4月26日(日) 第9回関西ラグビーまつり ニュージーランド学生代表 40-19 関西学生代表

4月26日(日) 第9回関西ラグビーまつり ニュージーランド学生代表 対 関西学生代表

2015年4月26日(日) 14:00キックオフ グラウンド:東大阪市花園ラグビー場
レフリー:橋元教明
アシスタントレフリー:久保修平 / 吉川浩司 / 原田隆司
ニュージーランド
学生代表
関西学生代表
40 FULL TIME 19
17 前半 14
23 後半 5
詳細(PDF)

◎マッチサマリー
東大阪花園ラグビー場において、ニュージーランド学生代表(NZU)を迎え、関西学生代表(関西学生)との一戦。NZUのハカの後、午後2時、関西学生のキックオフで試合は始まった。序盤、予想どおりNZUが攻め込む。

だが、関西学生が気迫のタックルで凌ぐ。この展開が暫らく続くが、ゲームが動いたのは10分、先制トライは関西学生だった。相手陣10m付近から⑩清水昌大(関学大)がラインブレイクし⑬下良好純(京産大)がゲイン、ゴール前右中間でラックを形成し、⑨大越元気(同大)から⑫トンガ モセセ(天理大)にパスし右中間にトライ。⑪森田慎也がゴールを決め0-7と先制。

20分にNZU⑮ブロック フーパーがPGを決め3-7とするが、22分には、関西学生が相手陣22m付近での相手ノックオンのボールを確保、⑨大越からラックサイドに走りこんできた⑩清水にトスし右中間に飛び込みトライ。⑪森田がゴールも決め3-14とリードを拡げる。関西学生の奮闘にスタンドも大いに盛り上がるが、NZUもエンジンがかかってきた。28分ゴール前20m右中間ラックから⑨ジャック ストラットン、⑩エレ エナリ、NO8⑲ウェトゥ ダグラス、⑪テウィヒ ライトと繋ぎ左隅にトライ。ゴールも決まり10-14。

この点差で前半が終了するかもと思われたが、終了間際の39分にゴール前15m右中間ラックから、先ほどと同じような形でボールを繋ぎ、⑪ライトが2つ目のトライ、ゴールも決まり17-14の僅差で前半が終了する。

10分間のハーフタイムを挟んで、後半はNZUのキックオフでリスタート。最初の大切な10分間、主導権を握ったのはNZUの方であった、攻め込んだところで相手ペナルティーを誘い、1分にゴール前25m右中間のPGを難なく決め、20-14とリードを拡げる。

 

関西学生キャプテン⑥田淵慎理(同大→近鉄)を筆頭に体を張ったタックルなど、好ゲームが続くなか、11分には、関西学生がゴール前ラインアウトモールから⑧セコナ トプイがゴールに飛び込みトライ。20-19と点差を詰めるが、ここからはNZUも力の差を見せつけてくる。ここでリザーブの選手を全員投入してきた。特にSO㉑マット ファデスのスピードとうまさは秀逸であった。14分にはPG、22分と28分、そして40分にトライを追加し、結果40-19でNZUの勝利となった。

(大西健 関西学生代表監督コメント)
FWが頑張ればいいゲームになると思っていたがその通りになった。密集でFWががんばりBKにつないでくれ、見せ場やチャンスを作ることができ、いいゲームができた。選手はプライドをもって戦い、勝ち負けを超えて自信にあふれた様子だった。打倒関東、そして関西復権に向けてやっていきたい、このゲームが良いはずみになればいいと思う。

記事:高橋茂治、北畑幸二 写真:山口勝一、野口美保 広報担当:村島博