12月26日(土) 第7節 NTTドコモ 14-14 NEC

 

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12月26日(土) 第7節 NTTドコモ 対 NEC

2015年12月26日(土) 12:00キックオフ グラウンド:キンチョウスタジアム
レフリー:戸田京介 (日本協会A)
アシスタントレフリー:梶原晃久 / 小出兼司 / 河井光輝
NTTドコモ
レッドスパークス
NEC
グリーンロケッツ
14 FULL TIME 14
7 前半 6
7 後半 8
 勝点
2
詳細(TL公式)  勝点
2

マッチサマリー

RWC2015の熱狂の冷めやらない11月半ばに開幕したジャパンラグビートップリーグ2015-2016リーグ戦もいよいよ最終の第7節。今季初の大阪・キンチョウスタジアムでのゲームはグループB、地元NTTドコモがNECを迎え撃つ一戦。ドコモはリーグ戦2勝1敗と好スタートを切ったが、第4節から悪夢の3連敗。一方のNECも前節、コカ・コーラ戦でようやく今季初勝利を挙げた。両チームともLIXIL CUP2016進出の望みは絶たれているが、9―16位決定トーナメントに向けて少しでもチーム状態を上げたいところ。暮れも押し迫った師走の一日、5000人を超す熱心なトップリーグファンの見守る中、試合はNECのSOサム・ノートンナイトのキックオフで幕を開けた。

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開始直後からNECはFWのピック・アンド・ゴーやBKの細かなパス回しでドコモ陣に攻め込む。一方、前半、風上に陣を取ったドコモはSOハンドレ・ポラードのロングキックで奪われたエリアを効果的に挽回する。

ドコモはSOポラードが10mL付近から巧みなゲインでNECゴールに迫った前半9分、NECゴール前5mの左中間スクラムから左に展開、SOポラードからのパスを受けたCTBパエアミフィポセチが中央にトライ。

SOポラードが難なくゴールを決めて7-0と先制した。その後も両チームはそれぞれの特徴を生かして相手ゴールに迫るが、お互いに肝心な局面でハンドリングミスや反則が出て得点できない。そのような展開が続く25分、NECはドコモの危険なタックルで得たゴール前35m右中間のPGをCTB森田洋介が慎重に決めて3点を返す。さらに36分にもホールディングで得たゴール前15mのPGをこれもCTB森田が決め、7-6とドコモを追い上げて前半を終えた。

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後半、風上となったNECは6分、HL左中間ラックから左ショートサイドを突いてBKが繋ぎ、最後はCTB釜池真道が左中間にトライ、7-11と逆転に成功した。

さらに19分には10mL左中間からCTB森田がこの日3本目のPGを決め、7-14とドコモを突き放しにかかる。次の得点が勝負の行方を決定づけるため、両チームとも必死の攻防が続くものの前半同様、お互いが決め手を欠き得点できない。

29分にドコモは10mL付近中央でPKを得るが、SOに入ったミフィポセチのPGはわずかにゴールをそれる。しかし終了間際の37分、ゴール前30m右中間ラックよりボールを受けた入替でCTBに入っていたジェシー・クリエルが個人技でNECディフェンスを突破して右中間にトライ。SOミフィポセチのゴールも決まり遂に14-14とドコモが同点に追いつく。

終了間際には逆にNECがSOノートンナイトの個人技でドコモゴールに迫るが、やはり最後の詰めが甘く得点できない。ドコモとNECのリーグ戦最終戦は両チームとも悔いの残る同点で幕を閉じた。

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両チームは年明けから9-16位決定トーナメントに回ることになるが、ここでは初戦に敗れた段階で入替戦出場となることから、お互いにプレイの精度の向上と奮起を期待したい。
リーグ戦最終戦のマン・オブ・ザ・マッチには、先制トライを含め後半中盤からはSOOとしてNTTドコモ追い上げの立役者となったパエアミフィポセチに贈られた。

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(記事:石川 悟、丸井康充)

会見ダイジェスト

NECグリーンロケッツ 相澤輝雄総監督
リーグ戦最終節、多くの観客の皆さんに来ていただき、何とか勝利を挙げたかったが引き分けという結果となった。ただその中で最後にトライは奪われたが、NECとしては目指していた良いディフェンスができたと思う。課題としてはチャンスで取り切れなかったことが悔やまれるが、良い形でリーグ戦を終えることができた。次は1月9日のトーナメント初戦に向けて準備するだけである。

