1月12日(日) リコー 5-28 Honda

トップリーグ 第1節リコー VS Honda

2020年1月12日(日) 11:45キックオフ
グラウンド:花園
入場者数:7318人
天候:くもり時々雨/無風
レフリー:真継丈友紀(日本協会A1)
アシスタントレフリー:新井卓也(日本協会A1)/八木聖也(関西協会)/河村隆史(関西協会)
リコー Honda
5 FULL TIME 28
0 前半 21
5 後半 7
詳細
(日本協会公式)

監督コメント

リコーブラックラムズ 神鳥裕之監督
ワールドカップ後の注目されているトップリーグ初戦、重要視して挑みたかったが、今日の試合内容としては完敗だった。我々がやりたかったことを逆にホンダにやられてしまった。この結果に余り一喜一憂せずに、次のサニックス戦に向けてしっかりと準備をしてチームを立て直し、まだまだ取り返せると思っている。前を向いていきたい。

松橋周平キャプテン
完敗でした。自分達のゲームプランは良かったが、それをさせなかったホンダが素晴らしかった。負けた後が大事になってくるので、リーダーとしてチームをどう立ち直せるか、もう一回結束していきたい。チームスローガンである『キープスタンディング』を実行して、次の試合必ず勝ちたいと思う。

Q:スクラムはどうだったか
松橋キャプテン
スクラムに関してはイーブンだったと思う。時折、ホンダが上手く仕掛けてきて重さでプレッシャーをかけられた。ちょっと気の緩みがあったのかも知れない。

Q:ハーフタイムの指示は
神鳥監督
自分達が準備していたプランをしっかりと実行していこうと、シンプルなメッセージだった。選手達自身からもコーチ陣からも同じコメントが出ていた。

松橋キャプテン
選手達だけでも話した。みんな硬くなってしまって普段しない様なミスを犯してしまった。全ては硬さからコミュニケーションを取れなかったり、視野が狭くなったり、キックの精度が落ちたりしたので今一度、自分達が準備してきたプランをしようと話した。

Honda HEAT ダニー・リーヘッドコーチ
今日のゲーム、テンポが遅く感じた。勢いをつけるという意味では両チームとも難しく苦しんだ。ホンダとしては3トライで21対0のスコアままハーフタイムをむかえることができたのは非常に大きい瞬間だった。後半の部分ではスキルの実行で自分達自身が少し足を引っ張ってしまった。このことからデフェンスの時間が長かったが、1トライしか許していないところは非常に満足している。トップリーグで初めて開幕戦を勝利し、またボーナスポイントも獲得して喜びも倍増している。

小林亮太キャプテン
今日の結果は満足している。自分達でホンダの歴史を創ると言う意気込みで準備をしてきた。メンバー以外の選手達がチームをビルドアップする為に挑戦してきてくれたのが、ここまで良い仕上がりなった。最高のスタートを切れたと思う。次戦はホームに帰って鈴鹿での試合になる。良いラグビーを見せる事が出来る様に頑張っていきたい。

Q:ワールドカップに出場した3人のコンディションは
リーヘッドコーチ

レメキとスナイマンは究極のプロと言っても過言ではない2人だ。レメキについては日本代表やサンウルブズに行って離れていた時も、チームメイトと交流をとり距離は離れていてもチームと近い位置にいてくれた。スナイマンは南アフリカがワールドカップ優勝となり、遅れての合流となった。ゲームに向けて準備を進めて行く中でチームとしても幾つか変更した点があったがスムーズに変化に対応してくれた。グ ジウォンについてもワールドカップ等で多くのゲームをプレーして来ているので気をつけてマネージメントしていきたい。ヘッドコーチとして彼らを燃え尽きないように上手くコントロールして、チームを最高の状態で試合に挑んで行ける様に準備していきたい。

Q:スクラムはどうだったか
小林キャプテン

前半の部分、少しコントロールで苦しんだが、そこからはフロント3人がしっかりと立て直してくれた。途中で後ろ5人でも話し合って、しっかり低く組む事が最終的には出来た。

Q:ワールドカップに出場した3選手が帰って来て、チーム内での波及効果はあったか
小林キャプテン

身体でワールドクラスレベルのプレーを示してくれました。元々、チームに勢いを与えてくれる選手ですが、プラスアルファでより心強く良いものを与えてくれた。

(文責:大阪府協会 鈴木博之)

フォトギャラリー

■撮影者:KRPU 古田浩