11月14日(土) 第6節 立命館大学 36-8 近畿大学

AS3I8569

関西大学Aリーグ 第6節 立命館大学 VS 近畿大学

2015年11月14日(土) 12:00キックオフ グラウンド:京都市宝が池公園運動施設球技場 入場者数:1185人 天候:雨
レフリー:関谷惇大
アシスタントレフリー:小出兼司/中嶋拓哉/兼田悠
MOM:立命館大学 3番 佐々木一徹
立命館大学 近畿大学
36 FULL TIME 8
14 前半 3
22 後半 5
詳細
(PDF)

マッチサマリー

前節に勝利した立命館大学は、デフェンスからアタックが良くなり、フォワード、バックスが機能した戦いであった。一方近畿大学は接戦で負けはしたが、走力のあるバックスを活かすプランを継続している。お互いに全国大学選手権出場を目指す為にも負けられない一戦となる。風上から攻める近畿大の10番・喜連のキックオフでゲームがスタート。

勢い良くスタートした近畿大は、前半3分ペナルティを得て15番・酒井が15mのペナルティキックを成功させ、0-3と先制する。

16分、先制された立命館大は、22m付近のラインアウトから6番・古川が抜け出し12番・宮本がデフェンスを切り崩し中央にトライ、ゴールも10番・大城が決め7-3と逆転。小雨降る中での攻防が続いたが32分立命館大がゴール前7mラインアウトからモールで押し込み6番・古川が左中間にトライ、ゴールも10番・大城が成功し14-3と立命館大がリードを広げて前半が終了。

後半に入ると、お互いにミスを繰り返し決め手に欠いていたが、13分立命館大が22m右中間のラックから9番・高島からパスを受けた10番・大城のキックパスを12番・宮本がゴールポスト左に押さえてトライ、キックは不成功。19-3。

20分には再び立命館大がゴール前5mスクラムから押し込み8番・中村が右隅にトライ、ゴールも難しい角度から10番・大城が成功26-3とする。25分、攻め倦んでいた近畿大はゴール前5mのラックから21番・下村から8番・稲垣に渡り12番・長森からパスを受けた15番・酒井が右隅にトライ、ゴール不成功、26-8と追い上げる。

近畿大は、攻撃の手を緩めず攻め続けるがターンオーバーから立命館大が38分とロスタイムに11番・山口が連続トライを奪い、36-8で試合終了。

近畿大はスクラムでの劣勢が敗因の一つとなるが、攻め続ける姿勢は素晴らしく次戦での戦いも楽しみにしたい。勝利した立命館大はフォワードとバックスの連携も良く漸く思い抱いていた攻撃のパターンが出来てきた。

マン・オブ・ザ・マッチには、力強いスクラムで活躍した3番・佐々木一徹選手が選ばれた。

AS3I8597

監督&キャプテンコメント

立命館大学 中林正一監督

前半は硬かった。もう少しボールを動かしたかった、雨の影響もあったが、マイボールで押せて良かったことと、スクラムが良かった。今日はアタックも良かった、4トライ以上を獲れたのは久しぶりだと思う。大学選手権出場の結果は判らないが、次の摂南大に勝って決めます。大学選手権に出場して関東の大学と是非戦いたい。

立命館大学 小原稜生キャプテン

スクラムトライを獲ろうとゲーム前に言っていたが、スクラムで押せてエリアも獲れたことが勝因だと思う。後半、近大は勢いのあるチームですので、ゲインを獲られて反則が多くなったことは反省です。次の摂南大は強い外国人がいるので、2~3人で止めてターンオーバーで優位に立てられるようにしたい。

フォトギャラリー

2015年11月14日(土) 立命館大学対近畿大学 ■撮影:小巻真司