後は14弘田がインゴールに飛び込み24-29で近畿大を振り切って激闘を制した。


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