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京都産業大学 VS. 関西大学
2016年10月23日(日) 12:00キックオフ グラウンド:京都市宝が池球技場 入場者数:1807人 天候:くもり/無風 | ||||
レフリー:浅田幸臣(関西協会) アシスタントレフリー:佐々木裕司(関西協会) / 加藤優希(関西協会) / 伊達義博(関西協会) ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:京都産業大学 10高原慎也 |
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京都産業大学 | 関西大学 | |||
64 | FULL TIME | 14 | ||
31 | 前半 | 14 | ||
33 | 後半 | 0 | ||
詳細(PDF) |
マッチレポート
試合に先立ち、10月20日に日本代表として活躍し、日本代表の監督も務め、日本ラグビーフットボール協会の平尾誠二理事が逝去されました。選手、観客の皆様も起立し黙祷がささげられ、ご冥福をお祈りいたしました。
前節では評判の高かったフォワードだけでなく、バックスも機能し、勢いに乗る京都産業大学。粘り強いデフェンスで僅差のゲームが多く「昨年度負けたチームに勝つ!」を目標に取り組み、リベンジしたい関西大学。
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お互い一勝二敗同士、勝ってリーグ戦で優位に立ちたい両チームの対戦は、曇り空の宝が池球技場で行われた。
微風の中、京都産大のSO高原のキックオフで試合が開始。
開始3分にハイタックルのペナルティを得た京産大は25mペナルティキックをSO高原が成功し3-0と先制する。
5分には、リスタートしたキックを処理ミスした京産大のボールを拾った関西大学WTB久保田が独走し、左中間にトライ、ゴールキックもWTB竹中が成功し、3-7と逆転。
11分に関西大が敵陣に攻め込みフェーズを繰り返しSH増田からのパスを受けたLO野村が中央にトライ、ゴールキックもWTB竹中が成功し3-14とする。
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15分京産大が10m中央からSH貴島からSO高原、CTB下良と渡りWTB濱田がタッチライン沿いを走り切り左隅にトライ、難しい角度のゴールキックもSO高原ご成功し10-14。
さらに26分、京産大がゴール前5mからモールで押し込み、HO中川が右中間に逆転のトライ、ゴールキックもSO高原が成功し17-14と逆転する。
30分に京産大がゴール前5mから再びモールで押し込みHO中川が右中間にトライ、ゴールキックもSO高原が成功し24-14。
33分京産大がハーフウエイ中央からSH貴島からSO高原に渡りFB森田からパスをもらったWTB坂本が25mを走り切り左隅にトライ、ゴールキックもSO高原が成功し31-14で前半が終了。
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関西大WTB竹中のキックで後半が開始。
お互いに決め手を欠いて膠着状態が続いたが、フォワードで優位に試合を進めていた京産大は19分に20m付近中央ラックから、SH貴島よりSO高原へ。パスを受けたWTB坂本が走り込み右中間にトライ、ゴールキックもSO高原ご成功し38-14。
23分に京産大が自陣10mでキックをキャッチしたWTB坂本からパスをもらったFB森田が巧みなステップで走り込みCTB下良がゴールポスト下にトライ、ゴールキックもSO高原が成功し45-14とリードを広げる。
攻撃も手を緩めない京産大は、FL李のトライ、WTB濱田のトライ、WTB坂本のトライと、SO高原の2本のゴールキックの成功で64-14としてノーサイド。
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スクラムで圧倒し、本来の攻撃リズムでゲームを支配した京産大、これからの試合に期待を持たせる戦いであった。また、敗れた関西大はセットプレーとアタックの精度を上げて次節に臨んでほしい。
MOMにはキックを9本成功し勝利に大きく貢献した京都産業大学SO高原慎也選手が選ばれた。
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監督&キャプテンコメント
京都産業大学 大西 健監督
今日は最初の入りが悪かったし、盛り上がりも無かった。
最初のペナルティをキックの選択をしたが、フォワードで攻めたかった。
スクラムが18分間無かったがセットプレーがあるとチームは落ち着いた。
今日は、高原が良かった。前も良く見えていたし、敵陣も良く見えていたので、今日は合格です。
今日もトーナメントと思って試合に臨んでいる、勝って力を付けたい。負ければ終わりと思って臨んでいる。
勝って是非、大学選手権に連れて行きたい。
京都産業大学 眞野 拓也キャプテン
今日は前半から入りが悪く、個人個人に隙があった。
後半は修正できたことが良かったし、勝利の鍵となったと思う。
最初のペナルティでキックを選択したのは、私の判断で先取点が欲しかったから狙った。
大学選手権の出場を目指して一戦一戦レベルアップをしていきたい。
フォトギャラリー
2016年10月23日(日) 京都産業大学 対 関西大学 撮影:渡辺隆夫
2016年10月23日(日) 京都産業大学 対 関西大学 撮影:小巻真司
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