瀧澤直キャプテン
大阪、NTTドコモのホームゲームにもかかわらず、多くの観衆にNECの健闘をたたえていただいた。引き分けという悔しく喜びづらい結果ではあったが、NECらしさも多く出たゲームで、観客の皆さんには楽しんでいただけたと思う。リーグ戦最終戦、最高ではなかったが、次に繋がる良いゲームではなかったかと思っている。

Q.最後のサム・ノートンナイトのミスなどチャンスでの残念なプレイがあったが?
相澤総監督
確かにもったいない場面も多かった。今シーズン、勝ち慣れていないこともあるが、チャンスの場面で自分たちがどんなプレイを目指してきたのかを思い出し、そのようなプレイを選択してほしかった。

Q.後半風上に立ったにもかかわらず、ターンオーバ後の接点などでボールが確保できていなかったが?
相澤総監督
アタックについては今期の課題だが、ただ少しずつ改善はできてきている。今後はゴールに迫った段階で、しっかりとしたNECらしいプレイを選択して行ってほしい。

NTTドコモレッドハリケーンズ 下沖正博監督
本日は大阪、ホームゲームということで多くのファンの皆さんにご来場いただき、本当に有り難く思っている。チームとしては今回勝つことで5位が確定するということで当然勝を目指したが、なかなかトライがとり切れずに同点止まりで勝つことができなかった。悔しい結果となったが、次に大切な1月9日の試合なので気持ちを切り替えて、この7節目までに出た課題をしっかりと2週間で修正して、良い形で9日に臨んでいきたい。

渡辺義己ゲームキャプテン
素晴らしい環境の中、多くの観客の皆さんに観戦いただきとても嬉しく思う。監督同様、勝てば5位通過ということで1点差でも勝ちにフォーカスして試合に臨んだが、なかなかミスで取り切れずに相手ボールになるなど、同点で終わったことは悔しく思う。9日の試合は負ければ入替戦ということで、この2週間しっかり全員の意識を集中して課題をクリアして臨みたい。

Q.神戸製鋼を破った後も波に乗り切れない要因は?
下沖監督
いくつか課題はあるが、今日の試合でも出たように22mLに入った後で、なかなかスコアに結び付けられないという問題がある。その課題は一人一人のボールキャリアとサポートプレイヤーが精度をあげることと認識している。前半はこの1週間でしっかり修正できた部分が出てスクラムからのトライなどに結び付けられたが、まだ根本的に修正しきれていない点があるので、この2週間でしっかりと精度をアップして行きたい。神戸製鋼戦のようなテンポの良いアタックができれば、我々のラグビーができると確信しているのでそれを取り戻したい。

Q.ハンドレ・ポラードがしっかりラインブレイクしても取り切れていないが?
下沖監督
ラインブレイクする機会は昨年に比べて格段に増えているが、そのアタックがトライに結び付けられていないという課題に対し、チャンスを確実にものにできるように修正したい。

Q.ボラードのゲームコントロール、クリエルの突破力の使い分けは?
今日のゲームについては1点差でも勝つというチームの目標があったので、PGでも確実に得点するためにポラードを先発で起用した。だが今日のゲームのようにフェーズを重ねても得点できないような状況では打開できる選手としてクリエルが効果的なので、試合の位置づけ、ゲームの展開により使い分けをしていきたい。クリエルはメンバーを鼓舞して活気づけるような働きもしてくれているので大切な局面で切り札的に使って行きたい。

(記事:石川 悟、丸井康充)

フォトギャラリー

2015年12月26日(土) NTTドコモ対NEC ■撮影:古田浩

2015年12月26日(土) NTTドコモ対NEC ■撮影:林美菜子

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主要試合日程

関西大学春季トーナメント
1回戦
大阪体育大学 12-63 立命館大学

京都産業大学 38-29 近畿大学

天理大学 74-5 摂南大学

同志社大学 69−0 関西学院大学

準決勝
天理大学 43-12 同志社大学
京都産業大学 52-14 立命館大学

敗者2回戦
摂南大学 73-31 関西学院大学
近畿大学 48-27 大阪体育大学

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