2019関西大学ラグビーA-Bリーグ入替戦
摂南大学 対 龍谷大学
2019年12月8日(日) 14:00キックオフ グラウンド:宝が池球技場 入場者数:2548人 天候:曇り |
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レフリー:佐々木裕司(日本協会) アシスタントレフリー:木俣俊祐(関西協会) / 服部聖(関西協会) / 土田豊(関西協会) |
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摂南大学 | 龍谷大学 | |||
66 | FULL TIME | 21 | ||
33 | 前半 | 7 | ||
33 | 後半 | 14 | ||
詳細 (PDF) |
マッチレポート
Aリーグ戦終盤2試合に勝利し調子が上がっている摂南大学に、昨年に引き続きBリーグ2位で入替戦に臨む龍谷大学の試合は、北山時雨かと思われるような天候の中、京都宝ヶ池公園球技場で14時、龍谷のKOで始まった。
前半最初にペースを掴んだのは龍谷であったが、ラインアウトがうまく機能せず得点に結びつけることができない中、摂南が徐々に盛り返し、11分13番CTBテビタ・タイが個人技で突破、9番SH守山虎二郎とつなぎ右中間にトライ、先制点を奪う(15番FBヴィリアミ・ツイドラキ ゴール成功 7-0)。
主導権を握った摂南は、19分、敵陣22mL中央のラックから左へ展開、22番CTB河波風太、11番WTB岡田寛人、15番ツイドラキとつなぎ左中間にトライ(15番G不成功 12-0)。
続く21分にも13番タイが中央にトライする(15番G成功 19-0)。これ以上離されるわけにはいかない龍谷は、11番WTB徳永航大のキックチャージからチャンスを作り、FWがラックサイドを辛抱強く攻め、25分、最後は5番LO亀川直哉が中央にトライ、10番SO伊藤瑠生のゴールも決まり19-7と追いすがる。
しかし、摂南は、34分相手ラインアウトを奪うと15番ツイドラキが3人をかわし自身2本目のトライを右中間に(15番G成功26-7)。38分にも9番守山がトライ(15番G成功33-7)と、龍谷を突き放し前半を終える。
後半最初の得点も摂南。2分、今度はFWで攻め込み5番LO中村大雅が中央にトライ(15番G成功、40ー7)。20分、8番No.8タンギパ・タリフォロフォラ(15番G成功)、25分14番WTB嶋本亮太朗が立て続けにトライ(15番G不成功)を上げ、52ー7と試合の大勢を決める。
龍谷は、31分前半と同じようにFWがラックサイドを突いて3番PR松浦涼がトライ(10番G成功 52-14)。35分、22番安多優弥が抜けだし12番CTBキャプテン清川翔一郎がトライ(22番G成功52-21)をあげ意地を見せるも、38分(13番タイ)、42分(14番嶋本)にもトライを上げた摂南が66-21と危なげない戦いでAリーグ残留を決めた。
摂南の留学生の強烈な突破を織り交ぜたアタッキングラグビーが試合を通じて機能した戦いであった。龍谷は前半最初に得点をあげられなかったのが痛かった。
HC・主将コメント
摂南大学 天満太進ヘッドコーチ
まずはほっとしています。選手が良く頑張ってくれて、来年につなぐことができたと思います。
摂南大学 瀬戸伊織主将
大事な試合で、全員が体を張って、目指すアタッキングラグビーができたことが勝因だと思います。来年につなげることができたので、来年は今年の目標でもあった大学選手権に行ってもらいたいと思います。